12月を迎えて、冬のイメージの映像を選んでみました。「万華鏡in Fuji」展で撮影したものです。冷たい氷のような万華鏡映像は、中村和正さん・ミヱ子さんの作品でご自身のウェブサイトでは「コンコルドタイプ」の冬バージョンと紹介されています。正三角形のテイパード・ミラーシステムで、ミラーの筒の先端、オブジェクトに接する部分をかなり長めに斜めにカットすることにより、このようなとげとげした映像が生まれます。その長めの切り口に、ガラスオブジェクトの入ったワンド型のオブジェクトチェンバーがあります。 冬をイメージして白と青を基調にしたデザインです。万華鏡を傾けて、ドライワンドの中をザーッと動くオブジェクトがこの映像に輝きと命を与えています。
中村和正さん、ミヱ子さんは、このように同じタイプの作品に、季節をイメージして外観の色合いやオブジェクトを選ぶことで、楽しみの幅を広げる作品作りもなさっています。桜の花や新緑、紅葉など季節の移ろいを表現した作品もまたご紹介したいと思います。
中村和正さん、ミヱ子さんは、このように同じタイプの作品に、季節をイメージして外観の色合いやオブジェクトを選ぶことで、楽しみの幅を広げる作品作りもなさっています。桜の花や新緑、紅葉など季節の移ろいを表現した作品もまたご紹介したいと思います。