20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

朝焼け

2012年12月11日 | Weblog
              
 
 近頃は、夜明けが遅くなりました。
 6時では、まだ空が真っ暗です。
 10時くらいにベッドに入り、本を読み始めたらすぐに寝てしまった朝は、6時前に目が覚めます。

 写真はベッドルームのカーテンをあけて見えた朝焼け。
 この季節になると外が寒く、どんなに朝焼けがきれいでも、ベランダに出て写真を撮ろうという気分になれません。
 と、そんなわけで、ベッドルームからパチリ。

 これからますます、起き出すのがおっくうな季節になります。
 でも友人は、先日、電話で話していましたが、この時間にはすでにウオーキングをしているそうです。
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クリスマスツリー

2012年12月10日 | Weblog
            
 
 先週の木曜日の夜、クリスマスツリーを飾りました。
 小さい子どもがいるわけでも、クリスチャンであるわけでもないのに、クリスマスシーズンには、ツリーを飾らないとクリスマスが来ないような気がするから不思議です。

 去年から、本物のもみの木ではなく、イミテーションのもみの木を飾っています。
 青臭い生木の匂いが、私は好きなのですが、クリスマスが近づく頃になると、生木は葉っぱがぽろぽろ落ちてしまい、お掃除がたいへんなのです。
 
 ツリーのそばで、モーツアルトの「愛する魂よ、何を語っているのですか~この心をみよ」を聴きながら、ひと足早くクリスマスを楽しんでいます。
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「エノティカ・ピッツェリア」

2012年12月09日 | Weblog
           
 
 今日は、恒例の12月の家族ランチ会です。
 息子の家族と、娘の家族、私たち夫婦で、一年を振り返り、おしゃべりしながらランチを楽しむ会です。

 今回は珍しく、場所を神楽坂にしました。
 かくれんぼ横丁にある、イタリアン「エノティカ・ピッツェリア」で行います。
 ちびちゃんふたりがパスタ好きなので、ついイタリアンのお店をチョイスしてしまいます。

 息子が土曜日は毎週、学会やら研究会やらでスケジュールがあわず、日曜日になってしまいました。
 しかし明日の月曜日は、じぃじやパパたちはお仕事です。
 ちびちゃんたちも幼稚園。
 早めに集まり、早めに閑散しましょうねと、話しています。
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絵本の新刊2冊

2012年12月08日 | Weblog
                
                 
 もう、かれこれ30年以上おつき合いのある、友人の作家おふたりの絵本の新刊です。

『わたしたち うんこ友だち?』(高橋秀雄作・中谷靖彦絵・今人舎)

 リアリズムで貧しさの中を懸命に生きる人びとのすがたを描き続けてきた、高橋秀雄さんの絵本です。
 タイトルもセンセーショナルですが、中味も同じくです。笑ったり、しんみりしたり・・。
 読みがたりしていると、「うんこ」の詳細な描写に、くすぐったいような、恥ずかしいような気持ちになります。
 けれど、そこをさらにすすんでいくと、その「うんこ」の描写まで、リアリズム作家の高橋秀雄の筆だと納得させられます。
「うんこ」をリアリズムに仕立て上げ、逃げずに書いています。
 また、友情をこんな視点から描く,彼のユーモアとセンスの見事さの光る作品です。

               

『千年もみじ』(最上一平作・中村悦子絵・新日本出版社)

 同じくリアリズムの旗手、最上一平さんの絵本です。
 最上一平と高橋秀雄は、なんと釣り仲間。お互いどちらが名人か、会えば口角泡を飛ばし言い合っている仲です。
 私はそんな子どものようなオトコたちの様子を、もう30年もそばで見ている友だちです。
 叙情的リアリズムを書かせたら右に出るものがいないと言われるくらい、最上一平の文章には定評があります。
 この絵本も、そんな彼の筆が光っています。
 川辺の紅葉のうつくしさと、「戦争」が、ここには静かに豊かに描かれています。

 皆さま、どうぞこの2冊の絵本、ご覧になってください。
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子ども読書推進会議

