20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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『かえりみちはひみつのにおい』(ふじたなほみ・国土社)

2012年12月01日 | Weblog
               
 
 昨年、国土社と日本児童文学者協会とで共同で一般公募した、小学校低学年向け創作童話
「ともだちって☆いいな」の入選作がご本になりました。

 今回の公募への応募総数は186編。そこから12編にしぼり、最終的に2編が入選となりました。
 その入選作の1編が、今回出版されました。

『かえりみちはひみつのにおい』ふじたなほみさんの作品です。
 はるやとりんちゃんは、なかよし。
 席がうしろのしげちゃんは、なにかにつけてそのふたりにちょっかいをだしてきます。おまけにいたずらっ子。
 ある日、しげちゃんのいたずらに業を煮やしたりんちゃんが、しげちゃんのひみつをみつけだしてやろうと、はるやに持ちかけます。
 カチューシャの似合うりんちゃんは、とっても勇敢です。

 そんなふたりがしげちゃんのあとをつけて、見つけ出したひみつとは・・・。
 ラストシーンが、子どもたちの気持ちを鮮やかに描き出していて、ほっこりした気持ちにさせてくれます。
 もう1編の入選作は来年の1月に出版予定です。

 皆さま、どうぞお読みになってください。
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