フリオ・ボッカの「BOCCA TANGO」を観て来ました
フリオ・ボッカ
アルゼンチンが生んだ世界的ダンサーで
1986年からアメリカン・バレー・シアター(ABT)に
所属されている凄~い人なんだそうです
詳しくは存じません
劇場内には子供の姿はなく大人の方ばかり…
年配の方もかなり多く
日本で舞台をよく観る小生としては
意外な客層に戸惑うことしばし
1階席は(ちょっとボケてしまってますが)
左に写っているムッシュに
チケットを必ず渡し
彼に席までエスコートしてもらわなければなりません
席がわかっていても
当然の事ながら
チップも渡さなければなりません
小生の席は
前から9列目
但し…
外界の方は背が高い
ってことは座高も高い訳で
人の山脈が出来ないよう祈るしかない
TANGOと聞いていたので
ギターの生演奏と歌をバックに
男女がペアで激しいステップを踏むとか
シャープなダンスを予想していたのですが
違いました
タイトルは「TANGO」だけど
クラシック・モダン・コンテンポラリー
何でもあり~って感じで
(;^_^)σ「BOCCA TANGO」
フリオ・ボッカの「TANGO」だから
色んな要素が織り込まれていたわけ…
フリオ・ボッカの振り付けには
ラテン系特有の妙な色香
なまめかしいというか
妖艶というか
そういった類のものが溢れていました
それが彼の持ち味であり
人気の要因でもあるみたいです
演奏は
ピアノ・サックス・フルート・チェロ・ヴァイオリン・アコーディオン
あとは
男女の歌い手さんが交互もしくはデュエットで参加
ダンサーは
フリオ・ボッカを筆頭に
男性が5人に女性が2人でした
フリオ・ボッカと男のダンサーさんが
ペアで踊るシーンが結構あり
女性ポジジョンをフリオ・ボッカがつとめます
ステップも綺麗だし
ジャンプも見事で
女っぽい雰囲気で踊るんですよ~
不思議な感じがしました
いわゆる‘ダンス’作品を観劇するのは
アダム・クーパー(Adam Cooper)
2005年カンパニー初作品 「危険な関係」演出・振り付け・主演)
についで2本目
マシューボーン演出の「白鳥の湖」DVDで
アダム・クーパーの踊りをみて
気づいた時には
「危険な関係」のチケットを購入しておりました…
舞踊に関して
全く知識を持ち合わせていないので
なんとコメントしてよいやらわかりませんが
自らの体だけで何かを表現するって
凄いです
ただ…
好みからいって
フリオ・ボッカの妖艶さは
小生には刺激的過ぎたようです
興味のある方は
http://www.juliobocca.com/2005/home.htm
をどうぞ
A bientôt