kaeruのつぶやき

日々のつぶやきにお付き合い下さい

うたごえを響かす。

2014-11-30 21:26:26 | 「てんがらもんラジオ」

 明日から12月です、今年最後の1ヵ月というより新しい年に向けての1ヵ月

にしたいという思いにさせてくれたのがこのブログです。

 まず、その中の一枚の写真を、迫力を感じてもらたいので大き目に。

 ブログ全体はこちらで、

http://blog.goo.ne.jp/chidori-t/e/0ce553e93d736ad645e097e560fef1e7

 ここで紹介されている大迫さんにつては、こちらで。 

お母さん象のように。  2014-07-24 

 お母さん象と子象の群像です。

 「はじめから道は無い、人の通った所が道になる」、という言葉がよく分かります。

 30年の歩みで切り拓いた道を、さらに広くさらに遠くへ、全国へ。

 ここにも、「鹿児島から全国へ」の響きを感じます。


今日は文化運動の現場。

2014-11-29 22:02:14 | 「てんがらもんラジオ」

   昨日の続き、地域での文化運動の話です。

   今日は映画上映運動で観てきた映画は上の写真の通りです、聴いてきた話も

そこにある「熊井明子さんのお話」です。明子さんは映画「千利休」の監督

故熊井啓さんの夫人で「熊井啓の映画づくりと共に   そして今」と題されてい

ました。

    1000名余の会場はほぼ満席でした。取り組みの中心になっているのは神奈川

県横須賀市で16ミリ映画の上映技術を持っている方々の「16ミリ試写室」と

いう団体です。今日の会場で頂いた団体のニュースがこれです。

   このなかに、会員の「今気になること」というコラムがありました。

「38年間続けてきた16ミリの活動に参加し会員の皆様に見守られながら続け

ていられる。(略)会員の皆様の活発な活動に刺激された人生も良かった、振

り返ることができる81才の年寄りです」とあります。  

    ニュースの「あとがき」に、

「(今回のニュースづくりは)すべてeメールで確認した。5人の委員は全員

メールで対応できIT時代到来を実感した。会でのPC操作研修は平成11年から

始まり、この先見の明によって、会員の平均年齢が70歳近い専業主婦がここ

まで習得でき、時代の波にも乗れた。感謝です。」とあります。

 


「てんがらもん143回」、パンと犂。

2014-11-28 21:26:00 | 「てんがらもんラジオ」

   今回の「てんがらもん」を聴いて「人はパンのみに生きるにあらず」

という言葉をメモしていました。文化運動の一つである演劇鑑賞を運動

として進められているゲストの宮脇さんから、大きな刺激を受けたから

です。

    この言葉は聖書によるもので、だから趣味などを持ちなさい、という

風に使われているようです。しかし、聖書ではこの後「神はそのお口か

ら出た言葉のひとつひとつで、人を生かしてくださる」とつながるので

すから、趣味の必要性を強調するため引用するのは場違いでしょう。

 

    岩波文庫の『福音書』の訳者はこの部分に「(パンが無ければ)神はパ

ンを造って」という文を補足して、ここは「徹頭徹尾食物の問題で霊魂

の問題ではない」、だから「人はパンだけでは生きられない、霊の食物

としての神の言葉がいる、という意味に訳することは誤っている」と述

べています。私にはこの当否を判断する力はありません、しかし宮脇さ

んの話に心動かされたのは、神の言葉の必要性ではなかったことは言え

ます。私の頭に浮かんだのは、パンを右手に左手は犂(すき)に掛けて、

今日のパンを口にし、明日のパンをつくる農夫の姿です。

   犂(すき)は家畜を使って耕す道具を意味し、耕すという英語の

カルチャーは文化という意味でそのままカルチャーセンターなどと使われています。

人の暮らしのなかでパンと同じ様に重要な文化、その意味で「人はパン

のみに生きるにあらず」とメモしたのかと思い至りました。

 

