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岐阜信長歴史読本 検証

2017年02月13日 | Weblog
というわけで、この前記事にした誤植本を実際に読んでみました。

外観はこんな感じで、A5版と小さめですが思ったよりもしっかりとした本でした。るるぶや同じ歴史本の天地人のような雑誌タイプをイメージしていたのですが、流石に1300円取るだけありますね。勘違いしていたのですがこの本はKADOKAWAの歴史読本シリーズの1冊という感じで、他の地域のも普通に出ているもののようです。単に新しいというだけで、別に岐阜だけが特別じゃなかったのですね。200ページ弱のカラー本で、信長に関係する歴史の紹介だけでなく、岐阜の伝統文化である鵜飼や岐阜公園内で発掘調査が進む信長御殿の再現CGなどの紹介も詳しく、写真やイラストもふんだんに載っており、ぺらぺらと見ただけですけど内容的にもボリュームも十分満足のいく出来だと思いました。誤植さえなければ・・・

一応、問題のページです。岐阜周辺にある史跡の紹介が地図と共に載ったページですが、確かに地名として「岐阜」とあるべき所が「三重」となっていますね。③西部・南部エリアとあるように、順番に市内を紹介する1ページですから、別にここが空白であっても「岐阜」の地図であることは明白なのですが、敢えて「三重」とあるところに悪意、は言いすぎですが意味を求めてしまったのが炎上の発端だと思われます。ちなみに赤のマークは分かりやすいように加工しました(笑)まあ流石にこの大きさと配置だとこのページを開けばぱっと目に付きますね。ただ、本の最終ページに地図製作については「ジェイ・マップ」という会社の名前が載っていましたので、この部分に関してはKADOKAWAでなくこの会社のミスである可能性もあると思います。

で、あと30ヶ所あるという他の誤植を探そうと適当に読んでみましたけど、そんな簡単には見つからないほどの情報量なので、結局20分くらいかけても「三重」以外の誤植場所は発見できませんでした。写真の左側のページを見ても分かるように、A5版なので結構文字が小さく、読み応えがある本なのです。「30ヶ所」の情報だけで小馬鹿にしていましたけど、これ誤植があると思って一字一句しっかり読みこまないと分からないのではないですかね・・・ページ数で割れば平均6pに1つあるわけなので、確かに頻度としては少なくはないでしょうけど、これだけ細かい文字でびっしりと書かれている内容の中で「間違い探し」をするのは、まるで壁新聞の添削をする教員のごとく難事です(笑)それなりに見栄えが良い分、知らなければまさか間違っているとは思わないでしょう・・・結論として、「30ヶ所もマチガイのあるトンでもない本」ではなく、「信長や岐阜の歴史を知る上で十分勉強になる本、誤植はご愛嬌」だと感じました。お金を払って既に買ってしまった方は別として、報道を見て実際に手に取ってみた方はおそらく自分とそう変わらない感想をもつはずです。まあ訂正でき次第回収交換に応じるらしいので、岐阜市としては前回指摘した通り「炎上商法により知名度が全国的に高まった」メリットだけが残るというものですな。良かった良かった・・・

それも含めて岐阜市のしたたかなステマだったり・・・はないか(笑)

土曜祝日

2017年02月12日 | 時事
「建国記念日」各地で集会 改憲めぐる思い訴える
あれ・・・そういえば昨日は建国記念の日だったのですね。

2月11日といえば相棒劇場版公開日(笑)くらいしか頭にありませんでしたが、普通に家でネットやテレビを見ていても一度も祝日に関する話題を見なかったような気がします。平日が祝日で休みになると普段見ないテレビが見られるので新鮮なわけですけど、土曜日ではいつもとそう変わりませんし、ニュース自体も少ないですからね。安倍総理もアメリカに行ってしまいましたし、記事を読む限り朝日新聞などは憲法の日と勘違いしている始末です。日本中で建国を祝う気持ちが今までで一番薄い日だったかもしれません。