2012年12月07日 | Weblog
             
 
 今日はお昼過ぎから、神楽坂の出版会館で「子ども読書推進会議」の下半期の運営幹事会です。
 連日の神楽坂通いです。

 この子ども読書推進会議のメインのとり組みが「絵本ワールド」です。
 今年行われた絵本ワールドと、来年の予定を書いておきます。

 2012年絵本ワールド
 石川県金沢市・小松市・白山市 北國新聞赤羽ホールほか 「親と子の絵本ワールド・イン・いしかわ2012」
 福島県郡山市 ビッグパレットふくしま 「絵本ワールドinふくしま」
 奈良県奈良市 奈良教育大学 「絵本ギャラリーin奈良」
 京阪奈地区 けいはんなプラザ  「絵本ワールドinおおさか」
 鳥取県米子市 米子コンベンションセンター 「絵本ワールドinとっとり」
 新潟県新潟市 新潟県立大学 「絵本ワールドinにいがた」

 2013年絵本ワールド
 島根県松江市 松江イングリッシュガーデン 「絵本ワールドinしまね」
 栃木県宇都宮市 栃木青年会館ほか 「絵本ワールドinとちぎ」
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国際子ども図書館を考える全国連絡会

2012年12月06日 | Weblog
               
 
 今日は午後から、神楽坂の出版クラブで、「国際子ども図書館を考える全国連絡会」の運営委員会です。

 いま上野の国立国際子ども図書館では、12月4日(火)から、展示会「セント・ニコラス:世界の子どもたちが集った雑誌」を開催します。
 この展示会では、アメリカで最も優れた児童雑誌と言われた「セント・ニコラス」を、当館所蔵資料から約30点選んでご紹介しています。
 文学作品や科学読み物、世界の子どもからの投稿や日本についての記事と、バラエティに富んだ魅力をお楽しみください。

 セント・ニコラス:世界の子どもたちが集った雑誌
 主催 国立国会図書館 国際子ども図書館
 開催期間 2012年12月4日(火)~2013年2月3日(日)
 会期中の休館日  月曜日、国民の祝日・休日、年末年始(12月28日~1月4日)、12月19日、1月16日(資料整理休館日)
 開催時間 午前9時30分~午後5時
 会場 国際子ども図書館3階 ホール
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新刊文庫ご紹介4冊

2012年12月05日 | Weblog
 皆さまにご恵贈いただいているご本のご紹介がすっかり遅れてしまい申し訳ございません。
 今日は、文庫本の新刊4冊をご紹介いたします。

             

『忍剣花百姫伝 決戦逢魔の城』〔越水利江子・ポプラ社文庫〕

 ご存知人気シリーズ『忍剣花百姫伝』シリーズ第4巻です。
 いよいよシリーズは、佳境に入ってきました。
 霊剣・天竜剣に選ばれし八剣城の姫である花百姫は、「捨て丸」と名乗り生きています。
 その捨て丸が時空の扉をひらき、十年前の時間に降り立ちます。
 亡者の軍勢に決死の闘いに挑む捨て丸の運命は・・・。
 シリーズクライマックスの臨場感と、緩急の効いた艶やかな文章で読ませる、花百姫の世界のうつくしさに、酔いしれます。

             

『新島八重』(国松俊英・フォア文庫)

 やはりこれも、ご存知フォア文庫の人気の「歴史ドラマのヒーロー・ヒロイン」シリーズです。
 来年のNHK大河ドラマはこの「新島八重」です。
 江戸時代末期に会津で生まれた八重は、戊辰戦争のときは、髪まで切って戦に出向きます。
 小さい頃から男の子と遊ぶのが大好きな活発な少女でした。
 そんな八重は京都で英語を学び、聖書を読み、洋服で街を闊歩する快活で総明な女性になっていきました。そして八重は新島襄と出会い結婚していく・・・。
 そんな彼女の生涯が描かれています。
 うしろには年表もついていて、江戸から明治にかけての歴史を知ることもできます。
 新島襄の創設した同志社大学ご出身の国松俊英さん、渾身の一冊です。

