katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

リピ-タ-さん教室

2011-11-27 23:51:42 | モザイク教室
月に1回ペ-スがすっかり定着したリピ-タ-さんの教室。
ちなみにここでしかやらないスタイルなので進行具合はボチボチとなる。

方向性としては黒のアゲハでカラフルな模様・・・そんな中での中央に赤・・・
もうこの時点で赤のウエイトが多くなった事で、本人の意識とは関係無く赤がメイン。

けれど本人としては完全に仕上がるまで何で・・・?結果を見るまで判らない・・・
若干納得行かない・・・・そんな感じ。

更にその上なんだけれど、赤の次がオレンジと決めてたみたいなんだけれど、
赤にオレンジ・・・ほぼ赤を目立たせるようになっている方向。

理由らしき理由と言うのなら、赤は同じ量を使わずとも目立つものだから。
しかも工夫をしないと上絵ばかりになる方向性も秘めている・・・・。

そこで確認。上絵の赤と同じ種類がしっくり来るけど、そうなるとどうしても子供っぽく
感じる可能性もある。勿論、そう言った派手にも思える色合いに戸惑う事が無いのなら

全く問題は無いけれど、1つの例として、赤以外の色は意外とバリエ-ションがあるので、
もし段々薄く・・・なんて事を良しとするのならさっきよりも大人な仕上がりに見える。