    そして、「てんがらもんラジオ」にしても関係するブログにしても

文化現象であり文化活動です。演劇鑑賞運動に若い日の情熱をそのま

ま燃やし続けている宮脇さんに学び、「てんがらもんラジオ」とブロ

グという文化を運動として発展させたいと思います。

    もうひとつ、そういう文化運動に意識的に関わっている人々は、常

に精神の若さを保てるということです。それは毎回の「てんがらもん

ラジオ」が見せてくれています。

    


「てんがらもん143回」短評。

2014-11-27 23:50:06 | 「てんがらもんラジオ」

  今日の「てんがらもん」については明日もう一度感想を書かせてもら

いますが、今夜中に触れておきたいことがありますので、そのことだけ

先行させます。

    それはこの番組を視聴しながら、信州上田のある婦人のことを思って

いました。彼女も上田で市民劇場の取り組みをすすめているのです。私

より上の年齢ですから、80歳を越えています。でも頭に浮かぶ彼女に

どうしてもおばあさんという声は出てきません。「あの元気なおばさん

は、選挙の真っ只中だろうし、市民劇場の取り組みでも頑張ってるだろ

う」という思いしか出て来ないのです。

 

   村永さんをはじめとして今日の担当者ばかりでなく、津曲さんを先頭に

この番組で拝見する皆さんの元気さ!年齢に比較してとか言う水準を越え

ています。先程の上田の婦人も含めて、それが何処から来ているのか。

    今日のゲストの話の中にも答がありそうです。

    視聴中のメモに「人はパンのみに生きるにあらず」と書いてあります。

観劇運動に夢中になる、宮脇さんの話から浮かんで来たのですが、単に演

劇の鑑賞が趣味ですだけではこういう元気さは出て来ないのでは、と思う

のです。そんなことを頭におきながら感想をまとめたいと思います。


終りから始まる一生。

2014-11-27 22:56:11 | 詩的なつぶやき

    昨日の詩を紹介した 『詩と人生について』 にこんな詩が紹介されていました。 「一生」と題する詩の一番目の節は、

  僕は未(いま)だ年齢(とし)を取らない。でも僕は赤坊(あかんぼう)になってしまった。僕は両親をもって居る。乳母(うば)の唄が輝いて、僕の夢は温(あつ)たかい。

   で始まります。

第七節最後の節は、

   僕はもう年齢を取らない。到頭僕は死んで仕舞った。僕は毎日種々(いろん)な祈祷(いのり)の声を持って居る。この快活な魂が輝いて、僕の灰は温たかい。

    実はこの本を私は終りから頁をめくっていました。ですから、この詩も第七節から読んだのです。そしてこの詩をこんな風に読み終わりました。ただ「取って行く」という意味は言葉通りに解釈しています。

 

       終りから始まる一生

   僕はもう年齢を取らない。到頭僕は死んで仕舞った。僕は毎日種々な祈祷の声を持って居る。この快活な魂が輝いて、僕の灰は温たかい。

   僕はずんずん年齢を取って行く。僕は老人(としより)になって仕舞った。僕は大きい手やら小さい手やらで組まれる大きな環(わ)を持って居る。限りない空が輝いて、僕の全身が温たかい。

   僕はずんずん年齢を取って行く。僕は壮年になって仕舞った。僕は可愛い赤坊の声を持って居る。白い頭布(ずきん)が輝いて、僕の額(ひたい)は温たかい。

   僕はずんずん年齢を取って行く。僕は青年になって仕舞った。僕は一つの手紙を持って居る。愉快な顔が輝いて、僕の心は温たかい。

   僕はずんずん年齢を取って行く、僕は少年になって仕舞った。僕は錫製(すずせい)の犀の玩具(おもちや)を持って居る。印度の砂が輝いて、僕の踵(かかと)が温たかい。

   僕はずんずん年齢を取って行く。僕は子供になって仕舞った。僕は玻瑠(がらす)の笛を持って居る。日は真白(まつしろ)に輝いて、僕の背中が温たかい。

   僕は全部の年齢を取って来た。そして僕は赤坊になって仕舞った。僕は両親を持って居る。乳母の唄が輝いて、僕の夢は温たかい。


死という詩。

2014-11-26 23:39:24 | 詩的なつぶやき

  『詩と人生について』という本をめくっていたら、「死」と題する

詩がありました。一年前に死んだ友人のこともあったりしてこの詩

が目に入りました。

 