何やら2017年は今月のように祝日が土曜日に重なってしまう「はずれ年」なのだとか。建国記念の日、昭和の日、秋分の日、天皇誕生日と、実に4日分の休みがなくなってしまうようです。日本の祝日は基本的に年に16日あり、うちハッピーマンデーは4日ですから、残り12日のうち実に3分の1が消滅してしまうのは由々しき問題です。学校としては時数が余ってありがたいのでしょうけど・・・

パジャマ文化

2017年02月11日 | 時事
見直されるパジャマ おしゃれに心地よい眠り
パジャマか・・・いつから着なくなったのだろう。

子どものころは風呂上りにパジャマに着替え、朝起きてから服を着るのが当たり前だった気がしますけど、今ではすっかりそのまま寝ています(笑)朝シャワー派になったのが原因かな?もしそうだとしたら大学の頃からですけど・・・しかし高校の頃は流石に部活の汗を流さざるを得ないので夜入っていたはずですが、その後普通に翌日用の体操服で寝ていた気もしますし、移行期が全く思い出せません。
そもそもパジャマに着替えるということはその分洗濯物が増えるので、必要ないのなら淘汰されるべき代物でしょう。効率化、合理化の波に逆らってまでパジャマが存在し続けている理由は、やはり着替えたほうが眠りやすいということなのでしょうか・・・まあパジャマといえば欧米風ですけど、宿に泊まれば浴衣くらいはありますし、寝間着は世界共通の文化のようです。なくてもいいけどあったほうが生活が豊かになる、といった類のものなのかもしれません。

よくパジャマで登校するな、とか言われるので、そろそろジャージで通勤するのはよろしくないのかなあ・・・それはまた別の話か(笑)

石油減産?

2017年02月10日 | 時事
1月のOPEC減産は日量100万バレル、過去最大級=IEA
あれ?その割に1月は少し安くなったような・・・

まあ元売りにくるまでに色々あるでしょうから、こういうのは余り関係ないのかもしれませんね。それにしても、旅行に行く度に思うのは地元のガソリンスタンドが全国的に結構安いという事実。例えばリッター120円で入れて出発して、地方で給油しようとすると普通に130円くらい取られるのですよね・・・海もないのにどこで調達してるのやら(笑)

信長本誤植

2017年02月09日 | 時事
信長本のミス、KADOKAWAが謝罪 出荷分は回収へ
三重なんてわざわざ配置したとしか思えない場所ですし、他にも30ヶ所とはもう単純な誤植の域を超えていますな。

岐阜市がバックアップして出した本なのですけど、KADOKAWAって角川出版ですよね?そんな大手に依頼してもこの程度なのか・・・三重県出身の委託業者がふざけてやったのではないとは信じたいですが、仮にどれだけ急いでいて間違えたとしても、印刷までの行程中にチェックする人は1人もいなかったのでしょうか?出版不況とも言われて久しいので、どこも余程人材不足なのでしょうね。一応は流石大手の対応というか、全部回収して刷り直すらしいです。まだ2000冊程度なのは不幸中の幸いでしょうか。そうなると逆に誤植本が気になるなあ(笑)
まあ、こうしてネタとして取り上げられたことで知名度は相当高まったでしょうから、一種の炎上商法だったと思うことにしますか・・・岐阜は今年、織田信長が岐阜と命名して450年に当たる記念の年として色々と企画を立ち上げているようですから、この本の出版もその1つだったのでしょうね。何やら岐阜公園内に御殿が建つという噂もありますし、色々とプロジェクトが始動している模様です。以前さりげなく紹介した味噌フォンデュの記事もそのステマだったわけですが(笑)小さな失敗も何となく地元臭さと言うか、ネタにできる強みがマイナー地域にはありますね。臆さずに他にも思いっきりやらかしてほしい所です。

図書室にあるらしいので明日皆で誤植を探してみるか(笑)

