時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

燦3 ~土の刃~ 30

2012-10-19 | 読書
圭寿 死ね

江戸の大名屋敷に暮らす
田鶴藩の後嗣・圭寿に、闇から男が襲いかかった
同じころ
圭寿に仕える伊月は
藩邸の不穏な動きを探らせていた
石崎文吾の無残な死体を前にしていた
そして燦は
江戸で「神波の一族」の正体を知る人物に出会う
彼らにいったい何が起ころうとしているのか


3作目にして
今だ本題に入らず
と申しますか
伊月・圭寿・燦
三人の人物紹介?
だけではございませんが
話が
とんと進みません

205頁と言う
薄さなので
書き込まれている内容も展開も
これが限度か…

とは言え
圭寿自身も気付かない
特殊な潜在能力が!?

版元店主・須賀屋天三郎が
神波一族の生き残り!

ってことは
燦と伊月と繋がりが…

女掏摸お吉の手元に舞い込んだ
何の変哲もない‘紙入れ’

孤児の岩蔵を殺した
謎の人物
これが実は
圭寿だったりして?

圭寿の暗殺を目論む
これまた
謎の集団

愛鷹‘九鬼’を殺された
田鶴藩藩守
長城守常寿の
神波一族への抹殺指令?

ハプニングの
お膳立ては
それなりに描かれてございます

このシリーズが
何冊まで続くのか分りませんが
兎も角
そろそろ本題に入って頂いて
読者を
ワクワクさせて頂きたく…