katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

kameyaさん出張教室と中学生と蛸の椅子

2024-07-28 01:45:50 | 出張教室
今日はkameyaさんの出張教室から。まずは棟梁。アイスの棒が指しているパーツが見せ所だと思うのね。たった4枚で裏返しになった花びら・・・ここまでキチンと切れるようになると、

ついつい徹底的に切りたくなるのね。そもそも徹底的なのが普通になっちゃったから。そうなると厄介なのは、ずっと160キロの速球を投げるピッチャーとか、ホームランが普通のバッターみたい

だと思ってね。じゃずっとそれが継続して行けるか?となると、メリハリって何だ?って事になると、メリハリは無くなるのね。常に良い事と悪い事は背中合わせなのね。そこで、ちはやふるの

原田先生は、主人公のちはやちゃんに、得意の早く取るのを辞めなさい・・・ってアドバイスをするのね。そりゃ得意と言うよりも、普通になっちゃっただけなんだけれど、知らず知らずにその

得意って意識無く使う必殺技に頼っちゃうのね・・・ここって時でも無い時にね。それじゃバリエーションが無いのね。そもそも近辺にあるパーツなんて楊枝くらい細いのね。もはや達人。

でもね、それを活かすには、いかに大胆なパーツが切れるか?で、より一層細く見せるに繋がるのね。それがメリハリなのね。繊細ばかりでは、それ以上の繊細なんて限界なのね。

ではどうしてそうなってしまうのか?は簡単な話で、切る事が普通になり、困らない。しかも、そもそもの下絵が小さいのね。もはや本物以下って感じ。それでは限界があるのだから、デフォルメ

をして、簡素化するべきなのに、強引に細かく繊細にしようとする。もはや無謀なのね。ただこれが厄介で、その自覚が無いのね。無意識にやれちゃうから・・・。これが上手くなった人なのね。

そこで意識をする・・・ここが大事なんだけれど、技術が未熟な場合は、ストライクを入れる様に意識するのね。だって狙わないと入らないから。でもね、上手くなったらわざと、ボールを投げる

意識を持たないと、普通にやると無意識に徹底的になっちゃうのね。だからここは大きめに切る・・って意識、ここは徹底的に細かく・・・みたいに、その花を作るに当たってどうするか?

もう棟梁は技術として、目に見える事は教える事は無さそうで・・・目に見えない意識の話ばかり。ただ目に見えない事は、さじ加減が難しいのね。例えば、全く理解が出来ないと、ただの

無駄話に聞こえるし、その質問がバカバカしく聞こえるのね。例えば、子供にお金持ちっていくら?って質問した時、100万円とか、デブってどのくらい?って言うと、相撲取りみたいな答え。

要するに極端に言えば、考える事は無いのね。料理にしてもしょっぱいなら、両手でドバッと、
甘ければ、砂糖にみりんに金平糖、ついでにハチミツでも入れる?ほら甘くなった。

こんなの考える必要は無いでしょ?こんな答えしか返って来ないなら、質問する気にもならないのね。そうじゃなくて、常に質問に答える時は、せめぎ合う答えが欲しいのね。それには、ギリギリ

が聞きたい訳で。これが中学生なら、お母さんにテストの結果を見せる時、ギリギリまっ良いかって思われる点は何点?とか、今のはシュート?パス?とか、今の自転車セーフ?アウト?って具合に

何でも質問は良いのね。聞きたいのはその人の考える悩んだ末の答えであって、そこが基準となり、それより多めか少な目か?みたいなやり取りになるのね。それがその人の普通って考えになる

から。かなり棟梁は慣れては来ているものの、棟梁はフィーリングの人だから・・・作詞と言うより、作曲って感じ。楽器なら鳴らして見たり、料理なら大体こんな感じとか、アドリブやソロ。

こんな感じが得意で、地味な繰り返しみたいな楽譜通りみたいな事が好きじゃ無いのね。逆にりょうさんは、指示通りが安心って感じなのね。

今、りょうさんはアトリエでは指示通りにして進めて、ここでは、自分で考えて・・・みたいに進めているのね。んで、今はCみたいな時に、必ずこんなパーツで切る・・・ってスタイルがあって

ここがまだ理解出来て無くて・・・ここが慣れたら、ひらがなの、あ、みたいに、交差している時に、どっちが優先?みたいになるのね。山手線が主線で、総武線はそこにぶつかって・・・。

こんな事が指導内容なのね。そんな中、マイトさんから電話・・・katsuさんどんな感じ?蛸の椅子の事ね・・・じゃ画像送るねって事で、それを見て、流石って気に入ってくれたようで何より。

そんな中、タイルの説明をして、窯変のタイル・・・不気味色とでも言おうかな?それが欲しくて・・・って言うと、インスタで見た会社が持っているようだけれど、お付き合いは無いから。

って言うと、それ手に入れるから・・・って話を付けてくれて。そんな事が一瞬に決まって・・・中々俺も色んな付き合いが増えて来て・・・そんなこんなでアトリエに戻って中学生教室。

そうね、今来ている4人の中で、一番出遅れた感じなんで、ちょっと心配したが、宿題はやってあり、次回までにここ残しみたいな感じになれば、安心ゾーンなんだけどね・・・って話。

まぁ次回を見てからの判断かなって感じ。そんな後は、金具が到着したんで、残りの仕上げ。

金具を付けて、

フックが付いていた穴を・・・

パテ埋めして

ペーパー掛けをして、ペンキを塗って・・・

蓋が閉まるようにマジックテープを張り

頭を張って完成。って工程が多いでしょ?何しろ手作りなもんで・・・。その後は蛸の椅子。

洞窟の下地を紙粘土で作って・・・何か催促の電話に答えられた感じで、期待も背負って・・・やる気も出たんで・・・

両サイドの手足を残して・・・目地をしたのね。恐らく明日目地も終わり、いよいよ洞窟のみって感じになる予定・・・。

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