20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

フレグランス

2011年03月11日 | Weblog
           

 甘い香りを好む私としてはめずらしく、柑橘系のフレグランスを買いました。
 とにかく、爽やかな香りです。
 甘さのかけらもないくらい。

 プラダの「インフュージョン ベチバー」
 プラダのこの香りを身にまとうと、しゃきっとします。

 気分次第では、うんと甘いフレグランスをつけたくなりますが、「決戦は金曜日」という日には、これをつけると身が引き締まります。
・・・と言うか、ただドリカムふうにつぶやいてみただけ。
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『マジカル★ストリート』シリーズ(日本児童文学者協会編・偕成社)

2011年03月10日 | Weblog
     
   3巻『わがまま魔女の大修行』
     
   4巻『妖精めがねさし上げます』
     
   5巻『魔法のスープめしあがれ』

『マジカル★ストリート』の3巻・4巻・5巻が発売されました。
 3巻は『わがまま魔女の大修行』
 4巻は『妖精めがねさし上げます』
 5巻は『魔法のスープめしあがれ』
 それぞれ、バラエティに富んだ、とっても楽しい「魔女」や「妖精」「天使」などが登場する、ふしぎなおはなし、7編が収録されています。
 大好評な1巻、2巻に続き、とってもかわいくて、チャーミングなご本を作っていただきました。

 私の作品「魔法使いキュキュ」が収録されているのは、5巻『魔法のスープめしあがれ』です。
 このシリーズは、川北亮司さん、石井睦美さん、みおちづるさん、加藤純子が編集委員を担当させていただき、偕成社の編集者のKさんとHさんが渾身の力を込め、作って下さった全五巻です。

 女の子たちに、人気のでそうな、ステキなシリーズが出揃いました。
 ぜひ皆さま、お読みになってください。
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東京スカイツリー

2011年03月09日 | Weblog
              

 先日来、ニュースで、スカイツリーがとうとう600メートルを超え、世界一の高さになったと伝えています。

 近頃はスカイツリーが、私のお天気のバロメーターになっています。
 曇っていてお天気が悪いときは、てっぺんが靄っていてよく見えません。
 そんなときは、傘をもって外へでていきます。
 世界一の高さが便利なのは、いまのところ、それくらいです。

 今日は午後から、神楽坂の出版クラブで「国際子ども図書館を考える全国連絡会」の運営委員会です。
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3月の雪

2011年03月08日 | Weblog
            

 昨日の東京は、思いがけず雪でした。
 気まぐれに、3月に雪がふることが、毎年2~3回はあります。
 気温は2度などと、実際は真冬のように寒いのですが、体のどこかで春を感知しながらの寒さ。
 不思議と耐えられる寒さです。
 その感知が、ただしかったようで、今日はもう気温10度を超えるそうです。
 
 雪がふっている昼間のリビングは、部屋が明るく感じます。
 雪の白さだけで、光の陰影がないからでしょうか。
 今朝のリビングは、またいつもの姿をしています。
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休日のランチ

2011年03月07日 | Weblog
            

 写真は日本橋高島屋です。
 中二階から下を見下ろしながら、夫がつぶやきました。
「子どもの頃、たまに高島屋につれてきてもらうと、すごいところだな、といつも胸を躍らせたものだ」
 新宿の牛込で育った夫が、そんなことを言うので、びっくり。
「秩父生まれの私がそう言うのなら、説得力があるけれど、東京生まれのあなたが、そんなことを言うなんて、リアリティがない気がするわ」と、私。
「昔の牛込は、田舎っぽかったんだよ」と、夫。
 昔の、その時代のなごりを残しているのが、写真うしろのアール・デコ風の照明。

 私はといえば、夏休みにデパートで食べさせてもらった、銀のカップに入ったウエハース付きのアイスクリームのことだけしか思い出せません。 
 東京があまりにも非日常だったので、こうした建物や細部のディテールに感動する余裕すらなかったのかも知れません。

 さて、昨日の休日は、夫がたまに行きたがる、高島屋の数件日本橋寄りにあるカフェで、セサミのホットサンドイッチでランチを。
 夫はここのカフェがすごくお気に入りで、ときどき「今日はあそこのホットサンドでランチにしよう」と言います。
 10年ほど前、夫はアメリカに赴任していたので、「なつかしさ?」と思いきや、
「アメリカのカフェは、こういう雰囲気じゃないな」と。
 結局ただの、おいしいパン好き。
 でもテーブルの横では、外人が英語で語らっています。
 その会話に耳をすましながら、春キャベツとベーコンのホットサンドイッチにかぶりつきます。
 なんとものどかな、休日のランチでした。
           
