(株)カプロラクタム-blog

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剥奪?

2007年11月24日 | 時事
教員免許、現役以外は「はく奪」
自分の聞いた話が確かならば、この見出しは明らかに事実誤認です。

10年ごとに免許の更新講習が始まることはもう決定事項のようですが、そもそも免許に期限がつくのは平成21年度からであり、我々の持っている免許には期限はありませんし、これから生まれることもありません。ただ、期限はないけど、10年ごとに研修を受けないと免許が失効するということもまた事実です。
教職に就いている人にとっては普段の基本研修に加えての更新研修となり、ただでさえ忙しいのに余計子どもにかける時間が少なくなるという問題を抱えています。ここまでは至極当然の流れなのですが、いわゆる「ペーパーティーチャー」について、10年経つと免許が失効すると言う事実はありません。

例えば22歳で免許を取得し、企業に8年勤め、30歳で教職に入るとします。この場合は、2年間教職を経た後、更新講習を受けることになります。んで、企業に12年勤め、34歳で教職に入る場合は、その時に更新講習を受ければ良いという答申が出ています。その次は8年後か10年後かは分かりませんでしたが、とにかく免許を取ったことがムダになるわけではないということです。取っていないと、34歳でなろうと思ったらそれこそまた何10単位も取り始めなければいけませんしね。30時間なんてたった2単位分ですから。

つーか、ペーパーティーチャーの教職転職率ってそんなに多いのかな?