時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

犬神家の一族

2007-01-03 | 映画
1976年市川崑監督の映画版が有名です
って
小生は
これが「犬神家の一族」の最高傑作だと思っております

「日本ミステリ映画の金字塔」と称されるほど有名らしい

多分、映画館ではなくテレビの放送で見たように思うが
かなり
かなり衝撃的な映像だったような気がする


~histoire~
昭和2×年2月
那須湖畔の別荘で信州財界の大物・犬神佐兵衛(いぬがみさへえ)翁が
莫大な遺産を残してこの世を去った
佐兵衛は生涯妻を持たず
それぞれ母親の違う娘3人がいたが
彼女たちは皆、遺言状のことばかりを気にしていた
唯一、佐兵衛の死を悼んでいたのは
彼の恩人野々宮大弐(ののみやだいに)の孫娘
佐兵衛も可愛がっていた珠世(たまよ)だけであった

同年10月
佐兵衛の遺言状が顧問の古舘恭三弁護士によって
金田一耕助の立ち会いのもと公開されるが
その内容は
「相続権を示す犬神家の家宝“斧(よき)・琴(こと)・菊(きく)”の三つを野々宮珠世に与え
遺産は珠世が佐清(すけきよ・長女松子の息子)
佐武(すけたけ・次女竹子の息子)
佐智(すけとも・三女梅子の息子)の3人の中から婿に選んだ者に与える」
という相続争いに拍車をかけるようなものであった
3姉妹の仲は険悪となり
やがて佐武が何者かによって惨殺され
直前に佐武と会っていた珠世に容疑が向けられてしまう…

                 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用




今回のリメイク版を映画館で拝見させて頂きました


正直申しまして
残念ながら
  役者の力不足?
画面に
  緊張感とか迫力がない?

前の作品と比較する必要はないのでしょうが・・・
比較してみましょう


松子:高峰秀子富司純子
高峰秀子さん
「佐清、この恥知らずな人達の前で仮面をとっておやり!」
と言ったあの台詞・・・
貫禄がありましたよ

軍配は高峰松子


珠世:島田陽子松嶋菜々子
お二人とも
そりゃ~お美しい
松嶋ファンの小生としては甲乙付けがたい・・・
引き分け


佐清仮面:1976年2006年
これは好き嫌いの問題ではないですが
1976年版の仮面の方がよくないですか?
ってことで
軍配は1976年版佐清仮面


佐清:あおい輝彦尾上菊之助
こちらは
どちらが佐清のイメージに近いか
好みの問題でして・・・
軍配はあおい佐清
尾上菊之助さんは
ちょいと繊細すぎる気がしました
美しすぎると言うか・・・


小夜子:川口晶奥菜恵
何も申しません!
軍配は川口小夜子
「リング」の貞子も真っ青

他にも
竹子役:三条美紀 松坂慶子
梅子役:草笛光子 萬田久子
猿蔵役:寺田稔 永澤俊矢
犬神佐兵衛:三国連太郎 仲代達矢

如何です?
こうしてみると
って
こうしてみなくても
1976年の「犬神家の一族」の
レベルの高さに納得

ところで
何故
今「犬神家の一族」?

皆さんは
どう思われますか


写真は■犬神家の一族■
http://www7.ocn.ne.jp/~yokomizo/haiyaku-inugami.html
よりコピーさせて頂きました
興味のある方は↑こちらもどうぞ

連絡先が分からず
記載する了承を取っておりません
これは・・・やはり違法?

おまけ

    映画館で食べたキャラメル味のポップコーン



A demain