首脳ゴルフ会談

2017年02月08日 | 時事
【トランプ大統領始動】日米首脳ゴルフ、正式発表 米大統領報道官「日米重視の証」
3食昼寝付きならぬ5食ゴルフつきとは・・・長く首相をやっているといいことがありますね。

少し前まで日本の首相は年代わりしていたので、アメリカなど他の国にしてもこれほどコロコロ変わっては重要な話がしにくかったかもしれません。その点安倍首相は今年で5年目ですし、サミットに出席する各国首脳9名の中でも長い方になりました。年齢的には下でも、それなりに外交をこなしてきた先輩として親密にしておいた方が良いという判断があったのでしょう。ちなみに日本の首相がアメリカの大統領とゴルフを楽しんだ記録は、祖父である岸信介まで遡るとか・・・

ところで、自分はゴルフはやりませんが父親の世代はそれこそ最盛期で、レジャーとしてではなくいわゆる接待ゴルフなど、上司やお得意様とプレイしつつ自分を売り込むような交渉の場としても用いられてきました。そう考えればこのゴルフも当然そういう要素を持つということですよね。一応トランプ氏が安倍首相をもてなすというのが目的なのですけど、あの俺様気質のじいさんがそんなことできるのでしょうか?

このゴルフのあと、日米のムードが険悪になる未来しか見えませんな(笑)

ワイヤレスマウス

2017年02月07日 | Weblog
物持ちの良さが祟ったというか、かなり時代に乗り遅れているなあ(笑)

最近、ずっと使っていたマウスの反応が非常に鈍くなり、思いっきり押さないと反応しない状態になっていました。中古の安いPCを買うとマウスがついてこないので、昔のを使い回していたせいですけどね。しかも、よく幼児が歩くと音が鳴るサンダルがありますけど、丁度そんな感じにクリックの後でチューチューと鳴くのです。誰だよこれマウスって命名したの・・・

そんなわけでマウスを見に行きました。基本的にマウスは付属品でタダという認識ですし、PCショップへ行ってもCPUの性能や外付けHDDの容量と価格帯をチェックするだけなので、これまでマウスのコーナーは素通りしてきたわけですが、寄ってみると今や有線と無線が半々ぐらいの割合で、かなり進化してきていることが分かりました。よく見るとPCの展示コーナーでも、マウスやキーボードはもうワイヤレスが当たり前なのですね。そんなわけで一番安いのを手に取ってみると、裏に電池が・・・
このマウス、餌食うぞ!!
考えてみれば、USBでつながっていればそこから電力供給されますが、無線である以上、電波を飛ばすために何かしらエネルギーを与えなければいけないわけです。しかし電気代となるとそこまで気になりませんけど、電池はいずれ交換しなければいけないので、その都度買わなければいけません。まあ今時電池なんて百均でも買えますから大した出費じゃないのですけど、餌代のかかるマウスという残新な発想を手にして本日は撤退してきました(笑)

・・・エネループで何とかなるかな?

タバコ離れが深刻

2017年02月06日 | 時事
JTの国内たばこ販売、17年は1千億本割れか
それでも1000億本か・・・同じ人が何本も吸っているのでしょうね。

周りでも若者で吸っているという人はほとんど見かけなくなりました。健康志向もそうですけど、スパスパ吸っていた層がだんだん高齢化でいなくなっているというのもあるでしょうね。まあ0にはならないでしょうけど・・・

入国禁止解除

2017年02月05日 | 時事
米政権、効力停止を請求=入国禁止令差し止め―ビザ無効撤回、搭乗再開
とりあえず入国できない状態は解除された模様です。

自国民であることを証明し保護を求めるパスポートとは違い、ビザはその国に入国する許可証であり、一応犯罪歴などの項目もあるわけで、既に入手している人を人種・国籍のみを理由に十把一絡げで禁止にするのはどう考えても間違っていると思います。しかしトランプ大統領にしてみれば、公約で出したことはとりあえず実行に移すという姿勢を崩さないことが大事なのでしょう。というかその通り全てのことが実現できると思っている節さえ感じます。ここまでくるとやはり思慮が浅いと思わざるを得ないというか、強行したことでどうなってしまうのかまでは考えが回っていないようですね・・・まあアメリカも当然三権分立なので、いかに大統領とはいえ裁判所の判断には従わざるを得ないようですな。

