katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

お久しぶりのノア教室

2017-10-18 05:32:16 | モザイク教室
今日はお久しぶりのノア教室。半年位経つのかな?・・・そんなこんなで送迎に行くと・・・先生ぃぃ、ご無沙汰です・・・ってなスタート。実は昨日、既にアトリエに作品は送られて来ていて・・・。開けて良いって言われていたので、すでに準備万端なのね。

ただ確かに久しぶりなんでお教室としても、この作品を進めるのも楽しみだし大事なんだけれど、実は次の作品のお客さんでもあって・・・こうして実際会えて、生の声を聞けるなんて機会は早々無いし・・・ここで何としても作品作りのきっかけになる話を・・・

って気持ちであったりする。何しろ本来ならノアの順番なんだけれど、入れ替えたのもあって・・・だから今回は特にね。そんな中で、色んな話が聞けてね・・・そうね、少し前の予定では、女の人がいて騎士みたいな感じで動物達がいて・・・みたいな。

ただこれだけ聞くと、手塚治虫さんのリボンの騎士やジャングル大帝なんて映像が浮かんじゃうのね。要するにどちらも一緒で、リーダーが女の子か獅子かって違いだけで、結局王者の風格は欲しくなるが、問題なのは迫力なのね・・・。

そもそも何匹どんな動物達がいると、その感じが出るか?なのね。しかも恐らく60cm程度・・・もはや考えただけでも匹数を増やせば1匹1匹が小さくなり、例えばゾウだのキリンなんかがいたとしたら?虫のような大きさになってしまう・・・。

もっと言えば小動物だとしても、アップにして上半身にすればリスだのうさぎだのって事なら何匹か入れられるとしても、女の人は全身入れたい・・・って事なので、かなり無理がある。そんな中、もっと前の話の中にドラゴン・・・って話があったのね。

龍では無くドラゴン。日本のじゃなくて西洋の・・・ね。羽根があったりするあっちね。それがまた話に出て来て・・・ただ翌々話を掘り下げて聞いて行くと、カリグラフィー的な文字でスペイン好きな事も取り入れて、何らかの文章を入れて、バックにドラゴン・・

なんて、何か重要な調印式に使うような用紙に透かしのドラゴンが入ったみたいな雰囲気のある絵が浮かんだのね・・・。割とお洒落になりそうだし、趣旨も十分合っているし、何か新しい感じの作品になりそうだし・・・何か描けそうな気がして来たのね。

こう言うやり取りは大事でね・・・何を作ると決めても、タイルやガラスタイルを切って張るだけなのね・・・モザイクって。だからこそ、その前の構想はしっかりしないと、時間とお金を掛ける意味がお互いにあるのかな?・・・と思ってしまうのね。

勿論、余り切らないで楽しく作る・・・時間を掛けずにって言うものなら、簡単だし安く済むと思うのだけれど、ここに来るような人や増して作品依頼なんて人は、それを望んでいたりしなくてね・・・。しかもこんな作品を作る人からの依頼だからね。

良い例が今のディスプレー台と東錦の表札・・・。

みんなどの人も金魚に興味のある人では無いのね・・・・ほぼ。しかもディスプレー台もかなりの数が増えて来たのね。つまり新作として比べたら、ディスプレー台にも興味を持たれても良いとは思うのだけれど・・・みんなの興味は東錦の表札なのね。

それは全て生徒目線だからなのね。わざわざ新幹線に乗って・・・みたいな遠方から来て習うって人が、余り切っていないディスプレー台に惹かれないのは当たり前で、逆に作る事を前提としたら?自分で作れない事を習いたいと思うからだろうね・・・。

って事は、趣味とは違っていても東錦の表札の方が興味が沸くのも当然。これはノアに限らずほぼアトリエの人はみんなそう。
ただ逆を返せば、単なるディスプレー台は置くモノの方がメインなんで、あくまでトッピングなお洒落が理想。

しかも、それを買うようなお客さんは、モザイクって言葉を知らなくても良いし、増して自分で作るなんて全く思わない人だったり、そこに掛かっている手間だの、テクニックなんて一切判らない人・・・こんな人がターゲットなんでね。

明らかにここに通う人が評価をしてくれるようなものでは無いと思っているのね。とは言え、ハンコを押したようにみんなリアクションがサラッと触れるだけなのね・・・もう少し喰い付いてくれるようにしないと駄目かな?・・・と思っても見る・・・。

おっと自分の話ばかりになっちゃったけれど、そんな中、夕方キウイがやって来て・・・お教室もやって、作品の打ち合わせも出来て、最後に賑やかになって・・・良い1日だった・・・って帰ったのね。また・・・って。

何にしても、また・・・って言って、また・・・って繰り返す。この繰り返しが何とも心地良い。本来はここに言葉なんていらないけれど、きっと、また・・・ってまた繰り返して、今までのようにまた続いて行くのだろう・・・。

そうして続いて行くのなら、それが全ての答えになるのだろう・・・継続は力なり・・・有難い話である。教えて来た事がこうした作品になっている。きっと最後までたどり着けばノアの代表作になるだろう。そんな人の依頼品・・・。

良い意味で相当プレッシャーになる。この横に並ぶのだから・・・この作品の先生の作品に見えるような作品を作りたいものである。

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