katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

ノアさん教室と下地つくりの続き

2015-10-28 07:56:49 | モザイク教室
今日は午後からノアさん教室で、それまでは材料などの発注だったり、生徒さんの下地の頼まれ物も増えてしまって、期限の日時と見比べて何を優先的にやれば良いのか?の確認をしつつ、オードリーのペンキ塗りをしていると、ノアさん到着。

いつものようにどうですか?・・・・の質問に、バラに見えないね・・・・と旦那さんにダメ出しされてガッカリしていた前回からすると、今回は何だかバラに見えて来た・・・って言われたって笑顔なんで、まずは何より。

そもそも大事なのは確認なのね。そもそも何でこうなるのか?それはメインのフラメンコダンサーが余りにも上手く行ったから。それに見合うバラであり、壁であり・・・とならないと、見劣りしてしまう・・・そう言う理由からなのね。つまり上手くなった悩みからなのね。

それが旦那さんは正直で、思わぬ上手く見えたフラメンコダンサーには絶賛し、素直にそれより見劣りするから、バラにはダメ出し・・・って話。
つまり期待値が上がってしまったから・・・。ただここがとても大事で、これだけの大きさの作品では、そう言う事は必ず起こり得るのね。

何故なら下絵を見て貰えば判るが、本当にザックリ描いてある。これを始めた当初はこの輪郭だけの線を頼りにやって来たものの、あの時よりも段々と色んな事が出来るようになって来たのね。そうなると今度はとても繊細な線が必要になる・・・あの時とは状況は変わって来た。

そんな中、作りたかったのはフラメンコダンサーなのに、それはほぼ完璧に終わった・・・なのに他のもので質を落としたくない。こう言う心理は働くもので、じゃその心理はどうして起こった?そう結局、最初は私に出来るの?って半信半疑で始めていたのに結果が出た。しかもメインが・・・。

ほら欲が出ているよね?ここなのね。ダンサーには結果が出ただけで、バラには何の保障も無い。つまり最初の気持ちでやれば良いだけなのね。
でも、何と無くメインの後だけに後はバック・・・なんて気持ちになったりしていると、何で上手く行かないんだろう?・・・・ってな事になる。

勿論本人に聞けばちゃんと謙虚にやっているって言う人もいれば、そうかも知れない・・・って言う人もいる。いずれにせよ、どうであっても何故そう言う事になっているのか?・・・がきちんと判れば、何をしてもこれからも一緒で作った事の無いモチーフは常にあの時のままなんだ・・・って言う自覚。

そんな気持ちが初心なんて言う事に繋がると思うのね。それさえ忘れなければ、気持ちは変わらず腕は上がっているのだから、困った時は腕が助けてくれるのね。じゃ何故困る事が発生するのか?それは眼が肥えるから。以前は出来ないだろうから・・・とか、この位なら出来るかな?とか、

心理としてはフラメンコダンサーのみに気を取られていたと思うのね。だから資料を持っていてしっかり見ていた。じゃばらは?となると、資料は置かずにやったと思われるので、同じスタイルでしっかり見て・・・となった。これを紐解くと・・・どうなるか?

要するにバラの大きさ。バラが本物よりも大きい。つまり顔をアップにしたとすると、今の作り方とは仕上がり変わるでしょ?アップにした顔なんて線の入れ方一つでシワにも見えたりする訳で・・・でしょ?小さければそんなの意識する必要が無い。

こんな違いがあって、アップにするって事はより繊細にしないとならないのに、資料を置かずに感で作ればそうなる。けれど、ここが大事でそうなってしまったとしたら?本物の腕って言うのは、困った事は必ず起こるもので、その起こった事を何とか挽回する事なのね。

そうね、野球好きの俺としてはメインの4番を打ち取ったピッチャー心理。やった打ち取った・・・フラメンコダンサーを・・・って感じだと、打たれるかも・・・って思ったのに押さえた・・・・良かったぁ・・・・って5番に打たれちゃった・・・・まさかのバラで・・・。

こんな感じ。でもね、6番をきちんと抑えれば元には戻らないけれど、深い傷にはならない。けれど引きずったままやれば、バラはまだあって、また打たれるかも・・・・って苦手心理のまま向き合わないとならない。ならば傷を広げないで、何とかこの場を何とか逃げ切って置けばチャンスはある。

そんな感じなのね。そんな感じの今日、旦那さんに見えるかも・・・って言われたって。そうね、逃げ切ったって言うより挽回したって感じなのね。
こう言う事の繰り返しなのね・・・大作って。長い道のりだもの、色々あるって。頑張れ・・・って話。

けどね、困った分だけ一皮剥けるのね。だって痛い思いしてんだもの。そりゃ何も無くやっているのとは訳が違うのね。
そんな中、壁やら期らの資料を持って来て、そろそろこんなのを相談しようかと・・・・って。凄いぃぃ、それよ、それなのね。

確かにまだバラは終わっていないけれど、すでに資料を持っていてちゃんと調べてある。バラは資料が無かった事を考えれば、凄い進歩なのね。
しかもあぁして見たいとか、こうして見たいとか、出来るかどうか?は別にして理想がある。これも凄い。

何か漠然よりもこんな感じって言うものを持っている。更に理想はそれであっても出来る範囲で・・・・ってちゃんと譲歩もある。これも良い事で、これがそのまま出来ないんじゃ辞める・・・・なんて人もいるのね。それではこちらも出来ると判断するまで却下するしかないし、

仮にやったとしても、その果てしなさにへこたれるだろうし、そう言う事だって十分考えられる事もあるのだけれど、いずれにしても立直しの仕方も上手いし、心配は少ない。それと、確実にお互い慣れた事も大きな原因で、きちんと伝わっているやり取りが出来ている手ごたえがある。

まぁ何より自宅で進めて旦那さんにバラに見えないって言われたものが見えた・・・と言われたのも大きい。しかも、今日はもっと見えている。
また旦那さんに見える・・・って言って貰えれば自信にもなるだろうし、そう言うのって意外と大事なのね。

そんなこんなお教室の後は、unidyで下地作り。



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