一般的に老人とはこれまでの人生経験上接点のあった世界には甘く、知りもしなかった世界には全くの無関心または敵意すら抱いているものです。トランプ大統領も御年70の歴代最高齢なのでそういう傾向が非常に強い気がしますね。それでも一応は国家元首なので、多方面の意見には耳を傾けてほしいと思うのですが・・・

像に衣類

2017年02月04日 | 時事
冬のももたろう像に衣類 賛否は
これってもしかして、暗に韓国の慰安婦像騒動を批判しているのかな?

まあ、像を擬人化し衣類をかぶせるという話は「かさこじぞう」にもありますし、心境としては理解できます。やってる本人は「いいこと」をしたと思っているのでしょう。しかし当然そのままなら銅像は雨ざらしになるわけで、濡れてしまうと余計寒々しく感じますね。もちろん作った人の立場からすると、勝手に第三者が手を加える行為は著作権法違反ですしいい気持ちがしない人もいるでしょう。そういうことまで頭が回るのなら、何もしないのが一番だという考えに至れるかもしれません。

高江デモ日当はデマか

2017年02月03日 | 時事
東京新聞「深く反省」 副主幹司会「ニュース女子」問題
中日新聞の謝罪記事は読みましたが、何に対して謝罪しているのか全く意味不明でした。

この長谷川さんという人は「そこまで言って委員会」にも出てくるので、かなり右寄りな発言をする人だという認識を持っています。じゃあ彼の所属する東京新聞社(中日新聞東京本社)もそうなのかと言うと、実はどちらかと言えば左寄りなのですよね。左から順に(笑)朝日、毎日、日経、読売、産経と並べるとすると、中日(東京)新聞は毎日の前後に位置するような印象です。ただし、言論の場というのは一方向に理論武装しまくるのではなく、多様な意見を尊重しないといけないので、彼のような人が内部にいてこそ報道される内容にバランスが保たれている面もあるでしょう。
今日の中日の投書欄に、ある青年が「ネットはウソやデマが多い」という論調に対し、過去に自分の好きな自転車の趣味を記事によって貶められたことを例示し「新聞もデマを広め得る」と主張した記事が載っていました。これを載せることは過去の自社紙面の否定になるわけなので「ボツ」にすることもできたはずですけど、敢えて載せている所に読者は中日新聞の良心を感じるわけです。「ちょっと待て」といってくれる人が社内に1人もいないのでは歯止めが効かなくなり、それこそ朝日新聞のように「社是のためなら捏造も厭わず」になってしまいますからね。いやマジで。

今回の件について、該当の「ニュース女子」の番組を見ていないので伝聞情報になってしまいますけど、問題の根幹はこの番組の司会者である長谷川さんが沖縄の高江デモに対して「テロリストみたい」「雇われている」と表現したことについて、社として謝罪したというもののようです。じゃあこの発言がどういう流れで出てきたかというと、番組が取材した範囲で「高江デモに参加すると交通費5万円支給するというチラシ」「2万と書かれた茶封筒」を入手し、「日当をもらっているのでは」という疑惑を報じた内容だった模様です。ちなみに放送内では「危険だから」という理由で、高江の現地取材は行わなかったのだとか。まあ自分も辺野古へは行きましたが高江は迂回したので気持ちは非常によく分かります(笑)しかし、やはり報道番組として現地取材を省いた姿勢は追及不足であり、これだけで事実と断定するわけにはいかないでしょう。この程度の取材内容で「断定」しテロリストだと中傷したことについては、早まったのではないかと言わざるを得ません。