             

『魔女犬ボンボン』(廣嶋玲子・角川つばさ文庫)

『魔女犬ボンボン』シリーズの第1巻です。
 骨太のファンタジー作品を多数お書きになっている、若手作家のホープである廣嶋玲子さんの、新しい児童文庫シリーズです。
 魔女を目指しているナコは、魔女になるためにはパートナーである猫を見つけなくてはいけません。ところがある日、ナコがパートナーとして連れてきたのは金茶色をした「ボンボン」と名付けた子犬でした。ママ魔女たちは猛反対。
 さて、ボンボンとナコの運命やいかに・・・。
 楽しいお話です。

             

『学校にはナイショ♂逆転美少女花緒』(吉田純子・ポプラカラフル文庫)

 ご存知、人気シリーズ『学校にはナイショ♂逆転美少女花緒』シリーズの第4弾です。
 今回は『プリンセスをプロジュース!?』です。
 華桜女学園に通っている「花緒」は実は江戸時代から歌舞伎の伝統を受け継いでいる板東家の一人息子「花三郎」です。女形の修行のため、花三郎は「花緒」と名前を変え、女学園に通わされたのです。ですからこの物語のキーワードのひとつは「歌舞伎」です。
 今回はその華桜学園の文化祭「華桜祭」が舞台です。そこでは「桜プリンセス」と呼ばれるコンテストがあります。花緒たちがプロジュースしたのは双子の姉妹である「月子」。なんとライバルである摩莉亜たちが立てたのは、もうひとりの双子の「星子」です。
 今回のストーリーも吉田さんらしい工夫満載です。

 皆さまぜひこの4冊を、お読みになってください
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『ゴシック様式成立史論』(加藤耕一・中央公論美術出版)

2012年12月04日 | Weblog
               

 忙しさのため、まだ皆さんのご本をご紹介できずにおりますのに、すみません。
 東京大学で西洋建築史を教えている、息子の新刊だそうです。↓
  
  http://www.history.arch.t.u-tokyo.ac.jp/kato/News/entori/2012/11/20_book.html
 
 学術書ですので、手に入りにくいと思いますが、ご興味をお持ちになられた方はぜひ図書館へリクエストなさってください。
 よろしくお願いいたします。
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篆刻

2012年12月03日 | Weblog
               
 
 先日、夫の仕事関係の方から喪中ハガキが届きました。
 昔は一緒にゴルフにいったり、親しくおつき合いしていたようですが、長い年月のなか仕事のセクションも変わり、ここ十数年はまったくおつき合いがなくなっていたようです。
 そこへきての喪中ハガキ。
 仕事関係の方々も、まさに寝耳に水だったのではと、夫もショックを隠せない様子で話していました。
 今ごろお香典をお送りしたらかえってご迷惑をおかけするからと、日曜日、銀座の鳩居堂からお線香をお送りしました。

 鳩居堂は1階にはときどき入りますが、2階には滅多にいきません。2階には主に、書道関係のものや、お線香、お香などを置いています。

 そこで見つけた篆刻するためのきれいな石。
 こんな石で落款を作ったら、どれほどステキでしょう。
 でも身の丈にあわない石で作ったりしたら、なんだか笑われそうな気もします。
 どんな方が、こんな石で落款や印鑑を篆刻するのかしらとしばし空想を巡らせました。
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Xmas Month

2012年12月02日 | Weblog
            
 
 銀座のアップルストアの、りんごマークがクリスマスモードなのか、赤い色で染められています。
 赤ひとつで、とたんにあたりが華やぎます。

 娘夫婦の息子の○くんが、「いよいよクリスマスマンスだね」と、しみじみした顔で、私に言いました。
 4歳でも、師走の慌ただしさや忙しさがわかるのでしょうか?

 それにしても忙しいです。
 12月21日締め切りの仕事の追い込みに加え、昨日は某賞の最終選考に残った作品も送られてきました。
 腕まくりして、年内、もうひとがんばりです。
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