「てんがらもんラジオ」139回
⇒ http://www.ustream.tv/recorded/54666253
今回のゲスト・赤崎さんが十五年前に中学校教育の現場を定年退職した当座
は淋しく新聞に載る知人の訃報を見て悲しい思いをしていたそうです。
自分も笑顔を忘れていたのです。
その頃ホームヘルパーの実習で出かけた老人施設で、じっと座りきりの老人
がいました、この人は話が出来ないのかなと思いながら話しかけ、会話ができ
ました。そのとき、この人に笑顔になってもらいたい思います。
そして、大学時代学生同士で学びあったマジックを生かしたボランティアが始
まりました。ですから赤崎さんのマジックは完璧を目差し種も仕掛けもありません、
というものではなく、何よりも見ている人に笑顔がうまれ、「面白かった」という声
が耳に入れば成功!と思うのです。
十余年続けてきたボランティアを通じて「ボランティアのふたつの鉄則」を述べ
ておられました。まず「共育」ともに育つです、そして「共楽」共に楽しむです。
人生の最後半期を豊かに送るためには種も仕掛けも見せてくれた赤崎さん
の話でした。そして、息のあったボケ役の加藤さんとともに、誰もやったことの
ない「お笑いコントマジック」を披露しようと意気込んでいます。
私はそれを聴きながら、先ほどのボランティア鉄則にもう一つ、共に笑う、「共笑」
を付け加えたい考えます。 それは赤崎さんの場合です。赤崎マジックの種が赤崎
さん自身の人生そのものだとすれば、仕掛けは特技とか特性で、赤崎さんの場合
はマジックで笑顔にするということです。
例えば、村永さんでしたら「共育」「共楽」に「ともに歌う」、「共歌」となるでしょう。
何時か、村永さんがゲストになってその人生の種と仕掛けの三つを語っている
のを聴きたいものです。