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長良川鵜飼

2014年06月29日 | 時事
<追跡2014>伝統の鵜飼い、観光客減少に危機感 /愛知
何で岐阜長良川の鵜飼の話なのに見出しが愛知!?その程度の知名度ということでしょうか・・・

まあ、岐阜は鵜飼で有名といっても、あれは完全に観光業なので、実は地元の人の中には一度も行ったことがないという人も多いです。自分は結構旅行好きで、日本全国大体訪れていますが、やはり鵜飼は一度も体験していません。旅行は普段行かない場所で泊まり、その土地の伝統文化に触れるものですから、中々地元というのは行きにくいものなのですよね。
もちろん地元に住む以上、その伝統の重さと希少性は理解しています。1300年の歴史があり、岐阜の鵜匠は宮内庁式部職なので、国家公務員です。毎年鵜飼開きと鵜飼じまいの日には、給食で鮎が出るため、学校では厳戒態勢になります(笑)・・・というのも、給食の魚は1本1本骨を取り除かれたものが出ることが多いので、喉に刺さったりしたら伝統給食が台無しになってしまうからです。まあそれはさておき、5年生には鵜飼体験を野外学習に組むプログラムが推奨され、一応補助も出ていますから、最近の若い子は一応鵜飼体験済みという子が多いのではないかと思います。荒れていない限り、ですが(笑)

最近はジョギングでよく堤防下の河川敷を走るので、長良橋付近の鵜飼舟や鵜飼ミュージアム近辺を通るわけですが、鵜飼ミュージアムはそれだと気づくのに結構時間がかかりました。川風対策なのか、敷地全体が大きな石垣で覆われているため、長良川側からは良く分からないのです。金華山など、上から眺めるとかすかに見えるのでしょうけど、そういった説明があるわけではありません。もっと関ヶ原古戦場のように、どこからでも見えるでかい看板を取り付けてアピールするべきなのではないかと思います。最低でも長良橋からは分かるように興味を引く看板を作らないと、知らずに通り過ぎている人が多いのではないでしょうかね。いきなり鵜飼は敷居が高くても、まずはこうした博物館で歴史を知ることで乗ってみたいと思うきっかけになるのではと思います。

伝統を守ることとアピールしないことは同義ではありません。織田信長のように、観光業も岐阜から天下を取る勢いで宣伝戦略を図ってもらいたいものです。

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