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今日はまず中学生とりょうさんの額のトリマー掛けからスタート。
雨が病んでいる時間帯に合間を見て・・・りょうさんの作品も結構な大きさだけど、中学生のもかなりの大きさ・・・しかも初めて。まぁ頑張ってほしいのね。そんな後は、金魚の壁画・・・藤の花をやったのね。
まぁ何とか感じが出て来たような気がするのね・・・そんな中、棟梁がタイルを取りに来て・・・アトリエに来るのは数年ぶりで、随分変わったって・・・そうね、あれこれ変わったのね。それではお教室。そうね、今日は結構指導っぽい話をしたんだけれど、それは、部位を見てどんな表現を
するか?・・・みたいな話ね。例えば、ゴツゴツしている・・・こんな事を言ったとする。じゃゴツゴツってどんな形?って事なんだけれど、丸くはないでしょ?って事は、丸くも楕円でも無い。じゃ三角は?では四角?・・・こうして具体的な形を想像するのね。それを大抵は色を中心に考えてしまう。
そうした場合、色だけを重視するあまり、ゴツゴツだろうが、サラサラだろうが、ツルツルだろうが、意識が薄いから、形として興味が薄いのね。いかにその自分の表現した文字に近い形になれば、正しいかどうか?は別として、少なくとも自分の脳と一致するようにはなるのね。
つまりその意識が正しければ、より完成度は高くなる。ただそれには、思ったような形に切れる技術は必要だから、それはラケットやバット、包丁みたいに、道具を手の代わりに使う・・・って場合、ある程度の時間は掛かるのね。馴染むまで・・・ね。
何でもそうだけれど、五十音だったり、ドレミファソラシドの音階だったり、コードだったり、九九だったり、基礎的な事は反復練習あるのみだから、素振りとか、来る日も来る日も打つとか、切るとかって話で、ある意味、特訓なのね。それがある程度の回数をこなして行くと、えっと・・・
って、悩むような事が無くなり、必死で繰り返すと、割とスイスイと切れる日が来るのね。そうなると、そこからが分岐点で、きちっと切りたいって思えば、美しさ重視になり、まっ良いかぁ・・・となれば、美しさよりもスピード重視になり、見栄えが見劣りはして行くとは思うのね・・・。
ただそれとて、こうしましょう・・・って事は無いんで、慌てる事が無ければ、より美しさになるし、余りに時間が掛かるようなら、その辺で・・・って言う時もある。そこは向き合う姿勢の話なんで、深追いさせてへこたれてもね。でも余り楽させても、その時は楽しいかも知れないけれど、
体験はそれで良いけれど、ずっとそのスタイルって訳にもね・・・数回後には、先生要らずになるのね。それと、永遠にきっと先生次は何処やれば良いんですか?ってセリフを言い続けると思うのね。それが向き合い方を理解してくれると、ここやりたいんですけど・・・みたいな、依存では無く、
積極的な方向になるものなのね。そんな風になると、相談みたいな雰囲気が出て来るのね。それが数年経っても、何をすれば?って言うのは、ひとえに考えるって行為をして来なかったって言う事なのね。上手くなるって言うのは、切る張る技術だけじゃ無くて、考える・・・って部分はとても重要。
その考えるって事が、オリジナルの基本なのね。ただその考えるって事は、悩むって言うのとは大きく違って、考えると、間違っていたとしても、自分の意見を1つは持てるけれど、悩むって言うのは、ただ時間が過ぎるだけで、何の進展も無い訳で・・・。この違いだけでも判って貰えると、オリジナルへ・・・って言う、姿勢は整って来るとは思うんだけどね。