で、少々気になったので色々調べることにし、手始めに自分が辺野古でもらった(買った)パンフをもう一度読んでみました。そこには日当についての言及はありませんでしたが、「カンパのお願い」はしっかり書かれていました。現地までの送迎や宿泊場所(寝具)の提供等もされている模様です。まあこれだけならボランティア活動そのものですので問題とは言えないでしょう。しかし交通費5万円は現在ものりこえネットHPに明記されているのでどうやら本当のようです。日当は不明ですが、自分のこの前の格安沖縄旅行の総費用が4泊5日土産抜きで5万円だったわけなので、例えば2泊3日で中1日デモに参加したとすると観光や宿泊費が浮く分、2~3万円は手元に残る計算になり、実質日当1万円だと言う事も可能でしょう。5万円は確かにANAなど正規の飛行機代だと考えれば決して高くはありませんが、工夫次第でボランティア(非営利行為)のお礼(お車代?)と言えない額が手元に残るとすると、目的が「ヘリパッド移設反対」でなく「差額報酬」となる人も出てきてしまうのは明白なので、やはり問題があるのではないでしょうか。
で、肝心のこの5万円支給の真偽については、チラシの誇大広告などではなく、実際にカンパ金などから捻出されてた実績があることも事実のようです。李伸江という在日の人が5万円もらって高江に行って来たというレビューも読みましたし、中日新聞の謝罪記事内の解説にも、計16人が5万円を受け取って派遣されたと書かれていました。また「中国人、韓国人が多い」という内容は5万円を支給している団体の長が自らそう発言していましたし、「万が一逮捕されても生活に支障のない65歳以上の高齢者を集めている」という内容も、過去に沖縄タイムスでそういう記事があり、調べてみればきっちり裏付けた取れた内容だったようです・・・あれ?どこがデマで、何に対して謝罪したの?身内である長谷川さん自身のコメントも載っていませんし、この記事だけ見ると、単に番組内での裏づけ検証が甘かっただけの話で、「本当のことを言って世間を騒がせてしまい謝罪します。」と言っているに過ぎないように思えますが・・・

この騒動は放送に対する抗議が新聞社の方に250件あったことによる対応のようですけど、中日新聞の発行部数は300万部ですので、それこそ「万に1人」の割合でしかありません。メールですから同じ人物が何回も抗議している可能性もあります。そしてこの高江デモは、自分のもらったパンフのソースによると、多いと大体300人ぐらいが参加している模様です。もちろん人員は入れ替わるので総数はもう少し多いのでしょうけど、メールの件数と照らし合わせるとおそらく団体の主要メンバーのみが騒いでいるだけで、お金をもらって参加している人は単なる「仕事」だからこそ、そこまで熱心でないとも見れますね。それよりも、大多数の国民は「本当のところはどうなのだ」ということが知りたいのではないかと思います。
5万円が支給され、日当がプラスされているのかは分かりませんが工夫次第で数万円が残る状況で、中国人や韓国人の高齢者がこぞってデモに参加し、違法に道路に座り込んで正常な通行を妨害し、衝突が起きた時に暴力も辞さないのだとしたら、それは最早「雇われテロリスト」であるという意見が出てきてもおかしくはない状況ではないでしょうか。真実をデマだとして言論封鎖しようとする動きは、トランプ大統領がやっていることと何ら変わりませんよ。おっと誰か来たようだ・・・

中日新聞社には、身内の強みを生かしてこの日当疑惑が本当にデマなのかどうか、きちんと調べて検証するくらいのことはしてもらいたいと思います。そういう投書をしたら・・・多分ボツだろうなあ(笑)

音楽教室に著作権

2017年02月02日 | 時事
音楽教室から著作権料徴収へ JASRAC方針、反発も
そのうち小学校の教室からも取りに来そうだ・・・

まあ教育関係は著作権法第35条により必要最低限度のコピーや配布は認められていますけど、音楽教室のような営利団体だと色々と難しいようですね。特に音楽は徴収が厳しいと聞きますし、余りにも高額な場合、その商売自体が成り立たなくなってしまう恐れもあります。

