katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

玄関ポーチに、花壇に・・・いかが?ウエルカムボード1.2完成

2021-05-02 08:54:28 | モザイク作家

今日はまず、ウエルカムボードの1.2の目地から。この1はハートみたいな製造中止のレトロなタイルとチップで割と可愛いタッチで仕上げたのね。まぁ1つ目にしては、これが基準とするのなら、そこそこ良い出来だとは思うのね。

これの考え方としては、お笑いの緊張と緩和や、ボケとツッコミみたいなバランスで考えると、まず文字がきちんとしている前提でツッコミありきとすると、きちんと切ってある事で、これを見た人が切ってあるの?と思ったとすると、表現としては、こう言うタイルがあるのかと思った・・・

こんな感じになる。つまりちゃんとしている事になる。しかし本当はハート型のようなタイルだったり、縁取りのタイルの方が切っていないタイルなのだから、きちんととか、ちゃんとしたタイルなのね。でもちゃんとしているのだけれど、ハートの出来損ないな形や、デコボコ縁取りに見える。

つまりここで錯覚が起きると、切った文字がちゃんとしていて、張っただけのタイルがちゃんとしていないように見える。こんな人と、全部がちゃんと見えちゃう人がいたりする。それは文字が切ってあるのに、ちゃんと見えて、他も切っていない事でちゃんとに見えたから。

人に寄ってこんな差があって、残りのバックとなると、ここが大きくボケる事を選択したのね。そのボケが、きちんと切らない・・・わざと若干ずらす。これ手作りです・・・感を出す為に。そもそも文字がこの位切れるのなら、単なる四角なんて大したパーツでは無いのね。

でももし、ここもきちんとに見えてしまうと、きちんとだらけになってしまうでしょ?そこで誰にでも切ったように見える程度のズレが欲しかったのね。ただきちんと切れる人になると、意識無く揃えてしまうものなのね。

そこでわざと縁取りをデコボコさせたのね。そうすると、出だしが真っすぐじゃ無い分、どうしたってきちんとはならないのね。つまり自分にきちんとさせない為に、最初に邪魔になるようにしているのね。更に四角く同じ形にさせない。

いつものように整えさせない。例えば1パーツ直すのは2回まで・・・とか決めたりしてね。そんなこんなで完成したものが、例えば前半きちんと見えたとしたら、後半はルーズに見えるだろうし、文字以外はルーズに見えたとしたら?

より文字はきちんと見えたはずなのね。そう見えとしての目地は・・・ボヤッとさせて、縁取りと文字以外主張させない為には・・・そもそもバックに薄い色しか使っていないので、目地をボヤッとした薄味にすれば、ルーズな形すら見えづらい。

まぁほぼ作戦通りな結果になったと思うのね。それでは2。

こっちはさっきよりも濃い目な目地。まずこれは今後の事もあるので、先日のタイル屋さんに持って行く前提の作品としての制作なんで、上下に会社名を逆さまにして、判りづらくしたのね。何故ならきっとこれを玄関に取り付けてくれるだろう・・・の判断から。

もしそうしてくれたのなら、ドアを開けるとウエルカムでお出迎えとなり、帰る時に、靴を履こうとすると、反対側から見た時に会社名としての宣伝が入っている・・・ってなるようにね。まずこれが前提で構想が始まったのね。

ただ単に訪問しただけだから、趣味趣向なんて判らないし、でも奥さんも一緒に働いているようだから、いくらか可愛いテイストは入れときたい・・・そんな時に浮かぶのは、バレンタインの茶色とピンク・・・あれ見て可愛くないって言う女の人ってそんなにいないよなぁ・・・って。

ただピンクは会社だし・・・ちょっと。茶色で消す感じに。後は会社だから清潔感とかってなると、何でも合う白。って色合いは決まり。ってこう言うと、突っ込まれそうなのは、日々教える時に色合わせすんな・・・って話。自分もしてんじゃん・・になる。

ただ今回の場合、何の情報も無いからであって、生徒さんは自分のものなのだから、色に頼るな・・・なのね。って事で話を戻すと、それと大事なのはお互いの為に、やり過ぎ禁止・・・だから1日で終わる位のモノ。

つまり切らないと出来ない文字以外は、既成のタイルを張るだけ・・・アイデア多めの組み合わせで制作をする。さっきのバックに四角の量産とは全く違うスタイルなのね。そんなこんなで完成となったので、タイル屋さんに持って行く事にして・・・。

すると家族総出で喜んで下さって・・・まだリフォーム仕立ての玄関を職人さんに入れて貰う・・・って言って下さって・・・有難い話なのね。そんなこんなで3に取り掛かる。

今度は縁取りのレトロタイルが1周分ある事が判ったので、これありきでスタート。その時にさっきの茶色よりも濃い目でやろうって事にしたのね。ただまた白文字?って事だと見る方も作る方も飽きるだろうから、文字を白で囲んで見たのね。

これで縁取りの茶と文字が被らなくなったのね。書体もいくらか変えたのね。そもそも床に使う前提なんで、平らにならないといけないから、厚みを揃えたいのね。だから今回は縁取りの厚みが1cmタイルと同じ厚みなんで、その厚みのタイルになるのね。さてこれからどうしようかな・・・。


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