katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

ユ-ミンママの壁画モザイクの下絵

2009-10-12 21:13:08 | 世界遺産をみんなでつくろ!
大作のダメ-ジ・・・覚悟はしていた。かぐやの作品が1200x900mmで2ヶ月・・・・
下絵の時間は入っていなくて・・・そうなって来ると当然、下絵も掛かるだろうと

正直、順調だと思われる・・・0って事は無いが思いの他、傷んでいない。
となると、そろそろ小話でも考えなければならない・・・

小話は俺の作品にはかなり重要で、これによってイメ-ジ作りをしてその小話の
挿絵を作る・・・そんな形を取る。

さてさて今回はどうするか?そんな事を考えながら下絵に取り組むと、軽くイメ-ジが浮かんで来た・・・今回は子供の作文の発表を聞いている・・・そんな感じ。

僕のお母さん。って題の作文を読んでいる子供の内容からこんな感じなのかなぁ?
って想像している先生・・・って設定かな。

ザックリとは出来上がったんだけれど、それについてはもう少し後かな。

では下絵の説明で言えば、お母さんは立てば芍薬・・・ってのから、3つの花を
描いて美人って事を表して、これからひもの部分を引っ張る小鳥を描く。

小鳥は子供の1人。例えば結婚式なんかの後ろで花嫁さんの裾を持っている・・・
なんてあるでしょ?あんな感じなのね。

それとか、お母さんのベ-ルをめくっているとかね。ちょっと垣間見た・・・って

それでね、魚も禁止事項だったんだけれど、ママに電話して確認すると、お任せ
します・・・って許可も貰えたのね。本当に嫌だったら言いますからって。

有難いやら、プレッシャ-だわっ。いずれにせよ意味はある。
調べて見ると、芍薬には水がとても大事って書いてあったのね。

水・・・って言ったらもう魚じゃない?ユ-ミンにあれだけ見せられれば、鯉。
しかも鯉ってのは汚れている水でも生きられるって強い魚。

それとユ-ミンのお爺さんは錦鯉が大好き。それでね、お爺さんに認められたパパは鯉にしたのね。しかも鯉。これで芍薬に大事な水はいつでも綺麗なのね・・・

色合いだけで考えても、青だの水色に錦鯉の色・・・映えると思うんだけれど。
随分と色が入って華やかになったとは思うのだけれど・・・

正しい事なのかどうか?は判らないけれど、何しろ今は理想探し・・・一体俺は
この作品をどうしたいのか?何処へ行くのか?何が到着点なのか?

ここが通れば、次の展開の構想はぼんやりだけれど、持っている。

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おっsan教室とユ-ミンママの壁画の下絵

2009-10-11 22:46:20 | 世界遺産をみんなでつくろ!
まずは朝はユ-ミンママの壁画下絵。変化させた中で膨らませる価値あり・・・の
段階まで来たので、本格的に下絵に取り組む事にする。

