kaeruのつぶやき

日々のつぶやきにお付き合い下さい

「てんがらもん127回」、世界一の長寿国の高齢者として。

2014-07-31 21:14:54 | 「てんがらもんラジオ」

 この番組を日本が去年、男性の平均寿命が80.21歳ではじめて80歳をこえ、

女性も86.61歳で、一昨年につづき世界一の長寿国になったと報道されたあと

に視聴しました。

 番組のURLは、http://www.ustream.tv/recorded/50737836

 世界一の長寿国になった私たち、特に高齢者は寿命の長さに相応した安定し

た暮らしを最後まで保ちたいと思います。 その思いを自分の住んでいる地域で

実現するうえで、この番組の内容はかなり有効だと思いました。

 もし、番組を視聴されるなら、こんなことを自分に問いかけながら視聴されたら

と思います。それは「自分の住んでいる地域で世界一の長寿国にふさわしい高

齢者の暮らしをつくりだすために何をやったらいいだろう」と。

 私は番組を視聴した結果、ひとつの方向が示されたと思いました。そのことは

このブログでも「つぶやき」だすつもりですが、今は番組の感想を述べます。

 

 まず、ゲストの上江川さんの取り組みから学んだことは、NPO法人に係り合い

を持つに至った姿勢です。その契機になったのが、退職後の生活の実感からふ

たたび社会との繋がりをつくり出したいと行政書士の資格も取り、NPO法人を立

ち上げたということでしたが、その姿勢です。

 そして取り組まれたNPO法人の活動で印象に残っているのが、NPO法人とし

て会員の入院保証を引き受けるという話でした。

 私も身内の入院保証人になることがあり、病人と保証人との関係は、日常生活

のなかでの信頼関係があることです。それだけに法人として保証人を引き受ける

ということは、会員相互がお互いの生活の実態も分かり、お互いの心の襞にも行

き届くほどの信頼が成り立っているからだろうと思います。

 話の中で紹介されたいました独り暮らしの高齢者が、施設などに入ることなく、

住み慣れた我が家で最期を迎えたいという希望を考えた場合、この信頼関係が行

届いた地域のネットワークの存在が欠かせないでしょう。

 そのような関係のなかでこそ、エンデングノートを書くことも進むのではないでしょう

か。

 

 世界一の長寿国で高齢者がどんな暮らしをしているか、世界が注目しているに違い

ありません。それらの人に良い知らせを届けられるようすることも我が国の大切な国際

貢献です。


「雲」さんのこと。

2014-07-29 21:01:46 | せいじの政治カフェ

   一昨日の続きになります。

 なによりもこれを読んで下さい。

http://blog.goo.ne.jp/kumonokumotarou/e/37ba3f3b1bd712b3096cd93adddc178b

   多くをつけ加えることはありません。今これを読んでくださっている方に広島

長崎の被爆体験者がおられるかも知れませんが、極少ないかと思います。

   「雲」さんが初めて話す当時の体験です。体と心に刻んできた同胞の体験です。

肉親ではありませんが、現代に生を共にしている日本人として心して読みました。

 


ゴールがスタート。

2014-07-28 19:29:12 | kaeruの「おくのほそ道」

 タブレット購入の際通信方法を変えたらしく、スマホに「通信サービスはあ

りません」と表示されはじめ、「奥の細道」の進行状況が分からなくなってい

ました。ところが、24日に下のような知らせが入っていました。

■ 奥の細道の旅

おめでとうございます。全行程踏破しました。
初めからスタートする場合は、詳細画面から「再チャレンジ」を行なってください。

○スタート日  2013年09月03日

○ゴール日  2014年06月20日

○所要日数  291日

○ゴールまでの合計歩数  2,548,107歩


 なにもお目出度いことはないのですから、「おめでとうございます」 より 「おつか

さまでした」 とかいう方があっていたと思います。 291日要したということです

から平均8756歩、歩かなかった日もあったわけで一日1万歩という目安は達成

しているでしょう。

 ゴールになった大垣での最後の「別れ」についての長谷川さんの話も紹介しなけ

ればいけませんし、芭蕉の総歩行距離の「謎」についても何もわかっていません。

だとすれば、これで終わりにするわけにはいきませんので、三度目の「旅」に向かう

積りでした。 地図の方は、すでに深川に「スタート」の旗が立っています。

 ということで、

このように三度 「おくのほそ道」へ向かうようになっています。

 スタートは今日28日か29日になるのでしょう。


「雲」さんと肥田さん。

2014-07-27 15:19:04 | せいじの政治カフェ

 「雲」さんとは「kaeruのつぶやき」にもブックマークしているブログのHNです。

私の10年年長者ですから、1945年の終戦時が18歳でした。25日のブログ

に「老人の独り言」としてその年の広島でのことを書かれていました。

 そのなかに 

   原爆忌近着く朝を来て坐る 大田河原の石の温もり  雲

 の一首がありました。 

 URL→( http://blog.goo.ne.jp/kumonokumotarou )

 大田川の名に憶えがありましたので、検索してこの頁に出会いました。

 その人が肥田さんです。かなり長い文章ですが、およみ頂ければと思います。

ここをクリックして下さい。

医師が見た被爆者の生と死 肥田舜太郎先生 - nifty

 

