連続映画更新になりますが、「借りぐらしのアリエッティ」を観てきました(ネタバレアリ
監督は今までで一番若い人のようですが、作品自体も「ゲド戦記」の時に感じたように、シンプルで高望みしない、小さくまとまった作品になっていました。いや、これほめ言葉なのです(笑)しばらくテーマが複雑なものが多かった気がするので、「となりのトトロ」を初めて観た時のような新鮮な感覚を覚えました。
タイトルは「借り」と「狩り」をかけているわけですが、決して「返す」わけではないので、後者の意味合いの方が強いでしょう。狩りは生きるための手段であり、必要最低限しか行わないという自然界の掟がありますが、この家族もその言葉通りの生活を行っているようでした。必要なだけ借りて、自分達の使いやすいように直し、多くを望まずに生きているたった数人の種族に対し、人間は必要以上に欲張って、その上無駄にしますし、本来自分でやるべきことを金次第で人任せにする種族です。そんな人間が67億もいるわけですが、果たして滅び行く種族はどちらなのか・・・と考えさせられるお話でした。
あと、10cmくらいの人間が家の中を渡り歩く映像は非常に面白かったです。つか、自分はたまにそんなイメージを空想して遊ぶのですが、自分だけでしょうか?
監督は今までで一番若い人のようですが、作品自体も「ゲド戦記」の時に感じたように、シンプルで高望みしない、小さくまとまった作品になっていました。いや、これほめ言葉なのです(笑)しばらくテーマが複雑なものが多かった気がするので、「となりのトトロ」を初めて観た時のような新鮮な感覚を覚えました。
タイトルは「借り」と「狩り」をかけているわけですが、決して「返す」わけではないので、後者の意味合いの方が強いでしょう。狩りは生きるための手段であり、必要最低限しか行わないという自然界の掟がありますが、この家族もその言葉通りの生活を行っているようでした。必要なだけ借りて、自分達の使いやすいように直し、多くを望まずに生きているたった数人の種族に対し、人間は必要以上に欲張って、その上無駄にしますし、本来自分でやるべきことを金次第で人任せにする種族です。そんな人間が67億もいるわけですが、果たして滅び行く種族はどちらなのか・・・と考えさせられるお話でした。
あと、10cmくらいの人間が家の中を渡り歩く映像は非常に面白かったです。つか、自分はたまにそんなイメージを空想して遊ぶのですが、自分だけでしょうか?
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