(株)カプロラクタム-blog

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フォアグラ中止

2014年01月24日 | 時事
ファミマに「フォアグラの飼育は残酷」と抗議 やむなく特製弁当の販売を中止
・・・いや、単純に買わなければ良いだけの話では?

フォアグラはフランス料理に用いられる高級食材で、一般的ではないにしろ、世界中で珍味として認知されている食べ物です。ただ、調べてみるとその作り方から動物虐待論があるのは事実で、フランスをはじめ既に定着している国以外では新たに飼育し始めることを禁止しているようです。しかし、完全禁止に至らない理由は、やはりその味の良さと、伝統文化であるという点に尽きるのではないでしょうか。

日本でも鯨肉の問題があるように、ある国で普通の食材が他国では「残酷だ」と取られるケースは他にも多く存在します。もちろん、その全てを禁止し、世界中の人が許された同じものしか食べないようになったならば、世界はたちまち食糧難に陥るでしょう。我々は生き物の命をいただくことでしか生きていけないわけで、どうせ食べるならおいしいものを、と思うのは自然な欲求です。このフォアグラ論を突き詰めていくと、おいしく食べるために脂肪(サシ)を増やした牛や、普通は必要ないワインとかを飲ませた豚も全て虐待になりますし、最終的には全ての畜産業が残酷となりかねません。天然モノだけで生活していくには、人間は少々増えすぎています。要は何を食べるかを自分で取捨選択し、どうしても残酷だと思うのなら自分は食べないようにすれば良いと思います。

ファミマも事前に告知したせいで大変な損失になってしまいましたね。食べたかった人もいたでしょうに・・・ま、自分は弁当なんて200円台ので十分ですが(笑)