昨日に続き、本を⤴️します。
1月1日からもうすぐ2ヶ月が経とうとしてます。
現在は「戦時情報管制下」ではありません、が、
かつてこの本が私たちに教えてくれるような戦争遂行のため、人命無視の情報管制が行われていたのです。
実は先ほどから「つぶやき」ながら以前このブログで、この本を紹介していたことを思い出していました。
これです、
今回本の目次を⤴️しておきます、
ページ数を略して、
母の一生を変えた一人娘の死
「はしがき」にかえて―
二大地震の社会背景と概況
救援よりも国民監視
関東大地震を超えるM8・0
直下型地震の追い討ち
軍機保護法下の新聞報道と学術調査
東南海地震=各県の被害
愛知県—壊滅した軍需工場と勤労学徒の死
静岡県—全滅の歴史を再現した太田川・菊川流域
三重県—大津波荒れ狂う熊野灘沿岸
和歌山県—その他 震央から三〇〇キロの大阪にも被害…. 34
三河地震=各町村の被害
空襲警報下の集団火葬
疎開学童たちの悲劇
ああ、全滅の明治村
最後の天気予報
参考文献と写真出典一覧
あとがき
前回のアップに田村高廣さんの言葉が記されていますが、その最後の部分に大きく共鳴しながらここにも記しておきます。
だから今、『戦争反対』 を口先で叫ぶだけではダメですよ。その戦争をくりかえさないために、どうしなければならないか、もっと考えるべきではではないですか。戦争は人災でしょう。だからこれは政治の姿勢や人の考え方によって防ぐことができる。しかし地震は天災ですから、起こること自体は防げません。だけど今は科学の力でそれを予知できるというでしょう。それなら何百億円もの金を使って戦争の道具である飛行機などの兵器を買うよりは、地震の予知のために必要なコンピューターを買うとか、技術者を配置するようにしたらどうでしょう。たとえばのことです。戦争は、それに人間性もムチャムチャにする、いやですね。そんな体験をみんな、それぞれにしたのですから、戦争反対ということをもっと真面目に考えるべきですよ。ただ言うだけでなしに……