たまごのなかみ

千葉県北西部在住。映画・観劇、近隣のこと。毎日 元気に機嫌良く♪

僕にも守りたい人がいるんです..とな

2006年07月18日 10時51分09秒 | 観る
言わずと知れた小松左京の大ベストセラー小説の再映画化です。1973年東宝制作の前作や 1974~1975年(全26話)に放送されたTV版についてのデータは、こちらが 便利です。

『日本沈没』(劇場にて 7/16)
制作国:日本(2006年)
監督:樋口真嗣
脚本:成島出、
   加藤正人
原作:小松左京
出演:草なぎ剛、
   柴咲コウ、
   豊川悦司、
   大地真央、
   石坂浩二、
   及川光博 他

そんなに期待していなかったんですよ。だからよかったのかもしれませんが、私としては けっこう入り込んで観てしまいました。ところが! 一緒に行った我が家の男共は、前半がたるいだの 危機感が薄いだの 場面と場面のつなぎが甘いだの..まぁいろいろ言ってまして、どうも二人で かなり意見が一致している様でした。加えて、前作を知っている殿としては 原作に近い前作のラストをどうしても支持してしまうとのこと。更には「前半 どうなることかと思ったけど 終盤でなんとかダダッと持ってったよね」とのご意見。それに賛同する王子...。「え? そ・そうだった? そんなだった?」と狼狽(うろた)える私!!


いやぁ~ 確かにね、CGも Pixarを始めとするハリウッドの技術とは比べるべくもなく...津波だてCG以外の何物でもないし...、列島の被害状況を衛生からの俯瞰として見せたいのだろうけど CG下手すぎて(博物館のジオラマか!)どういう状況なのか全然分かんないし、既に 各地で大きな地震が起き始めているというのに 函館の極めて海に近い場所で呑気に景色を楽しんでいる観光客が普通に居る とか...、初っ端から幕切れまで 玲子(柴咲コウ)は 小野寺(草なぎ剛)や伯母達の居所を あっという間に突き止めちゃって、お前は人間GPSか!?? みたいな、まぁ言い出せばキリがないほど突っ込みどころ満載なのでしょうけれど...なんでしょうねぇ...私は それほど悪い出来には感じなかったんですよ。随分早くから泣き始めちゃったしね...。(泣けりゃあ いいってもんでもないデス)

いやなに 私の場合、映画やテレビ観て「ええぇ~っ!!」っていうくらい早く泣くし、気持ちは そんなにイッてなくても ちょっとしたキーワードで ポロポロ泣いちゃったりするんで、私の涙じゃ バロメータにならないかも知れないんですが、でも今回 けっこう気持ちが持って行かれちゃったんですよねぇ...。ちょっと上手く説明できなくて申し訳ないのですが、これって 感じ方に男女差があるのかなぁ...って 映画館を出たあともチラッと思ってたんですが、確かに同じ様なことを書いている人もいたりして、ひょっとしたら母性を掻き回される映画なのかも知れません。(お涙ちょうだい風ではないと思いますよ)

そりゃ、思いの外 映画の比重が恋愛の方に傾いちゃってるし、もう少し社会派の方が好みだっていう殿の気持ちも ごもっとも。だからって、ラストを原作通りにするのも 今の時代どう? 策なしってどうなわけ???

だから、あまり理詰めで観ない方がいいんじゃないかと思うのです。これからご覧になる方、どうぞ‘気持ち’でご覧になって☆

それと...メインの男優陣 ── 草なぎ剛 豊川悦司 及川光博...と 目元の控えめなキャスティングに 歓び☆ デス♪


 おまけ 
こんな人たちが 出演してたなんて知らなかった!!
富野由悠季氏、庵野秀明氏!!!
ア~ンド、とっても重要な役割を担う‘N2爆弾’が、『エヴァンゲリオン』からの引用だったなんて...  
エヴァ未体験の私は、今朝になって知りました  
ひょっとして、『日本沈没』って究極のオタク映画だったりして☆ Good job

でもなぁ...、あの状況下 野営地のテントの中で あのセリフはない。あり得ない。私なら 絶対そんなこと言わない。それに、イギリス イギリス言ってる利己主義の奴のことを いつまでも好きだっていうのは あの玲子というキャラクターには そぐわない。私は、ついて行くけどね イギリス☆ スタコラと。...行かないかな? ...揺れるね。

草なぎ君主演の映画では、オール韓国語 無国籍映画の『ホテルビーナス』が 私からのお奨め☆
コメント (11)
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『丹帆あこ 作品展 』開催日訂正

2006年07月18日 09時38分24秒 | 四方山話
先般ご案内致しました 友人のとんぼ玉作家 丹帆あこの作品展...現在、南青山にて開催中ですが 会期について若干訂正がありますので、改めてのご案内です。
(最終日の7月18日まで 記事のトップに配置します)


丹帆あこのとんぼ玉
【ガラスアクセサリー夏物語展】

期間:平成18年年6月29日(木)~7月18日(火)
場所:箔一南青山店・ギャラリースペース
   (都内港区南青山5-7-21
    芥川青山ビル1F 03-5464-0891)
《新作特別ご紹介展》
   6月29日(木)~7月5日(木)
《本格ギャラリー展》
   7月6日(木)~7月18日(火)
営業時間:11:00~19:00(日曜・祝日休み)

尚、本日(7/6)以降の 作家在廊日は 7/6 ・7/13(11時~13時)・7/18となっております。
コメント (2)
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