![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/6f/adbbd6a045646cb10208a2852529057f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/c2/6b49b2031d09a918b3049d7f331d02d3.jpg)
~Prologue~
何も言わずに
僕の前から姿を消した静流(しずる)
そんな彼女から
ある日手紙が届いた
今夜
クリスマスで賑わうニューヨーク
マンハッタンを望む
この橋のたもとで
僕は静流に会う
あの瞬間(とき)
永遠の瞬間(とき)
君は僕の世界のすべてだった
そう伝えるために
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/e8/0b5b3a2bd5512566b538f527fbce135d.jpg)
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~histoire~
大学入学式の日
写真家希望の瀬川誠人は
幼い容姿の個性的な女の子
里中静流(しずる)と出会う
コンプレックスのため
人とうまく付き合えない誠人だったが
静流とは自然に打ち解けることができた
静流も
誠人といつもいっしょにいたい気持ちから
カメラを手にするようになる
そんな二人は
毎日のように森へ写真撮影に出掛けていく
ひょんなことから
誠人と静流の共同生活がはじまった
「これでも、料理には自信あるんだ。弟に作ってあげてたから!もう死んじゃったけど…」
「何の病気?」
「…恋をすると死んじゃう病気」
「ふ~ん」
「……」
誠人は同級生のみゆきに想いを寄せていた
いつも一緒にいるのに静流のことは
女の子として見ていない誠人
「誕生日プレゼント何がいい?」
「誠人のキス」
「…」
「誕生日はいつ?」
「明日!」
「あした????」
「コンクルーに出すテーマ‘キス’にしたの」
「誠人とキスするところをポートレートで撮る」
「それは、モデルとしてってこと?」
「誠人とキスできたら、私…嬉しくて死んじゃうかも」
翌朝
二人は
いつものように森へ出かける
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/6e/c340b7b24ae540756bf5f3be92e5e0cd.jpg)
あの瞬間(とき)
永遠の瞬間(とき)
ねぇ~誠人
あのキスの時
少しは愛はあったかな
静流は誰からも愛される
大人の女性になろうと決意する
自分の命を引き換えにしても
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/74/e1c1269e7b7326bfbc7357930fe62924.jpg)
あの瞬間(とき)
永遠の瞬間(とき)
君は僕の世界のすべてだった
これから二人は始まると思っていた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/5c/63f002799adcd2066a75125fb3ee79b2.jpg)
静流は今
僕の前に立っている
ポートレートの彼女は
とても穏やかな
優しい表情をしている
そして
森で撮影したポートレート
その横には
静流の直筆によってタイトルが書かれている
‘生涯ただ一度のキス、ただ一度の恋’
あの瞬間(とき)
永遠の瞬間(とき)
君は僕の世界のすべてだった
ただ、君を愛している
原作『恋愛寫眞 もうひとつの物語』
著者 市川拓司
この際
理屈はなしで
何も考えず浸ってました
画像は
http://www.rakuten.ne.jp/gold/neowing-r/ra_tadakimi.html
より引用しています
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A demain
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