ちなみに上絵は濃い色なので青が紺になる事はあっても、他のはすべて上絵が一番濃い
色だと思って頂いて良い・・・・と言う訳で段々濃くでは無く、段々薄くになる。

するとこんな説明からオレンジは段々薄くなるを選択。しかしその後、また悩む。
そこで例えば赤2、オレンジ半分、とこんな分量でガラスタイルで説明をした。

ここに黄色を置いたとしても、恐らくまた赤をより引き立たせて、更にパワ-アップに
繋がって行く・・・では緑では・・・・とやって行くと、青の時に・・・あっ・・・と

言いたい事に気が付いたようだ・・・。そもそも赤が目立つ・・・こんな程度なら
それほど気にならなかったのだろうが、思ったよりも目立ち過ぎにも感じて、

尚且つ、赤を目立たせるような・・・・って説明の表現が、そんな思惑でやったつもりも
無く・・・・となると、やればやるほどそうなって行く事に違和感を感じる・・・・

しかし引き返せないし・・・そこで考えては見るものの、イメ-ジしても完成図が
具体的に浮かばない・・・・つまりきちんと最後まで見えないと・・・・となると、

どうしようかな・・・・?となる。ここがまず1つ。構想をここで考えれば、
当然その構想に時間は掛かる。しかしそれはここのみのモザイクとなれば致し方なし。

こんな事からも1つ1つ説明が長くなる。そんな事からもさっきの・・・あっ?の説明。
つまり赤の毒消し効果。青で赤を押える。こんな事に繋がる。

だから黄色や緑では薄過ぎてその効果は得られない。そんな説明も何故?となる。
つまりそうなって見ないと判らない・・・つまり百聞は一見にしかず・・・だが、

オリジナル教室はサンプルが無いから、想像でしか語る事が出来ない・・・。
つまり俺の話に信憑性が加わるか、それ以上の売れる事での信用と言う圧力にも

思える力を付けるか?何らかの改善が無いと、この教室はありとあらゆる方向性を
説明し、その中の方向性を選ぶとも限らず、仮に10個アイデアを語っても、

全くその中には無く、ただ参考にする・・・そんな繰り返しになる。
しかしその時間が早くならないと、益々進行速度は上がらない・・・・・。

ただその進行速度は一切気にしない・・・となると、気にしているのは先生のみとなる。
こんな気分は親と子供なんかの老婆心とほぼ同じ。

傘持って行きなさいよっ・・・何で? 雨降るからって・・・降って無いじゃん・・・
今、雨が降っていれば判る事だが、それとてポツポツじゃん・・・別に・・・と

なれば、特に本人には影響無いが、その後、段々強くなり台風となりました・・・・と
なると大抵は痛い思いをしたりする・・・そして後悔に繋がったりする・・・大抵ね。

しかしこの人は、例えそうなっても泣かないし後悔もしないような人。
だから台風になると、どんな事で困るのか?何が起こるのか?みたいな説明となる。

台風なら雨だけじゃなく風が吹く。風が強ければ傘も壊れる。安心、安全なら
ひとまず傘をさして行く事をお勧めする。当然合羽も持って行く。

雨が弱ければ傘のまま、強ければ合羽に変更。そのままさしていると傘は壊れ、
場合に寄っては飛ばされ、事故にも繋がる。事故の説明としては、傘のみが飛んだとして

車にぶつかって傷を付けた場合、つかまれば弁償だし、逃げるって手もあるのかなぁ?
逃げるのなら逃げ方なんだけれど・・・・と永遠に説明して、

そもそも危ないから外に出ないって選択もあるんだけれど・・・・と考えられる
すべてを語り、何で?に答える・・・・こんな教室となる。

そもそもすべては先生の経験値による説明で、知識なら先人がそう言ったから・・・と
公式のように決められているものだから、どうして?って言われても、

それを説明出来るのなら、先生では無く学者さんの方に進んでいる気もする。
だから経験値の切り売りだから、これを専門用語で何々と呼ぶ・・・みたいなのが無い

ほぼその説明で・・・・そう感じる事は無い?いくらかでも・・・となる。
何故なら感性を教えているのだから・・・・ここは・・・。

つまり感性は目に見えないものだから、小さじ2杯やら2センチとか単位や数量が無い。
更に人それぞれの感じ方がある。その感じ方を語らないと教える側は普通って言う

今まで教えた人達の参考例を引き出したりする。所がそれすら何で・・・となると、
それは向き合う時間が相当必要となる。

ただその考えている時間が楽しい・・・そう言う人ならそれはそれで良い。
それも押し付けるつもりは無い。何故なら上手くなりたいって言う訳では無いから。

月に1回のアトリエでのモザイク・・・楽しい・・・ってスタイルだから。
かなりこの人のスタイルは新しい教え方としてこちらも勉強になる。

更にその説明の時間はどうして必要になるのか?にも繋がって来る。
それはこうして・・・と言う強制がここには無いから・・・・。

増してこの人のスタイルなら、そんな必要は一切無くなる。

ただこの教室にもし今後何か?あるとしたら、自分がどう感じるか?のどう?の掘り下げ
だとするのなら、そこに単位を付け、そこの微調整が出来るようにするとか、

逆も真なり・・・と人はどう感じているのか?・・・・と言う余りやった事の無いと
思われるそちらの考えをチャレンジしてみる・・・とか具体的になるだろう・・・

これが結果からの説明。赤になって考える・・・他の色になって赤を観る・・・・
そしてアゲハとして空を飛ぶ・・・・これが感性だったり想像力なのだから・・・。

しかしそれは教える側の考え。楽しいから・・・のみで続くのなら、それとて老婆心。
中々勉強である。






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オ-ドリ-教室

2011-11-27 06:56:20 | モザイク教室
ひとまず来るまでの間は作品作り。そんな中、遠目で見たい時は外に作品を出して
植木屋さんのように眺めてから作る。何しろ観る人の目線の距離感が欲しくなるから。

