いい加減
映画紹介は飽きてらっしゃいますか
~histoire~
アンディは
恋人ネイトと相思相愛
互いの夢に向ってひたすらまい進中
ジャーナリスト志望のアンディは
無謀にも一流ファッション誌ランウェイの面接を受ける
ファッションには全くといって興味がなく
知識もないときた
知らないということは
何と強いことか
「外見よりも用は中身!仕事は出来ます」
と言い切るアンディ…
編集長ミランダのシニア・アシスタントであるエミリーは
当然のごとくアンディが不採用になると確信していたのだが…
編集長ミランダの気まぐれからか
翌日からジュニア・アシスタントとして働くことになる
そして24時間公私の区別なく携帯が鳴り続ける悪夢の日々が始まる
1年間ミランダの下で辛抱すれば
ジャーナリストとしての道は開けると信じ
奮闘するアンディではあったが
ミランダには
自分の名前すら覚えて貰えず
プライベートは完全にない
こんなに頑張っているのに
上司は自分を認めてくれない
コツコツ女達は
仕事をするにはどう考えても不向きなピンヒールを履いてフロアを‘コツコツ’と音をさせて歩く女性スタッフのこと
みんなミランダの言い成りだし…
そんな愚痴を
ミランダの右腕ともいうべきファッション・ディレクターである
ナイジェルにぶちまける
が逆に
「僕に何を言って貰いたいんだい?」
「良くやったと褒めて欲しいのか?」
「本当に君は、努力をしているのか?」
と言われてしまったアンディ
アンディの負けん気に火がついた
ナイジェルから調達した一流ブランドを身にまとい
戦闘態勢にはいったアンディは
編集長ミランダに戦いを挑む
が
編集長ミランダのもう一つの顔を見たとき
彼女の選んだ生き方が
決して楽なものではなかたこと
強くならざるおえない彼女の苦悩を知ることになる
『自分のための決断ができるかできないか』
キャリアを優先させるか
女としての幸せを取るか
アンディは
改めて自身に問いかける
そして
彼女の選らんだ決断とは…
~解説~
ローレン・ワイズバーガーの同名のベストセラー小説を映画化した
ハートウォーミングな女性映画
ゴージャスなファッション業界誌の舞台裏をコミカルにみせる
カリスマ編集長を貫禄たっぷりに演じたのはメリル・ストリープ
助手役のアン・ハサウェイのやり取りもスリリング
続々と登場する一流ブランドのファッションや着こなしも必見
Yahoo!映画
より
アンディが
垢抜けない女の子から
一流ブランドを身にまとい
颯爽とニューヨークの街をかっ歩する女性に変身するのは
気分がよかった
一流ブランドがどうというのではなく
働く女性にとって
身に付ける衣装によって気分がガラリと変わる
スーツにビシッと決めて職場で戦闘態勢に入る
というアンディの気持ちは
理解できるのではないだろうか
大奥みたいな女性ばかりの職場で
先輩からのイヤミやpetitいじめにも負けず
奮闘するアンディの姿を見ていると
妙に応援したくなる
とは言え
ミランダの下を去り
仕事を辞めてしまったのは
勿体なかったような気もするが…
1年ミランダの下で働かなくても
ミランダの生きる姿勢を
アンディは
理解出来たから辞めたのかしれないですね
シニア・アシスタントであるエミリーもチャーミングでした
アンディに発するイヤミお小言・petitいじめ
これもなんだが笑ってしまうくらい理解できたりす
鬼編集長ミランダの下で
なんとまぁ~よく頑張っていると思いました
パリのコレクションに同行するため
日々努力する彼女の姿勢には涙ものですよ
アンディが去った後
再び新米アシスタントとミランダの狭間で
奮闘する彼女の戦いの日々が続くのです
ファッション・ディレクターナイジェルが
アンディの良き相談者となるのですが
何故アンディに対して色んな助言をしてくれたんでしょう…
ミランダの下で長年苦労をしつつ
やっと…自分がトップに君臨できると思っていたのに…
彼の苦難もまだまだ続くのであります
編集長ミランダの仕事への執着心と
仕事に対する姿勢は
これまたキャリアウーマンにとっては
うなずけるところなのではないかなぁ~
女性がトップを維持して働くには
あそこまでしないと
だめなのか…
自分の力で勝ち取ってそれを死守するミランダの強さは
キャリアウーマンとして
母として
妻として
全てを守りたいと思うからくるものなのか…
自分のための決断ができる人間かどうか
それが
重要なんだそうな
アンディが
コンコルド広場近くのホテル入り口で
ミランダと決別し
背筋をピンと伸ばして歩いていく姿に
勇気付けられた女性も多いのではないでしょうか
進む道は違っても
アンディとミランダは
多くの女性達の目標であり希望であり理想であるように思う
アンディが再就職先に選んだ編集社で
「君は、あのミランダの下で仕事をしていたんだよね?」
「はい」
「問い合わせをさせて貰ったよ」
「…」
「直属の上司という人が電話に出てね…
『彼女(アンディ)は、今まで雇ったアシスタントで史上最悪だった…。しかし、彼女を雇わない企業はもっと最悪だ!』
と言われたよ」
というような場面があります
ミランダの職業人としてのフェアさ寛大さは尊敬です
頭が下がります
画像の一部は
映画『プラダを着た悪魔』
より引用しています
A demain