いつものことで恐縮ですが、今日のワイコマさんのブログから頂いて来ました。6月1日は「何の日」として10の例が紹介されています、そのうちの「更衣(ころもがえ)」、
他の「◯◯の日」はこちらで、
更衣が夏の季語だということは知っていましたが、面白いのは “民間では更衣と言わず「衣替え」と言うようになった” というところです。試しに、川柳では「更衣」は使われていませんでした、みんな(と言ってもネットで目についた範囲)衣替えでした。
例えば、
夏のブラ チラ見え用に 衣替え 匿名希望の女の子
傲慢な 政治に必要 衣替え 豆助
カメレオン 周囲に合わせ 衣替え ティム
などがあります。
俳句の方では、
としとへば片手出す子や更衣 一茶
更衣年輪人をつくりけり 鈴木真砂女
卒寿にもいささかに夢更衣 保津 操
三句づつでは比較にならないでしょうが、それでも川柳は民間のいわゆる庶民の詩・文芸ということでしょう。
俳句で「衣替え」と詠むとそれは川柳だ、などと言われるのでしょうか、今月の句会で更と衣替えの二例を出してみようかな。