ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

ウエストン祭の想い出 (6月3日)

2009-06-03 16:35:04 | 過去の今日
「丹波のたぬき」さんのBLOGを読んでいて、8年前の今日、
ウエストン祭に参加したことを思い出しました。


上高地の梓川畔にあるウエストン碑です。
ウエストンはイギリス人の宣教師として来日、日本アルプスを
世界に紹介した人として知られています。

毎年6月の第一日曜日(2009年は6月7日)、この碑の前で
ウエストン祭が行われ、日本アルプスは本格的なシーズンを
迎えます。(写真は別の年の秋のものです)


2001年6月2日、島々谷を遡り、徳本峠(とくごうとうげ)
越えで上高地を目指します。
ウエストンが何度も通った道だと思うと感慨深いものがあり
ます。


午後1時頃、徳本峠に着きました。
残念ながら、梓川を距てた前穂高の山頂は雲に覆われています。


峠から上高地への道は、残雪に覆われていました。
滑らないように慎重に下ります。
この夜は上高地の日本山岳会上高地山岳研究所で一泊。


雲一つない眩しい程の青空で明けた3日。
大塚博美日本山岳会会長(当時)の式辞で式典が始まりました。


女性だけの登山クラブ「エーデルワイスクラブ」による山の歌合唱。
手前から3人目の赤いベレー帽の方は、クラブ創設者の坂倉登紀子さん。
1910年生まれですから、このとき91歳!
私たちと同じように昨日は徳本峠を越えて来られたのです。

(坂倉さんは、昨2008年12月、鬼籍に入られました。
改めてご冥福をお祈りします)


何度も見た河童橋からの穂高ですが、あの日の真っ青な空の下の姿は
今もはっきりと目に焼き付いています。

二上山で見た花

2009-06-03 09:03:25 | 花日記
昨日はササユリばかりに気を取られがちでしたが、
他にもこんな花たちに出会いました。


ネジキ
花簪のように風に揺れています。(鹿谷寺近くの展望台)


シライトソウ
林の中でひっそりと…(鹿谷寺~展望広場)


ママコナ
たくさん群れて咲いていました。(馬ノ背~雄岳)


スイカズラ
金銀草の別名通り、美しい色を競っています。(岩屋近く)


ニワトコ
こんな色鮮やかな実をつけていました。(下山路)