加賀市山中温泉の紅葉。
加賀温泉郷でも山あいにあるせいか
山代温泉や片山津温泉に比べて色づきが早い。
また、その日は気候にも恵まれ
ふだんなら見過ごしてしまうような街角が
色鮮やかな光景として印象に残った。
山中温泉は山あいの地と紹介したが
それは一方で不利な立地とも言える。
開湯1300年、松尾芭蕉も愛した名湯だが
その地理的条件が影響したのか、
近年、山代や片山津に比べ、客足が減った時期もあった。
けれども、街並みの整備や観光資源の再発信など
街を上げて取り組んだ結果、
温泉街では珍しく日中でも多くの観光客が、
それも若い女性客が街を散策する姿が見られるようになった。
そして、山中温泉でも観光名所として名高いのが鶴仙渓だ。
温泉街の崖下に流れる大聖寺川の渓流。
その流れに沿った散策路からは
約1キロに渡って四季折々の風景を楽しむことができる。
そして、もちろん、この時期の見どころと言えば
せせらぎを覆うように張り出す木々の紅葉である。
昨年のこの時期、なんとなく訪れた鶴仙渓。
その時、紅葉に見入ってからというもの
毎週のように写真を撮りに出かけた。
石川県には他にも紅葉の名所はあるのだが
今では、「自分にとっての紅葉は鶴仙渓がいちばん」との思いだ。
理屈っぽいが...そのワケを考えてみた。
その答えのひとつがこの光景ではないだろうか。
鶴仙渓は深い崖下にあり、うっそうと茂る木々が紅葉する。
その下で陽の当たらない岩場は暗がりとなり、
また川の流れは濃い群青色の背景となる。
つまりは岩場や川が自然のキャンバスとなり紅葉を引き立てているのだ。
さて、と。
取ってつけたようだが、今日は空倶楽部。
鶴仙渓にかかる「あやとりはし」から眺めた空を。
それにしても「あやとりはし」とはうまく名付けたもの。
ちなみにこの橋のデザインは
草月流家元で舞台芸術など
様々な分野で活躍した勅使河原宏氏だそうだ。
2020.11.15 加賀市山中温泉 Sony α7R3 F2.8G/70-200㎜
「9」のつく日は空倶楽部の日。
「あやとりはし」
唆る様な形、見てみたい。
いいですね〜〜〜〜!
御写真を見ながら、私もここを歩いているような気分になりました。
静かなせせらぎを聞きつつ秋色を楽しむ・・。
のんびりとした散策は今年は出来なかったです。
それにしてもあやとり橋とは素晴らしいネーミング。
私も見てみたいです。
Jさんには珍しい、多写真構成。
>その答えのひとつがこの光景ではないだろうか。
物凄い色数のモミジ。
なるほど!
お気に入りの場所と言われるだけあって
いい所ですね。
「あやとりはし」いいネーミングですね。
見てみたいな・・。
うねっていますし、揺れます。
どちらかというと苦手なんですが
ここから見下ろす鶴仙渓はきれいですよ。
全国いたるところにあって
鶴仙渓はメジャーでもないのですが
車で一時間足らずのところにあるというのは
幸せなことだとも思いました。
狭い諷歩道、三脚は立てられないので
全て手持ち。
なので、今回は数で勝負でした(笑)
色が変わり始め、変わり切らない頃
この微妙なタイミングに出会え、
幸運でした。
の他にもうひとつ。
「こおろぎばし」という桧で作られた橋もあります。
こちらは古風な温泉情緒たっぷり。
ぜひお越しください。
あやとりはし♪
これは渡ってみたいですね~!
背景が暗く落ちる水辺の紅葉スポット(^^)v
確かに最高です★
私もあやとり橋が気になります!
ほんとあやとりしてるみたいな形ですね!
面白い!行ってみたいですね〜