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中川一政展

2011年03月06日 | Weblog
                

「独行此道」(ひとりこのみちをいく)と、サブタイトルのつけられた、中川一政没後20年の展覧会を見に行ってきました。

 中川一政の、力強い筆使いがとても好きで、真鶴にある「中川一政美術館」にも足を運んだことがあります。
 中川一政は、独学で絵や、詩、短歌、陶芸を学び、彼の言葉に置き換えると、それらすべてを、「ムーヴマン」として動き関連しあいながら、97歳で亡くなるまで、表現し続けた人です。
 展覧会は、章立てになっていて、第一章は「腹の虫が動く」,第二章は「岸壁二十年」、そして第三章では「東西古今」、第四章では「生きているから美しい」として書や陶芸などを展示してあります。
 その中の随筆から、ちょっとだけ・・・。

 生きているから美しい。
 生きている息吹きが人に感銘を与えているのだと思う。
 くりかえしくりかえし見ても飽きないものは、生きて脈打っているからだ。
 画は生きていなければならぬ。

 中川一政に、なぜひかれるのか。
 それは生涯を通じて、彼を表現に駆り立てた「感動」という、創造へのエネルギーが、そこから立ち上がってくるからかも知れません。
 絵にしても、書にしても、陶器にしても、そこには中川一政の個性が、余すことなく表現されています。
 いやはや、すごいパワーをいただいてきた日曜日でした。

 ご興味のある方は、21日まで、日本橋高島屋8階ホールで行われています。
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サイコーの時間

2011年03月05日 | Weblog
            

 大きな太陽が、西の空に沈んでいきます。
 秋の日暮れとはちがって、ゆったり、ゆっくりと日が落ちていきます。

 夜のしじまが、忍びこみはじめたこの時間。
 空には一番星が、輝いています。

 太陽が西の空に沈むと、入れ替わりに煌びやかな都会の高層ビルのあかりが、あたりをまるで宝石箱でもひっくりかえしたように輝きはじめます。
 
 夕暮れの名残りのグラデーションと、忍びよる夜のしじま。
 この瞬間が、20階の窓辺から堪能できる、サイコーの時間です。
 夜景の写真を、このカメラで上手に撮れないのが残念ですが・・・。
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ファンレター

2011年03月04日 | Weblog
              

 拙作、『ただいま、和菓子屋さん修業中!』(そうえん社)に、またファンレターをいただきました。
 9歳の女の子からです。

 以前、ファンレターを送ってくれた女の子とは、いまでも文通をしています。
「先生の新しい本が早く読みたいです」
 こんなふうに書いてくださってあって、とてもうれしい気持ちになります。
 でも、ほんとうにいろいろな仕事に追われていて、なかなか自分の原稿に手が回りません。
 本末転倒という言葉が、ときどき頭に浮かぶくらい・・・。

 この忙しさ。
 まだしばらく続きそうです。
 根をつめての膨大な数の、本読み作業。合間の会議。
 再来週は、一週間すべて、会議やお出かけの予定で目白押しです。
 果たしてすべてに出席できるか、危うい状況です。
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『三月ひなのつき』(石井桃子・福音館書店)

2011年03月03日 | Weblog
          

 今日はお雛祭り。
 でもひとりなので、週末に夫が帰ってきたら、ちらし寿司を作りたいと思っています。

 やっぱり今年も書棚から、『三月ひなのつき』を取り出して、ちょっとだけ読みました。
 これって、なんでしょう。
 ノスタルジーでしょうか?
 いえ、やはり、このご本は名作だと思います。
 
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三寒四温

2011年03月02日 | Weblog
          

 あたたかったり、寒かったり・・・。
 気温が一定しません。
 でも、これが、この季節特有の気候なのかもしれません。
 
 土の下からもぞもぞと這い出した虫たちも、びっくりして、また土にもぐったり・・・。
 人間も厚手のコートを着たり、脱いだり・・・。
 ひかり輝く春を迎えるためには、それなりの試練も受け入れなくてはなりません。

 写真は、先日、散策をした岐阜・川原町での一枚。
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