昨日のタイトル「 “ 葉山町民会議 ”という住民運動」はその発端を細川議員逮捕にあったと私は思っています。そのことについて後で触れるとして今日はやはり「細川議員除名」の葉山町議会決議でしょう。
彼の逮捕が全国に報じられた以上にこの除名も関心の広がりを示しました。
「葉山町 細川議員 除名」で検索しましたら、
「kaeruのつぶやき」も出てくるのはご愛嬌として、昨夜の「町民集会」にも取材に三四人来ていたTBSの報道を紹介しておきます。
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全体は、http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2829351.html で。
下は細川議員を懲罰にかけるために設けられた特別委員会の本会議への「報告」です。
懲罰特別委員会審査報告
平成28年7月25日の第2回定例会本会議において付託された「議員細川慎一君に対する懲罰の件」については、同日、慎重に審査を行い、次のとおり結論を得ましたのでご報告いたします。
本件の趣旨は、本年7月20日開催の全員協議会において、細川慎一議員は、会派室での覚せい剤所持・使用と議会前に能力を発揮するために使用したことを認めた。
この言動は、葉山町議会基本条例第16条に反するものであり、議会の品位と尊厳を著しく損なうものであることから、懲罰を求めているものです。
審査にあたり、本動議の当該議員である細川議員からは一身上の弁明の申し出はありませんでした。
なお、議長から、議会は細川議員に辞職勧告決議を可決しているため、本日朝、細川議員に辞職の意思確認をしましたがq、「まだ決まっていない」との返答であったとの報告がありました。
委員からは、「本町議会会議規則第101条では、『品位の尊重』として、『議員は、議会の品位を重んじなければならない。』と規定している。議会の品位とは、その構成員である議員が保持ずべき道徳、良識、倫理、ないしは礼儀等を指すものである。7月20日開催の全員協議会で、細川議員が逮捕後初めて、自らの行為等について議会に対し直接釈明を行った。その中で、裁判での『覚せい剤を使用したのは、ビデオボックスや自k宅、議員控え室であり、議会前に能力以上のものを発揮したかったためである』との検察の冒頭陳述内容を事実と認める発言があった。このような細川議員の発言を、議会として到底看過することはできない」、「人事院の職員に係る懲戒処分の指針によれば、麻薬・覚せい剤等の所持又は使用は懲戒免職である。議員であれば覚せい剤をし使用していいということは断じてなく、悪しき前例を作るわけにはいかない」、「細川議員が事実と認めた『議会前に、能力以上のものを発揮したかったため会派室で覚せい剤を使用した』ということは、もし、細川議員が会派室で覚せい剤を使用当時にそのことが発覚していた場合、すくなからず覚せい剤の影響のある状態で議会の会議に出席していたと考えられる」、「会派室で覚せい剤を使用するという細川議員の行為は、議会の尊厳と信頼を著しく傷つけるものである」、「細川議員は町民の負託を受けて議員になったと全員協議会で発言したが、他の議員も同じようの町民の負託を受けている。町民の意見は、細川議員は一日も早く議員を辞めるべきとのことである。議員として民意を反映させるため除名を求める」との意見があり、委員の総意として懲罰を科すべきであるとの意見でまとまりました。
よって採決の結果、
細川慎一議員に対し懲罰を科し懲罰を科することについては、全会一致により懲罰を科すべきものと決しました。
次に、科すべき懲罰については、全会一致により除名の懲罰を科すすべきものと決しました。
以上ご報告いたします。
平成28年7月25日
(この「報告」はブログ「坊ちゃん葉山」に掲示されたものです。当ブログは、http://blogs.yahoo.co.jp/bluesheetfarmer です。)