今日は高洲のサークルの日なんだけれど、公民館では無くて、タピオカのマンションの集会室。そんな訳でキョンキョンから。結論から言うと、こんなに上手く切れたのは正直ビックリなのね。何しろ初めての文字で安心なのは、ブロック体のように同じ幅をキープするような文字で、きしめんなら
きしめん、うどんならうどんって具合に切る事であり、蕎麦は細いから難易度が上がる・・・こんな比喩だと思うのね。更に言えば、1cmタイルを4分の1に切って四角にしたものを合わせる方が、短い分、荒が出にくいのね。それを短冊のように長方形にすれば、斜めに切れる場合も多々ある。
そこへ持って来て、筆記体だと、太く入ってす~っと抜いて、みたいな字にくびれを作るような事になると、ただ長方形に切って並べても、カクカクしちゃうから、そこを一手間加えて、滑らかにする・・・って難易度をグッと上げないと、グレードが落ちるのね。
そうね、じゃがいもの面取り的な、地味ぃぃな事が必要になるのね。それを初めてでここまで出来るとはね・・・これは期待出来るのね。このグレードを慌てずにキープすれば、相当なウエルカムボードになる。お次はお母さん。
もうここは何も心配は無く、安定感が抜群で、この程度の事はそつなくこなす所は、年齢すらも感じさせないのね。お見事なのね。そしてのりちゃん。
お絵描きタイルでお楽しみ作品って感じではあるものの、後半のギザギザ部分は結構切らないとならないから、そこそこ大変な部分がは続くのね。ただここもそれでも大きく外す事も無いだろうから、時間が解決って感じではあるのね。そしてキウイ。
もうこれに付いて何も言わなくても、凄さは伝わるだろうけれど・・・ここに何一つ困る事が無い事が凄いのね。ここまで来ると、プロ顔負けって言う言葉が似合うのね。何しろこれを楽しめるのは、相当な腕の持ち主だからなのね。そしてタピオカ。
ここもタイルやガラスタイルをここまで安定して切れる・・・これもまた同様に正確さについては言う事無しなのね。こうして作品に囲まれてのキョンキョンは周りを良く見る時間があるのなら、目を鍛えるって言うか、目を肥やすって言うか、条件が抜群に揃っているのね。
こんなグレードが普通って場所はそう無いだろうし、先生が何人もいる感じになるから、色んな意見が聞けるのも良い経験になるだろうし、そうね昔の寺子屋みたいな感じだろうね。そんな後はアトリエに戻って夕方から中学生教室。
そうね、この画像じゃ何も伝わらないだろうけれど、簡単な話では、例えばいきなり初めての人に丸を切ります・・・ってニッパーを持たせてこう切ります・・・って指導したとする。その時に切り方を教えれば、上手く切れないにしても、切ろうとする事は出来るはずなのね。
そして結果の良し悪しはあっても、丸にしようとした気配は感じるパーツを切った事になるのね。これは普通にみんなが想像出来る話ね。でもそれをこんな風に感じられると、もっと繊細な話になるのね。それが切る技術が無いのは一緒でも、器用不器用なんて言葉があって、結果はマチマチになる
・・・だろうね。では丸って形はどんな形ですか?って質問をする人はいるだろうか?・・・そんな人はいないのね。つまり丸って形を知った上で、未熟な技術で切った・・・って事になり、器用さ加減で結果が変わった・・・って事になるのね。ではその差が常に同じ条件で結果が出るか?となると、
ここが想像力って話になるのね。まず今の話は、図面やレシピ、楽譜と言ったものを真似する感覚の話で、丸ってお題ありきで切ったのね。つまり決まっている形だから、何一つ考える事は無いのね。所が考えないとならない言葉で、クラッシュを切って・・・となった時に、聞き慣れない言葉の
場合、知らないのだから説明が必要になるんだけれど、百聞は一見にしかず的な感覚な場合、こんな感じね・・・と切って見せれば、簡単に形を掴めると思うんだけれど・・・・だけどね、その時点で丸の時と一緒だから、考える事を捨てたのね。つまりこの場合、常に、次はどんな形ですか?
って感じにずっと質問をする感じになるのね。所がクラッシュとは各々の感覚になるから、自由であるはずが、丸の時のような決まりで切りたい・・・って事になるのね。そこで現物のパーツを見せずに考えて貰う・・・って事になると、そのヒントとして、いびつ角形みたいな・・・って
聞いた事の無い言葉を使うのね。それを真面目に考える人は、いびつは変わった形とか、変な形とか思い浮かべて、なおかつ角形は、角張っているはずだから、丸や楕円のようなものは駄目・・・って事に気が付くのね。物事って言うのは、こうした気付きが大事で、洞察力なんかに繋がるのね。
こうした事を考える事が自由って部分の解決策に繋がるのね。そこを考えられる人は、アドリブって事が得意な人になるし、考える事が不得意な人は、真似るって方向の制作になると思うのね。ただそこを誰でも考える・・・って事を経てオリジナルを作るって事になった時に必要なのは、感じる
って事なんだけれど、感じる為にどうするか?が大事な所で、その初歩が言葉に出す事なのね。しかも簡単な言葉で・・・例えば雲を作るとする。その時に、雲ってどんな感じ?って自分に問うのね。しかもそれを言葉で言えない人は、パントマイム的に手を使って表現して見るのね。
では言葉で言うと、モクモクとか、ふわふわとか・・・こんな言葉が言えると、あぁ角張ってはいないんだな・・・と気付くのね。勿論これを両手で表現するって方法もあって、すると恐らくシュッとした真っ直ぐなラインでは無く、緩やかなカーブを描くと思うのね。
って事は、直線や角張らずに緩やかなラインで描けば良いのね。この気付きが丸の時と同じ感覚になるのね。この考え方が理解出来ると、悩み事が軽減される分、えっと・・・・って時間が少なくて済むので、進み具合にも影響するのね。いずれにせよ、そんな理由からこんな形になった・・・
って話なのね。まぁしかし、中々の、つわ者作品制作の人が多い分ね、こちらとしてもそこに向き合う事になるのだから、こっちも神経をすり減らす事になるから、疲れるのね・・・・。ただその分、当然グレードは良くなるのね。だからこそ向き合えるんだけれどね。
いずれにせよ、この子も初めてと言えど、中々の作品になっているのね・・・。教える側も完成が楽しみなのね。