しかしそうなると未来の音楽業界に携わる人材の育成に支障が出てしまい、結局金のガチョウの腹を裂いてしまう行為になってしまうのではないでしょうかね。

オプジーボ半額

2017年02月01日 | 時事
来月から「オプジーボ」薬価半額に 製薬業界は反発「新薬開発の意欲がそがれる」
というわけで、今日から安くなった模様です。

このオプジーボはいわゆる抗がん剤なのですがその仕組みが全く違って、がん細胞を直接殺すのではなく、体内の免疫細胞をがん細胞から守る働きをしているそうです。つまり自己免疫機能でがん細胞と戦えるようにする、言わば漢方薬のような発想なのですね。当然ながらこれまでになかった画期的な薬であり、一部ではもうノーベル賞待ったなしという声もあるようです。
がんという病気は細胞の異常であり、実は毎日体の中で生まれているのですが、免疫によって大抵は大きくなる前に消滅してしまっているようです。ストレスや外的要因、高齢化などでこの免疫細胞の動きが弱くなると増殖を抑えきれなくなり、いわゆるがんの症状が出始めてしまいます。転移する前ならその部分を切り取ってしまう手術はできますが、体中に回ってしまうくらい末期になると、もう抗がん剤くらいしか方法がないのが現状です。しかし直接殺す薬は正常な細胞まで傷つけてしまい、副作用も強く思うように効かない人も多いのが難点。何より困るのが、がん細胞自身がこの免疫細胞の働きを弱くさせてしまうようなので、治りきらないということです。増殖を抑える、増殖を遅くするという効果しか期待できず、副作用やがん自身の痛み、段々弱っていく体に耐えないといけません。

で、この薬は免疫細胞を弱くする働きを抑える効果があるらしく、体内の免疫細胞が正常に働くようになり、従来よりもがんを抑制どころか消滅させる割合まで格段に増えたのだとか。そんな画期的な薬ですけど、何と価格が1回100万円以上するようです。年間にすると1人当たり約3500万円。それが今日から半額になるということのようです。まあ高額の薬は当然健康保険がありますから、患者の実費負担では元々73万円だったのが69万円と、僅か4万円ほど安くなるだけのようです。つまり健康保険側の負担を減らすのが主目的なのですね。ただし、薬の価格は基本的に2年に1回見直されるのですけど、そのサイクルを逸脱して急に安くさせられたので、製薬会社にしてみれば利益見込みが大幅にへってしまったということです。

個人的には、これはエコカー減税と同じで、安くすることで市場に出回る量を大量に増やし、臨床研究を一気に進める効果の方がでかいのではないかと思っています。調べてみると、まだ重症患者にしか治験が進んでおらず、どの段階でどれくらいの期間投与すればいいのかも正確には分かっていない段階なのだとか。重症者に効くのなら、それこそ手術で治るレベルの患者にも使えば手術の必要すらなくなるかもしれませんし、それこそ「心配だから飲んでおくかー」レベルの使用法も考えられます。それには余りにも高額だと中々手が出せませんし、そのうち他の企業にさらに効果的な薬を開発されてしまうかもしれません。薬も商売なので、頭痛といえばバファリン、半分は優しさ(胃薬)というような(笑)メジャー化させる目的で、多少損でも大量に使用実績を作ることにメリットがあると思います。

うちも祖父ががんで亡くなっていますが、最後は本当に起き上がることすらできなくなっていました。自分も最近謎の腹痛とだるさが続いていたので医者に診てもらい、幸い違ったようでしたがその間色々調べたので詳しくなり(笑)いつなってもおかしくない身近な病気なのだと感じるようになりました。その時にはさらに医療が進んでいてほしいので、このオプジーボもどんどん市場に出周り研究が進んでいくことを期待したいと思います。

ところで、教員はがん検診とか人間ドックが40歳にならないと始まらないのですが、それで本当に大丈夫なのかなあ。