なお、今日の「しんぶん赤旗」の広告に肥田先生の本がありましたので、併せて。


お母さん象のように。

2014-07-24 18:54:12 | 「てんがらもんラジオ」

 第126回 「てんがらもんラジオ」のURLは、 

 http://www.ustream.tv/recorded/50448841 です。

 

 色々な人の話を聞いているとき、ひとつのイメージが突然浮かんでくる時

があります。 大迫さんが 「母さん象」 のイメージと重なったのは、アニメ

「象列車がやってきた」の上映運動の話をしたときでした。

 「てんがらもんラジオ」第126回のゲスト・大迫より子さんの肩書は「社会福

祉法人 麦の芽福祉会」 と 「鹿児島子ども療育センター園長」というのです。

 それがなぜ、「母さん象」になったのか、二度目を視聴しながら思ったのです

が、アニメ上映運動の話の前に伏線がありました。いやその前、前日の村永

さんのブログで、知る限りでは大迫さんが鹿児島県内最大のバイタリティーと

迫力をもった人だという紹介です。

 たしかにそういう面はあるでしょう、でも何という優しさをもったバイタリティー

でしょうか。小学校の先生だった時、就学してくる障害児の問題に接し、その母

親たちが子どもが丁寧な教育を受けるなかで 「もっと早くから援助があったら、

この子も違っていたのですかねー」という話をききます

 当時の障害児の親達が就学前は行き場がなく不安を抱えながらの子育てだ

ということが分かってきました。

 大迫さんは自分の母親の笑顔の話に触れながら、障害児の母親たちの涙が

笑顔に変わって希望をもって子育てができたらいいなーって、そう思ったそうです。

 それから30年、今日の県下130ヶ所以上の療育施設へと発展してきました。

 大迫さんの迫力の出どころは、問題をつねに社会に明らかにする姿勢にあります。

そして、障害児が育ち成人になった障害者が生涯暮らしていけるような町づくりへ

発展していくのです。

 その取り組みを通じて、つねに戦争と平和の問題とはなれることができず、平和

なくして生きていけない立場から、今日の「集団的自衛権」問題に戦争の危機を指

摘されました。

 

 象は子どもの象を囲んで移動します。そのイメージが大迫さんとその周りの人たち、

村永さんだったり清原先生だったりしているのでした。


戦争を知っている者の声。

2014-07-23 12:00:49 | せいじの政治カフェ

 「戦争をする、人を殺すということがどういうことか、安倍総理は全く想像力

が働いていない」 と批判したのは元陸上自衛隊3等陸曹 ・ レンジャー部

の井筒高雄さんです(下の写真)。

 井筒さんの発言を、「しんぶん赤旗」の記事から紹介します。

 

 21日さいたま市の公園で開かれた 「オールさいたま市民集会」での井筒

さんのゲストスピーチは参加者の心を打ちました。 井筒さんは1992年の

PKO法成立に伴い依願退職しました。

 「日本への直接 ・ 間接侵略に対して国を守るという誓約書にはサインを

したが、海外の、日本とまったく関係ないところで戦争をしろというのは、明

らかに契約違反だ」と強調。 そして、「だまされず、ぶれず、委縮せず、継続

してみなさんと共にたたかい、安倍総理の暴走を食い止めたい」と訴えると、

会場は大きな拍手で包まれました。

 2200人を超す市民は集会後市内をパレードしました。

 

 

 なお、井筒さんが25日横浜市内の「集団的自衛権阻止7.25県民集会」

でも訴えます。 「集会」については http://www.kokuminkaigi.org/ を。


コンピュータ棋士の実力。

2014-07-22 21:30:45 | 本のひと言

 2014-05-26 この「つぶやき」でコンピュータ将棋のことにふれました。

このテキストにそれに関連することが書かれていましたので、メモしておきます。

 ≪2014年3月から4月にかけて開催された、コンピュータ ・ プログラムと人間のプロ

棋士が対戦する第3回将棋電王戦は、ロボットがコマを操作することでも話題になりまし

たが、コンピュータの4勝1敗で決着がつきました。

 12年1月に開催された第1回将棋電王戦は当時の日本将棋連盟会長の米長邦雄永

世棋聖が対戦しましたが、コンピュータの勝利でした。永世棋聖は現役を引退しておら

れたとはいえ、これがプロ棋士にとって最初の敗戦でした。

 翌年には現役の実力棋士が相手した第2回将棋電王戦が開催され、プロ棋士も事前

に相当の準備をしましたが、結果はコンピュータの3勝1敗1分となり、年ごとにコンピュ

ータの実力が向上していることを証明しました。≫

 

 

 コンピュータ 対 人間の歴史では、最初にチェスでコンピュータの勝利そして将棋でも、

しかし囲碁ではまだまだ人間の方が優位という段階だそうです。

 それは推定すべき手数の差異に原因があります。

 チェスでは最初に計算すべき指手が10の120乗、将棋は220乗であるのに対して、

囲碁は360乗になり、現在のコンピュータの計算速度では不足しているとのことです。

 2013年にプロ棋士を破ったプログラム「GPS将棋」は1秒で2億7000万手を判断

するために680台のコンピュータを連動させているとのことです。

 参考までに、ということで、

≪8枡×8枡のオセロは競技の内容が単純ということもあり、手数は10の60乗しかな

いため、コンピュータは最終局面まで読切ることができ、もはや人間は勝利することが

できません。≫ だそうです。