*本紙とは「しんぶん赤旗」のこと、この記事は2014年5月3日、
而は常用漢字表には入っていませんが、人名用漢字にとられています。
白川静 津崎幸博『人名字解』に、
*本紙とは「しんぶん赤旗」のこと、この記事は2014年5月3日、
而は常用漢字表には入っていませんが、人名用漢字にとられています。
白川静 津崎幸博『人名字解』に、
無垢
「ダウン症の子って、競争心も妬みも持たず、愛にあふれているんですよ」。翔子さんにとって、人に喜んでもらうことが自分の喜び。中でも「お母さま」に喜んでもらいたくて書道を続けています。
「彼女は『うまく書きたい』と計算せず、駆け引きのない無垢な心で書いています」。幼少期から体で覚えた文字の骨格。そこに天真爛漫で無垢な線が乗ったとき、周囲をハッとさせる奇跡が起こります。翔子さんには、たびたび書道の神様が舞い降りた のか?と、周囲を驚かせる瞬間があります。
「偶然といえば偶然ですが、私にはこんな字は書けないなと思う瞬間です。『翔子は魂の純度が高いんだなあ。それが字に表れているのかもしれない』と思いました」。1000人に1人といわれるダウン症は、染色体が人より1本多いがゆえに、知的障害もあるけれど、ひとつのことに取り組む集中力や周囲を和ませる資質を持ってます。慈愛に満ちたまっすぐな心。これは、神様が与えてくれた1000人に1人の奇跡なのでしょう。
小池啓之は2年前に亡くなった私の兄です。亡くなったのは6月で兄のこのフェイスブックを知ったのが12月でした。下の日付では亡くなる5年前に「写真の変更」ですからこの自己紹介はもっと前ですが、いつ頃か今は分かりません。ただこの頃認知症の初期という判断をされていたと思います。
今日兄の探していた「神田小学校」を検索してみました。
このブログによると、この校舎はありません。寄せられているコメントのなかに父親と「私、ともに神田小学校の卒業」という方がおられました。兄もかなり早くPCに馴染んでいたので、このブログに5年前くらいにつながっていれば「同級生が分か」ったかも知れません。それが認知症の進行を遅らせたとも思っています。
夢に近づきながら、その手前で模索していた……そんな感じです。
自分が生きている2018年夏という時代の「気配」を示すものだと思います。
見えない風を見る風紋の一つ……。
「時代の気配」をどこで感じるか、自分の生きているこの社会の一時期が自分にどういう風を送ってきてるのか。それを向かい風とするのかそれに乗るのか、それともさまようのか。
見えない風を観る目を……。
白川静『字訓』
このむ〔好む〕
【自分の心にあうものを選択的に求めて愛好することをいう。「のむ」はおそらく「祈(の)む」の意であろう。〜好はまた「好(す)く」ともよむ】
のむ〔祈〕【首を垂れ罪を謝して、祈りねがう】