             死                川路 柳紅

 

   「死」がここにいたなら

   しっかりと「生」を握ろうーー

   おまえにとられないために。

 

   「死」がむこうにいたなら

   じっとして話しをしてみようーー

   鏡にうつる姿と話しをするように。

 

    「死」がしずかにやってきたなら、

    快く眠ろう、たったひとりでーー

    ちがった朝をむかえるために。


未来は青年のものである。

2014-11-25 13:27:24 | せいじの政治カフェ

 来年大学進学をめざす内の孫は、政治家をめざすと言っています。 東日

本大震災支援では神奈川県内の大学生・高校生と一緒に出かけたり、葉山

町の日本共産党の人達と一緒に出かけました。それらを通じて政治への関

心がおきたのでしょう。 今年3月まで高校で生徒会長をつとめてことも、そう

いう思いの一環だったと思います。

 青年こそ社会の近い未来の担い手です、みずから自分達の力で次の社会

を創造していこういう気持ちを大切にしていってもらいたいと思います。

 今度の総選挙に青年の期待と力を寄せらている姿を今日の 「しんぶん赤旗」

が伝えています。それが下のURLです。  

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-11-25/2014112501_01_1.html

 ここに写真を載せておきます、記事を紙面でお読みください。


広島から信州上田に。

2014-11-25 13:05:42 | 信州、なかでも上田。

 今日の 「しんぶん赤旗」 を広げましたら目についたのがこの写真とこの人の紹介です。

 藤川さんは 「上田市民エネルギー」理事長を務めます。 広島県出身で9年前に上田市に来られたとのことです。 そう聞けばここで紹介したくなります、記事は画面を拡大すれば読めるかと思いますので、一読を。


続 新しい政治の芽生え。

2014-11-24 22:45:52 | せいじの政治カフェ

今日の「しんぶん赤旗」のこの写真と記事は昨日の「つぶやき」の続

きです。

   記事の中の1区のあかみねさん(日本共産党)と4区の仲里さん(無所属)

の発言を紹介します。

あかみねさん「(自民党前職の)4氏を倒し、『新基地ノー』の県民総意を

示したい。私たち4人の勝利が新基地反対の翁長雄志新知事を強力に支える

力になる」

仲里さん「公約とは何かが問われる選挙だ。『オール沖縄』に保守も革新も

ない。TPP(環太平洋連携協定)反対で頑張る」

 

今日の「琉球新報」で、上の記事と関係しますのであわせて読んでみて下さい。

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-234930-storytopic-125.html


新しい政治の芽生え。

2014-11-23 23:57:37 | せいじの政治カフェ

    この写真は今日付けの「しんぶん赤旗日曜版」です。

    ここに見える仲里さんの肩書は元自民党県連顧問で、記事のなかでは西銘

衆院議員の後援会長だった、と語っておられます。しかし、今回の選挙には

公約破りの西銘氏に鉄ついを下し、県民の闘いを一層進めるため立候補する

ことになりました。

    この知事選を通じての感想をこう述べておられます。

《今回、革新の方々と付き合ってみて、違和感がないんだよ。ぼくは、以前

は「共産党とは、絶対に一緒にならない」と思っていましたが、イメージが

変わった。正統派でぶれない。共産党の方々は常に裏方に徹して選挙を支え

てくれました。》

 

    沖縄では今回の総選挙を知事選の枠組みで共同で闘うことになり、1区は

共産党の赤嶺さん、2区は照屋さん(社民)、3区が玉城さん(生活)、各

々現職です。4区が仲里さんになりました。

 

   これは各政党が何よりも県民の団結のうえに、それを一層進める立場から

組んだ共同闘争のかたちであり、沖縄の教訓として注目されます。