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スケートリンクin魚

2016年11月27日 | 時事
魚5千匹氷漬けのスケートリンク、批判受け中止に
うーん、自分は別にアリだと思いますけどね・・・いや行かないけど(笑)

もしこれが良くある透明な氷で作る展示品だったら、そこそこ幻想的で悪くなかったのではないでしょうか。しかしスケート場なのでそこまで時間をかけて気泡を抜きつつ凍らせるような設備ではないでしょうし、またキレイに固まったとしてもその上を滑るわけですから、どうしても表面が傷ついて白くなってしまいますからね・・・映像を見てもコレジャナイ感をはげしく感じました。ただし、今回の騒動はそういうクオリティが問題なのではないようです。

批判の主な観点は「残酷」「生き物を粗末にしている」ということのようです。いわゆる「ネット炎上」が起きたわけですが、最近は何かにつけて不謹慎だとか、必要以上に「キレイ」でいようとする人達が自らの価値観を人にも押し付けようとしてくることが多いですよね。もちろん正論である場合もありますけど、誤解や不勉強に端を発しているものも多いと思います。肯定派はわざわざ意見を述べませんから否定意見ばかりが目立ち、いくら弁明しても多勢に無勢で屈せざるを得なくなってしまうのでしょう。学校でも、保護者数名から苦情が来て、対応をどうするかでアンケートを取ってみると、実はそういう否定意見の割合はそれほど多くなかったということも珍しくありません。民主主義は多数決の原理で動いていますけど、ことネットに限っては「多いもの勝ち」でなく「言った者勝ち」になっていることが多い気がします。デモは権利ですが、民主主義そのものではありません・・・ちょい脱線したかな(笑)

どのみち最近の漁業の最前線では水揚げされた時点で鮮度を保つために氷づけにされるわけですし、そのうち食用にできなかったものをこうして有効利用しているだけのような気がします。また「食べ物を足蹴にしている」という批判もあるようですが、例えば神事でもある大相撲では、土俵祭りの際に食べ物を中央に埋め、その上で相撲を取っているわけです。今回苦情を言った方は、毎回大相撲のたびに「相撲取りが土俵に埋められた作物を足蹴にしている!」と騒いでいるのでしょうか?無知の恥とはこのことでしょう。あと、今回の魚は供養をして肥料にすると報じられていますけど、これはおそらくイベントを実行しても中止にしても行う予定だったのではないかと思われますし、むしろお客さんに楽しんでもらえなかったのでは供養にもなりません。無駄死にもいい所でしょう。洗浄等にも費用がかかるでしょうから、元をとる意味でも開催すべきだったのではないでしょうか。不快に思う人は行かなければ良いだけですし、話題を得るための炎上商法みたいなつもりでしたでしょうから、開催すればそれなりに人は来たのではないかと思います。まあ、そのPR方法に失敗したということでしょうか・・・確かにあのフェイスブックの表現はやりすぎだったかもしれませんね。

ただ、ここで屈してしまっては再開後も客足が戻るとは思えないのですけど・・・今度は本物の魚でなく、3Dプリンターで造った魚で開催してはいかがでしょうか(笑)

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