となるとアトリエ内では無理なのでね。それと太陽光ではどう見えるか?も大事。
何しろ外壁用だからね。

すると、先日の補修の工務店さんだと思われる人が写真撮っても良いかい?って。
特に嫌がる必要は無いので、どうぞ・・・・となる。

興味を持って頂く事は消して悪い事では無いし、その画像を誰かに見せてくれるだろうし
また・・・そしてまた・・・の繰り返し。



そんな中、東部公民館の担当者さんが奥さんといらして下さり、残りの1枚を渡して
この教室は完了した。ここでもまた1人、奥さんに観て頂いた。

こう言う事の繰り返し・・・地味だが知って頂くとはこの繰り返し。

担当者さんはとても喜んで頂いているようだったし、奥さんからは差し入れも頂いたし
何しろ無事終わったのなら、これ幸いである。

そんな中、オ-ドリ-教室。


カニ、ヤドカリ、クラゲ、エビ・・・・こうやってキャラクタ-のように増やして行く時
意識するべきは、どのグレ-ドも満遍無く観ている人にポイントが入るように・・・

そんなイメ-ジにするには?どうするべきか・・・?と。
そう言う点では、この4つ・・・・見事なキャラである。

どれも捨て難い可愛さになっている。ここはこのままをキ-プして行けば良い。
その上にグレ-ドを上げるには、例えばカニとカニの間に丸を切って入れるとする。

1cmタイルのように決まった大きさから上手に丸を正確に切れれば、ほぼ大きさは一定。
それを間に入れて行けば、均等に計らずとも入れられる。

これをガラスタイルを4分の1にカットしてから同じようにすると、完全な4分の1では
無くなるので、大体って感じがさっきよりも流動的になる。

つまり作る前から操作する。こう作る・・・って作り方を練習する。
ただ大まかにはほスタイルは出来て来ているのね。

つまりタツノオトシゴのようにメインを大きめに作る。大きいからパ-ツ数は増える。
当然それによりリアルに近づく。しかし目をマンガチックにする事でそう見せない。

前回の和風の大作で言う所の女の人となるのだけれど、ここでは顔が小さくそう出来ない
事からも、髪の毛が長くなる事で普通から逸脱した。

こんな事からも、メインをリアルで可愛くし、バックにはそれに関連するもので
規則正しく埋め尽くす・・・こんな事を目指すと良い。

こうして行くとグレ-ドはかなり上がって見える。まずはここを目指して行くと良い。
そして慣れたら、ある部分だけ流動的な部分を作る・・・いつも言っている85点の話。

残り15点分を遊びに行く・・・失敗しても・・・安心、安定が身に付くと、
冒険だの、不安定が欲しくなる。人の欲とはそんなもの。

そんな事が出来るようになると、上手くなっていると思われるのね。

そして上手くなって遊ぶと、もはや人にはその作品は遊びには見えないと思うがね。
そして更に上手くなって、それすらも越えるととても簡単そうに見えるはず・・・・

何と無く楽しかった・・・・、あっ作れた・・・から上手くなりたいって思って、
繰り返して行くと、技術が上がる。ただその技術とは?道具を巧みに操る技術。

つまり生み出す技術では無い。そこで構想を立てる・・・となる。
最初は漠然と・・・と始めて、さっきと同じように、また上手くなりたい・・・と

思う事から始めて、また繰り返す。所がさっきの技術の繰り返しと違って、ただ
繰り返しても構想ってのはそう簡単には手に入らない。

構想ってのは、自分を知る事。何が得意で何が不得意で、人は何処を褒めてくれて
何処がそれより見劣りしているのか?こうした自分と第三者との折り合いみたいなもの。

観る人に最初は判り易くを目指して、少しずつ上手くなって隠して行く・・・・
けれど隠し切ったら何も伝わらない。そのさじ加減を巧みに使う技術の取得。

まっ俺の目指す技法としては、古文で言う和歌だの短歌だのの、あの手法。
伝えるべき人にだけ伝わるように・・・・。そんな感じなんだけれど。

上手くなるって大変なのね・・・・。

さてそんな中オ-ドリ-が小物完成。


目地で同化させてド-ナッツに見えたのね・・・・何より。
これでサメとほぼ同じグレ-ドになったのね。

これはプレゼントらしいんだけれど、貰う人が比べるだろうからねぇ・・・・
好みの違いならともかく、グレ-ドに差が出来るのは作り手の問題になるからねぇ。

モノは残る・・・から。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする