(株)カプロラクタム-blog

果たしてココは何処なのだろうか・・・
否!ココは(株)カプロラクタム代表取締役兼社員αのweblogである!

ルービックキューブ

2007年10月08日 | 時事
日本の中島君が優勝=ルービックキューブ世界大会
12秒とか9秒とか・・・もはや100m走並みの速さですな。

ちなみに自分は、1面たりとも揃えられた試しがありません。つーか挑戦したのが20年以上前のことですし、今でもあの物体は構造面からして全く理解できていないのが現状です。
しかし、例えば1から15まで並べるパズルがありますが、コイツなら自分はどんな状態からでもクリアさせることができます。最少の手数で、というわけにはいかないまでも、あるパターンにはめていけば必ず解けるというものです。後は手を限りなく速く動かせば、最短時間でという勝負になら持ち込むことは可能でしょう。例えば最少の手数が10手であり、それを見極めるために20秒かかるとするなら、自分は開始と同時に黙々と100手動かし、19秒で完成させることを目指すわけです。一種のアルゴリズムですね。

おそらく、ルービックキューブも解法に向かうあるアルゴリズムが存在するのだと思います。以前スーパーコンピュータが「どんな状態からでも26手未満で揃えられる解法が存在する」とはじき出しました。キューブを25回(以下)ひねるだけなら、確かにものの数秒で解けるでしょうね。ですが、現在の状況を判断し、最少の手数を見破り、おもむろに動かし始めるだけで数秒かかってしまうことは明白です。スタートの前に時間が与えられているのなら別ですけど、おそらく(よく分かりませんが)まず1面、次に2面のようなアルゴリズムの中で、よりシンプルで美しい解法をもち、なおかつキューブをより速く動かした者が、この大会の勝者となるわけですな。

・・・と、ここまで書いてwikiを読んだら、解法はすでに皆知っていて、最早どれだけ手が速く動くかを競っているようです。別のアルゴリズムで最速記録を大幅に塗りかえようとは誰も思わないのかな?スーパーコンピュータがはじき出した全てのパターンにおける最速解法を丸暗記した人がこの世で一番速いわけで、理論上まだまだ速くなる可能性は十分あると思うのですが・・・

43252003274489856000パターンあるそうですけどね(笑)