katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

リピーターさん教室

2015-10-18 07:23:28 | モザイク教室
今日は午後からリピーターさん教室。それまでは店舗仕事のボンドがはみ出た所の処理をやったり、来月開催のびれっじさんの金魚自慢大会のkatsu賞の作品・・・・一体何を作ろうかな?・・・・って考えたんだけれど、こう言うのが一番難しいのね。

もう何度もやっていると、色んなものを作ったし、けれどモチーフは金魚だし、ただきちんと似ているのみの作品は購買して頂きたいのだから、アイデアだけで何日も手間を掛けるのでは無く、やり始めてたら1.2日で終わらせる・・・・そんな作品。

ただね、ここが難しいのは、実は単なる金魚なら下絵を描いて1.2日で終わる事は出来るのね。だからそっちのが楽。けれどね、そうしてしまっては、売るべき作品が貰える事になってしまう・・・・だから、ここはこれから先に使えそうな何らかのアイデアで作る事で、その練習した作品をプレゼント。

こう言う考え方の作品なんで、微妙な失敗するかも知れ無いし、いずれにせよ、だからただ作るじゃなくて、考える時間の方が長くなる。
言い方変えれば、大変なのはこっちの方なんだけれど・・・・。まぁその結果、ちぃぃぃとも、良いアイデアが出ずじまい・・・・そんな中、リピーターさん教室。

それが何だか木で出来た英語の文字を買って・・・・これにタイルが張りたいとなり、色々とお話を聞かせて貰った上で彫る事になり、


こんな感じになり、これはお遊び作品なんでご自宅で・・・・。そんな訳で、いつもの作品となるのだけれど、色んなものに目移りするらしく、けれど色々見てみたい・・・となり、持っている海外の本やら、ネットで他のお教室のサイトを紹介したりしていると、あっこれも良い、あれも良いとなる。

ただね、その良いって表現の全てが、恐らく色なのね・・・・そこが問題だと思うのね。要するに色が綺麗、素敵って言うのでは、デザインさえあれば、それを真似すれば良いんだけれど、本当に大事なのはこう言う方の場合、モチーフは何か?なのね・・・・。

例えばね、0と100はどっちが良い?って聞けば誰でも答えははっきりしている。こう言うのは質問とは言わない。つまり質問とは?悩まないとね・・・そこがその人の微妙な心のラインとなる。そんな質問をしていかに、その人のオリジナルって言うのを見つけて行くものなんだけれど・・・・。

そこで普通は何が好き?って質問になると、お花が好き・・・なんて事になり、どんな?とかになったりして・・・かと思えば、ウチの犬だったり、スペイン好きだったり・・・・ある意味モチーフは自由にこんなやり取りからスタートするんだけれど・・・・この方の場合、同じような質問をした時に、

ムーミンって言うのね・・・多分。こうなると問題なのはモチーフがキャラとなると、色々と問題があるんだけれど・・・。そもそもそう言うキャラってものは、似ているか?似てないか?のみで、有名であればあるほど何とかなるもので、腕うんぬんよりも何とかなっちゃうものなのね。

出来ればしっかり技術を得てからやった方が良いとは思うのだけれど・・・・贋作をやるのならね・・・。それがここが問題で、そこそこ似れば良い・・って感じだと、そこそこの腕で出来そうでしょ?・・・・ほら、つまりそこそこを教えれば良くなるじゃない?じゃそこそこってどの程度?って話。

これがしっかり似させるって気持ちでやるのなら、それこそが贋作なのだから、それならこう・・・って贋作指導も考えるが、何と無く緩い感じだと、まっそれでも見えますね・・・って事が多くなると、特に教える事が無くなって行く。

それがどうしてもそっくりに・・・って場合なら、覚悟もあるだろうから、じゃこっち、それはこう・・・なんて細かい事を言えるのね。そこは進む事よりも似ている方を取るだろうからね・・・・それを単なるキャラとなると、そんなにこだわらなくても・・・・って気分になるだろうから、

こちらとしても指導らしきものは大きく緩くなる・・・・見えるから良いかっ・・・ってね。そう言う点からも、まだ始まったばかりの方だから、出来れば本来は、自分の好きなモチーフから発展させたものでやる方が良かったのだけれど、好きなものが思い付かずに、何処かから見つけたものに、

なって、ただその絵をそっくりコピーなら、それはそれでここはこうだし、ここはこう・・・となるのだけれど、鳥以外は何と無くなんで、もはや何をどうすれば良いか?と聞かれても、どうしたいか?と逆に聞きたくなるし、そもそも何処が特徴で何をって言うのが俺には判りづらいのね。

ただ1つ言えるのはこの方が良いと思った事が色・・・・ただそれには必要最低限の形のラインを入れるだけ入れて・・・そこから色となるのだけれど、その形を自由に切れるか?となると、色んな形をこの作品で練習して貰いたいのね。

ただ、モノの考え方1つなんだけれど、この作品が大事なのか?この作品は今後続けるに当たっての通過点なのか?で、全然変わって来る。
さっきの0か100か?の話に当てはめれば簡単な話で、この作品が全てなら、冒険はさせないし、確立の固い事を優先する。

けれど、もし通過点と言うのであれば、安心安全な事だけでは無くて、チャレンジ・・・みたいな事を沢山やって貰う事になる。
ただ、一体どの程度・・って言うのは、アトリエのみで進めるとなると、最初からきついのは続かなくても本末転倒になるし、ほど良くと言いたいが

・・・・ほど良くって言うのは、0でも100でも無いのね・・・・一体いくつならこの方の適度になるのだろうか?って言うのが難しいのね。
つまり理想を言えば作品の質は良く、進み具合もほどほど・・・・こんな難しい事なんだけれど、一体それって何日くらいなんだろうか?・・・・

じゃ質って何がどう良いんだろうか?・・・・こうして言葉にすると難しい事が良く判るでしょ?なのに、ある意味簡単にも思える・・・。
つまり質が良いのは、似ていると判りやすいし、1年掛かっている作品なんてきっと他の所では珍しいだろうから・・・となると、1年とする。

となれば、アトリエのみの1年とは12x4.5時間とするのなら、48~60時間で完成って話でしょ?ほら、こうして決まり事のような話があればね、ほらまるで労作展みたいな話になるでしょ?期日ありきで完成を割り出す・・・・だから、この位の事かな・・・?ってね。

けれど逆に時間制限無しなら、終わるまで・・・・って、有得ない果てしなくなる。それが実は自分の中に見えない完成度とか、時間とか多分これくらいで・・・・ってものがあったりして、そんな場合、まさかこんなに掛かるとは・・・・とか、になったりする事がある。

いずれにせよ、出来る事ならこれは果てしない練習・・・・なんて気持ちでやって、果てしないなぁ・・・・って気持ちになるのなら、さっきの小物のようなもので息抜きなんて出来ると良いのだけれど・・・・・。そんな中、1cmタイルを四角く切って、丸いラインに見せる・・・・繰り返し。

大小様々な大きさでクルンなんてすれば、難易度も上がる・・・・まっ頑張っているのね・・・・果てし無さそうだけれど・・・。
そんなこんなで、お教室後は朝の続き・・・・ちぃぃぃとも、良いアイデアが出ずじまい・・・・。

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