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卓球で銀

2012年08月08日 | 時事
卓球女子団体、日本は「銀」…中国に敗れる
バドミントンより3日遅れ(ココが重要/笑)で、見事に卓球も初メダルを獲得しました。

まあ、敢えて言わずとも自分はバドミントン派なわけですが、今回はそういう視点で卓球という競技の素晴らしさについて分析したいと思います。
自分は中1からバドミントンを始めましたが、奇しくもその頃に、卓球界で鮮烈なデビューを飾ったのが、「天才卓球少女」こと福原愛選手でした。僅か4歳にして大人と同じように練習をこなし、台から顔しか出てないにもかかわらず(笑)小学生を相手に勝ってしまう、まさに卓球界の新星が現れた瞬間でした。その後も着実に力をつけ、実績も積み上げてきましたが、何故か我々の脳裏には、CMにまでなった「泣き虫愛ちゃん」の顔が離れず、立派になっても何故か自ずから応援したくなってしまう“妹キャラ”が固定化されていました。どんな大会であっても、特に競技そのものに興味がなくても応援したくなる人物というのは、自分はこの「愛ちゃん」と「ヤワラちゃん」しか知りません。誰からも愛される「愛ちゃん」というキャラは、日本だけでなく、小泉首相が靖国神社に参拝した年にも中国リーグ参戦が中国でトップ記事になるなど、中国でまでも愛されるという世界的にも類稀な存在にまで登りつめました。

そんな彼女ももう23歳。もう流石に「少女」とは呼ぶには申し訳ない年齢なわけですが、このオリンピックの試合を見ていると、未だにあの「泣き虫愛ちゃん」の顔がダブって見えるのは自分だけではないはずです。これは、卓球という競技が20年間かけて築き上げてきた、バドミントンにない強力な武器であるといえるでしょう。競技の魅力は、そのゲーム自体の魅力やルールの完成度よりも、どんなスター選手がいるかにかかっているからです。メジャーと言われるスポーツは、後者の要素が非常に強いですし、バドミントンもココに来て少し日の目を見るようになったのは、オグシオが出てきたからに他なりませんしね。さらに石川佳澄という「愛ちゃん2世」とも言うべき後進も育っており、この卓球界の戦略の巧さは、バドミントンも見習うべきところが多いと思います。

ともあれ、そんな卓球界やマスメディアがかけた重圧にも負けずに、五輪の舞台で堂々と銀メダルを勝ち取った3選手の闘いは本当に素晴らしかったですね。あの愛ちゃんが銀メダリストか・・・愛知銀行が喜びそうだ(爆)

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