(株)カプロラクタム-blog

果たしてココは何処なのだろうか・・・
否!ココは(株)カプロラクタム代表取締役兼社員αのweblogである!

学校のトイレ事情

2014年12月06日 | 時事
県立高校のトイレ100%洋式化へ 関根県教育長が方針
いやいや、まず増やすなら小学校からでない?

とりあえず学校の大便器はまだまだ和式であることが多く、一般的な例で言えば男子トイレで0か1つ、女子トイレで1つか2つ洋式があると言った所が平均でしょうか。割合で言えば洋式は間違いなく3割は切っていますし、「トイレの中に洋式が1つはある割合」もまだ7~8割と言った所です。自分は昔一緒に住んでいた祖父母の家が和式だったので全く気になりませんでしたが、そういった昔ながらの家ならともかく、流石に21世紀となった今の一般家庭では、洋式がほぼ100%と言ってもいい普及率だと思いますし、もしかしたら幼保では既に和式は淘汰されてしまっているのかもしれません。公園や公共施設でも洋式の方が多く、「おもてなし」の観点からも新設されるものは今後どんどん洋式が増えていくことは間違いありません。つまり、現状で学校の和式率は日常生活に比べて異常な高さであると言えると思います。体育館のトイレなんてほぼ間違いなく100%和式ですしね。やはり生理現象ですから、いつどこで緊急事態が訪れるか分かりません。なので就学時健診の際には、「新一年生に上がるまでに見につけたい事項」の1つとして「和式で用が足せる」という話は必ずされます。しかし低学年では結構洋式でしかできない子もいて、和式が空いていてもトイレが渋滞することもしばしば。さらに上手に使用できないので掃除も大変です。特別支援学校の時は、放課後トイレ掃除が日課に加わっていましたし、1年生の担任の時は自主的にやっていました。まあ、流石に高校生にもなって使えないというのはどうかと思いますがね。

というわけで、「時代に合わせて洋式を増やすべき」という意見には自分も賛成です。しかし、中々増えない理由の1つに、「個室のスペース」の問題があります。どういうことかというと、単純に和式便器があった所に洋式便器を設置し直しただけだと、間仕切り部屋の空間がそれだけでいっぱいになってしまい、そこに人が座ると扉が閉まらないとか、ペーパーの場所が不便というような問題にぶち当たってしまうのです。つまり、洋式便器を増やすにはトイレのスペースを広くする必要があり、間仕切りを取っ払うかなり大掛かりな工事を伴う上に、その分便器の総数も減ってしまうわけです。私立ならいざ知らず、金のない自治体の公立学校では予算がついたときに細々と改築しているというのが現状でしょう。和式が淘汰される日はまだまだ遠そうですな。まあ、女子はともあれ、男子は大便器を使う緊急事態というのは非常に稀なので、現状とりあえず1つ確保されていれば十分かなと思っています。ひどいところは職員トイレすらなかったりしますし(笑)

それにしても、「生徒達が抜け出して近所のコンビニに行く」という理由は、果たして本当にトイレが目的でしょうかね?
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 突沸注意 | トップ | 冬季五輪も日本開催? »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

時事」カテゴリの最新記事