
市内を流れる玉川を柳橋で渡ると小さな公園があり、「倉吉流しびな」の銅像がありました。

鯉が泳ぐ玉川沿いに、江戸末期から明治時代にかけての町並みが保存されています。
白い土蔵、黒い焼杉の腰板に赤い瓦をのせた昔ながらの懐かしい風景です。
赤瓦の建物のうち九つが公開されています。

江戸時代から伝わる郷土玩具・はこた人形の工房がある二号館。

越後屋六代目の三好明さんと奥様が、和紙を何枚も貼り合わせ絵付けをする張り子人形を作っておられます。
こちらも後継者難で「私たちの代で終わりになる…」と奥様が淋しげにつぶやかれました。

ここでは絵付けの体験で自分で顔を描くことも出来ますが、私たちには到底無理です。
お土産に一体分けて頂きました。とても優しい和やかな顔のお人形です。

代表的な赤瓦建築。一号館。
大正時代の醤油の仕出し蔵だったとか。内部は物産館になっています。