20年前の1月21日から日本共産党の本部で一年間で『資本論』全三部を読む学習会が始められました。
そのスケジュールはこれです、
この学習会は当初予定した規模を大きくこえて300人超になり、第21回目の講義を最終として成功のうちに12月16日に終了しました。その全体の講義内容が “『資本論』全三部を読む” の全7巻として刊行されたのが、2003年4月から翌年5月にかけてでした。
最近この全7巻の新版が刊行されはじめ第一巻が昨年11月、第二巻が今日店に並びました。改訂版としてではなく“『資本論』全三部を読む 新版” と銘打たれています。それは何よりもこの間に『資本論』自体が『新版 資本論』として、不破さんを中心にした研究によってマルクス自身の研究成果を反映させた内容になって公刊されていたからです。
kaeruも2014から2017年にかけて地元で4人ほどの勉強会でしたが、一応第3部の終盤まで読みすすめてました丁度総選挙に突っ込み、はじめての共闘で臨む選挙戦で「読む」方が放棄されてしまいました。
『新版 資本論』を買い揃え一通り読み通しましたが、もう一度不破さんの講義の新版を手掛かりに読むことに挑戦してみたいと思います。幸いがんという病も抑えられて今年から6ヶ月おきの検査に移ることができ、落ち着いて読みすすめられるでしょう。今年の賀状に『資本論』を読み続けています、と書かれたものもありその友人とも連携をとりながらすすめたらお互いの励ましにもなるでしょう。
「一年の計は元旦にあり」からいうと「遅い」計ですが、この諺は旧暦時代からでしょうから、今年の旧暦での元旦・2月1日を前にしての決意表明です。