katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

闘牛士のリピーターさん教室と金魚の壁画

2023-04-08 01:11:56 | モザイクタイル教室

今日は午前もお教室だったんだけれど、ちょっと事情があってお休みとなって、午後からの闘牛士のリピーターさん教室のみとなったのね。そんな訳で、金魚の壁画になって・・・

ひとまず夜間も込みで、ここまで来たのね。まぁ大体このブロックは何とか感じが出て来たかな・・・。そんなこんなのお教室。何しろ良く見て作っているのね。それが良く伺える事があって・・・例えば黒っぽい所があったとする。この文章だけでも十分想像は出来るんだけど・・・。

これを黒っぽいから黒って決めつけるような場合は、思い込んでしまっている分、仮に見た所で、黒から始めようとするし、もっと言えば、仮にタイルに詳しくなったら、どうせ混ぜられないし、この黒しか無いし・・・みたいになったりして、工夫って考える事から大きく反れたりするのね。

所が、黒っぽい・・・って黒とは言ってないよね?・・・って少し天の邪鬼的に、へそ曲がりのような感じ方の場合、黒では無いものを探そうとするのね。この感覚がオリジナルを作るのに一番大事だと思うのね。この2つの違いが、後々大きく変わって行く事になる理由として、例えば、誰でもある

ここは曲げられない・・・って感覚は大事なのね。でもそれが、ここもここもここも・・・って全部曲げられないのは、たしかに几帳面とも言うだろうが、逆から見たら、融通の効かないとも言えるし、そもそもがモザイクって、混ぜられない不都合を、いかにそう見せるか?が腕の見せ所であって、

色が無い・・・で始まったら、根本的な問題になってしまうのね。つまりタイルを作った人達は最高の色数では無くて、最低限これだけあれば・・・の色数なのね。そもそもその色数で日本の壁画は作られているのだから。そう考えれば納得も行くのね。これが前者の人の是正としたのなら、後者

の人は、想像力が豊かな分、いかに本題から抜け出そう的な発想になる。こんな考え方の違いがあって、どちらも続いたとする。例えば3年。この考え方の違いであっても、どちらもタイルを切るって事には違いは無いのね。色数も両者一緒。つまり違いはそもそもの考え方だけなのね。

だからこの考え方でそのまま進むと、考え方を教えないと、ただ切るだけを教えただけ・・・みたいになるのね。そんな事を踏まえて、話を元に戻すと、例えば音楽だとすると、人と違う事ばかりを探そうとする人には、そこが普通になるから、基準としての一般的から大きく反れるのね。

だからこそ、何処が本当の意味の普通?って言う事を知る意味でも、普通を知る考え方が大事になるし、逆に身の丈身の程みたいな感覚で、普通って決める人は、普通よりも割と下にして抑える感覚があったりするのね。それが料理なら薄味、濃い味みたいな味付けみたいな話になるし、

最前列と最後尾なんて事にもなるし、オフェンスとディフェンスみたいに、たてとほこの話にもなったりするのね。勿論、全てに置いて全部そうとは言ってはいないのね。例えばおとなしく見える人が、運転だとイケイケになったり、おとなしく見える人が、ゴルフだと攻めるとかね・・・。

人は見かけによらなかったりもするからね。でもそれだって、実は第三者側から見て、人を見かけで判断しているから、思い込んでいる分、その思い込みが大きければ、大きいほど、見かけによらないって見えるだけかも知れないのね。そう考えれば、つじつまが合って来るのね。

そんな考え方をすると、逆も真なりと思われるのが、そもそも日本語には、二兎追う者は一兎も得ずと言って置いて、一石二鳥って言う、肯定文と否定文が存在するのね。これをどっちが正解?って聞かないでしょ?でもね、例えば、弘法筆を選ばずって話で考えたとしたら?・・・

どっちなの?弘法さんは筆を選ぶの?選ばないの?・・・普通の解釈では、上手い人は選ばずに、どんな筆でも上手い・・・って感じなんだよね。でも日本語には2つあって、肯定も否定もあるって言うのだから、今どきなら、諸説あり・・・なんじゃ無いの?って考えれば、じっくり選んだかもね・・・

普通の人は選ぶ時に、あれこれ触ったり、キョロキョロと目を動かしてしまうけれど、もしこの中から・・・なんて場合だとしたら、弘法さんクラスなら、その中の一番良い筆を選ぶ事はいとも簡単だろうね。つまりもしかしたら、誰にも判らずに選んでいたかもね・・・って考えたとしたら?

楽器だって、車だって、家だって、メーカーだけ選べは一緒なのだろうか?違うのね・・・誰が作っているか?なのね。機械なら一緒かも知れないけれど、造り手が人なら、考え方や気で大きく変わってしまうものなのね・・・だってそれがもし腕って言うのなら、下手っぴか上手いだけ。

でも最低限それを持っているのなら、実は繊細さって言うのが大事になるし、けれど、心が繊細だと、折れる事もあって・・・楽しいだけなら、読んで字の如しで楽で良いんだけれど、大作って時間が掛かるから、いつもいつも同じ気持ちを続けるってとても難しいもので・・・ひょっとして、初めてのそんな日かな?と思ったが、取り越し苦労だったみたいなのね。それは一安心。

 


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