ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

今日は何の日 (6月26日)

2009-06-26 20:49:35 | 四方山話
今日は「雷の日」だそうです。
平安時代<930年(延長8年)>、平安京の清涼殿に雷が落ちて
大納言の藤原清貴が亡くなりました。
讒言によって太宰府に流された菅原道真の怨霊のせいと恐れられ、
道真は「天神」として名誉挽回…というのがいわれとか。
幸い今日は雷は鳴らず、いいお天気でしたが…。



山での雷は怖いものです。
何度か肝を冷やしましたが、これは
1994年7月、金峰山の冨士見小屋の前にあった看板です。

登山愛好者のみなさん、お互いに注意しましょう。

ベニシャクヤクに会いに行きました (6月25日)

2009-06-26 15:02:12 | 花日記
梅雨の中休みで好いお天気になりそうです。
今年も大峰山系のこの山に花を見に登りました。



家から2時間。登山口に駐車して、吊橋を渡ります。
昨日の雨でまだ湿り気が残る山道に入ります。



冷たい湧き水を汲んで…



階段道を登ります。汗ばむ頃には水平道になり、しばらくで
また急坂の繰り返しと疲れも感じないままに



休憩舎のある平に着きました。
幸ちゃんのザックから甘くてジューシーな冷やしたビワが出て、
おいしく頂きながら一休み。


しばらくは暗い林の中の急なジグザグの階段道が続きます。
しかしそれも20分ほどで、明るく開けた展望台に出ました。



ザックを下ろして、何はともあれベニバナヤマシャクヤクに会いに。
今年も少し花期には遅かったようで、咲き残った花も少なかったです。



ジキタリスの花も、去年より数が少ないように思いました。
ここ二、三日間の雨や風からやっと立ちあがったという、
何となく元気のないのが気になります。



それでも次第に青空が拡がって、この時期には珍しい大展望が
楽しめました。
左の小さな三角錐は大日山、その右は稲村ヶ岳、中央奥は
バリゴヤの頭です。



のんびりと景色を眺めながら、ゆっくりお弁当を食べるうちに
「今日は頂上へは登らずにここまでにしよう」ということで、
下山にかかりました。
これまで誰ひとりにも出会わない貸切状態でしたが、この頃から
ぽつぽつ登ってくる人と出会うようになりました。

岩屋に立ち寄ったあと、涼しい木陰の平でコーヒータイム。
爽やかな風に送られて駐車場に帰ると、真夏のような太陽がギラギラと
照りつけて、はや山の涼しさが恋しくなるような暑さでした。

<植物保護のため山名を伏せました>