ザ・ブリュースター・カレイドスコープソサエティーの地域ミーティングの場で披露されたワイリー・ジョウブさんの万華鏡です。彼は木工でポリアンギュラー(ミラーの角度を調節できる)の万華鏡を作り続けてきた作家さんで、このパーラータイプの作品はできたばかりの新作だそうです。オブジェクトが大変ユニークで、ホイール状の薄いオブジェクトセルの中で動くのは、ごく薄いセルロイドにガラスオブジェクトなどの絵が描かれたものなのです。
覗き口の周りの金具を調節してミラーを組む角度を変え、先端のオブジェクトホイールを回して映像の変化を楽しみます。 例えば4ポイントの映像はこんな感じ。描かれた細い線がきれいに映りこんでいますね。
今度は6ポイントに変わる、その途中の映像です。もう少し角度を開くときちんとした6ポイントになりそうなところ・・・まだ一番下の部分がずれています。
ワイリーさんは、イラストを書くのも得意で、ブリュースター・カレイドスコープソサエティーのニュースレターの挿絵で、いつもユーモアのある温かいイラストで私達を楽しませてくれます。