引退してプロになるというのは面白い業界ですね。
囲碁や将棋ではアマで力をつけてプロになるというのが常識ですし、ほとんどの競技が同じだと思いますけど、フィギュアの場合、プロになると五輪や世界選手権などには出場できなくなる規約があるらしいのです。確かにオリンピックはそもそもアマチュアの大会でしたけど、今ではサッカーやテニスなど、普通にプロ選手が出場していますし、フィギュアも記事によるとアマのままアイスダンスに出て給料をもらう(=プロ活動)をしても良いのだとか。そもそも羽生選手はANAに所属しておりそこから資金は出ているでしょうし、CM契約料なども莫大なものでしょう。お金がかかる競技なので、スポンサーを付けないとやっていけないのは分かりますが、ますますよくわからなくなりましたね(笑)
いずれにせよ、今後彼の演技を見たい場合、高いお金を払ってショーを見に来てねということになるようです。タダでテレビで見られるアマのままでいてほしい気もしますけど、確かに大会に優勝しても賞金という話は聞きませんし、選手にとっては切実な問題なのかもしれません。