…があるのを、ご存じですか?
一ヶ月ほど前に読んだ「ひとつとなりの山」に登場します。
「若いときはともかく、ある程度トシをとると、山とのかかわり方も、「ひとつとなり」がいい」と、あまり有名でない山への「ひとり登山」(単独行と言わないところが奥ゆかしい)を綴った池内紀さんの紀行集です。
著者は1940年姫路生まれのドイツ文学者で、ゲーテ「ファウスト」などの翻訳の他。エッセイストとしても有名です。山好きな人ということを、この本で始めて知りました。
北海道から鹿児島県まで個性的な20の山が選ばれていますが、その中で私の登ったのは籠ノ登山、燕岳、蝶ヶ岳、雪彦山、剣山のわずか5山。
この山を読むと、標題の「日本国」をはじめ、他のどの山もとても魅力的で、すぐにも行ってみたくなります。
山の選び方だけでなく、下山後の温泉の楽しみの他、歴史・民俗・伝説・動植物の話し…とまさに談論風発。軽妙洒脱な語り口で、退屈させません。面白い本でした。
一ヶ月ほど前に読んだ「ひとつとなりの山」に登場します。
「若いときはともかく、ある程度トシをとると、山とのかかわり方も、「ひとつとなり」がいい」と、あまり有名でない山への「ひとり登山」(単独行と言わないところが奥ゆかしい)を綴った池内紀さんの紀行集です。
著者は1940年姫路生まれのドイツ文学者で、ゲーテ「ファウスト」などの翻訳の他。エッセイストとしても有名です。山好きな人ということを、この本で始めて知りました。
北海道から鹿児島県まで個性的な20の山が選ばれていますが、その中で私の登ったのは籠ノ登山、燕岳、蝶ヶ岳、雪彦山、剣山のわずか5山。
この山を読むと、標題の「日本国」をはじめ、他のどの山もとても魅力的で、すぐにも行ってみたくなります。
山の選び方だけでなく、下山後の温泉の楽しみの他、歴史・民俗・伝説・動植物の話し…とまさに談論風発。軽妙洒脱な語り口で、退屈させません。面白い本でした。