この中には、女の人の裸と女の人が笑っている顔が入っている・・・・
明らかにユ-ミンママから禁止が出ていた注意事項の1つ・・・しかし・・・

どうしても描きたかった。棟方志功には大仏みたいなのや神様みたいな題材がある
とすれば、明らかに俺らしいのは女神様や観音様に決まっている。

そもそも俺は女の人が偉いと考える流派。ならば神とは?女の人になる。
しかし約束は約束である。徹底的に判らないような絵にして許可を願おうとした

矢先の昨日の電話・・・ならば思い切り徹底的にやらせて貰う。がしかし、
余程の事が無い限り俺としては分るには作るつもりは無い・・・・余程の事以外。

余程とは?この作品を穴の開くくらい何度も見るか?このブログを読むような人か?
弟子または生徒さんくらいかな・・・・絶対にフェイクするつもりだ。

それが当初の約束なのだから・・・。

そんな中、アイテムの1つゆりを買いに行くが、行き付けの花屋さんが休み・・・
げぇ・・・仕方無く駅前の花屋さんに行くも、ダブルげぇ・・・若い女の人2人。

非常に最悪の状況である。俺の容姿で花屋さんでは、女性下着を買うか?それとも
コンビニで生理用品でも買うのと同じくらいキモイだろう・・・

中にはそんな事は無い・・・と言って下さる人もいるだろうが、己を判っている。
ならば聞くが、まずこの容姿でゲタ。このカッコだけでも珍しい事である。

それが例えばバラの花束ならおやおや色気づいてやがる・・・って判りやすいし、
胡蝶蘭の鉢モノなら、お届けモノかい?って感じになるだろうし、

仏花ならお墓参りなんて良い志では無いか?見かけよりも・・・って具合だろうが
すいません・・てっぽうゆりはこれだけですか?とか、今、一番咲いているのを

下さい。つぼみのはいりません・・・領収書下さい・・・katsuで・・・では、
うさん臭さ100%って感じでしょ?店員さんなら・・・ね・・・・

だから、絵を描くので咲いているのが欲しいんです・・・は必ず言わないとね・・
全くゆりの花1つ買うのに一苦労って感じなのね・・・

ってその後、下絵を描いているとおっsanがやって来る。すると、クスッって笑う
何?って聞くと、だってアトリエに花って・・・ほらぁやっぱり・・・

仕事なんだよぉぉ・・・仕事ぉぉ。案の定なのねぇ。まっそれはそれとして、
今日から新作に入る。まずは下絵を見せて貰うと、何とも小さい・・・

下絵が10cmくらいだった。そこで小さ過ぎる事を伝えると、何と無くでも良いです
と言う・・・大きくしたくない・・・と言っているようなもの・・・

そこで、この作品って何の為に作るんだっけ?と聞くと次の大作の練習・・・・と
返って来る。なら何と無くでは駄目でしょ?これを踏み台にするのだから・・・

と大きさについて話す。そこで俺が考える大きさが最低30cmが本体に必要と伝えると、了解する・・・そして拡大コピ-を取り、もう一度確認する。平気?と。

決定したので、下地作り。楕円が良いと言うのでその楕円の下絵を描いて貰い
下地を切って縁取りからスタ-ト。

おっsanの選んだのはテラコのポリッシュ。テラコの角が研磨してあるタイル。
これは縁取りなんかで使うと、角が無い分、結構可愛い仕上がりになる。

その時も確認後に諸注意。楕円の縁取りをする場合、角度のきつい部分から始める
事。その目地の間隔を決めてから緩やかな部分へ進むと目地の間隔が均等になる。

それを伝えている間に一通り見て見ると、若干問題はあるもののほぼセ-フ。
ここは慣れるしか無い・・・だから経験値不足だから仕方なし。

さていよいよコロで始めようとする前にたまたまさくらの鳳凰の話が出て、現物が
あるよ・・・と見せた。凄いですね・・・とスタ-ト。

すると数時間経って終了する頃に一言・・・手ごわいタイルですね・・・コロ。
厄介だ・・・って。進まない・・・って。

だから、最初に覚悟って話したでしょ?そんなに優しいタイルじゃない・・・
そこでさくらの鳳凰の話をもう一度すると・・ん・・・ってさっきのリアクション

では無く、凄さが本当に伝わったようだった。まっそう言うものなのね・・・
ただね、おっsanもマイペ-スさえ保てれば結構良い作品は作れると思うのね。

だからあえて言ったのは、マイペ-スを保つ事と本体は慎重にコロに慣れて、
バックで攻める事。徹底的に色々な形を切って・・・・

そんなこんなで教室が終わり、また下絵に戻る・・・ただゆりのデッサンをする
だけでも、俺の実力では難しいのに、更にフェイクをする・・・随分とまた

難易度を上げたもんだ・・・俺。ただ少しとは言えどデッサン力は良くなっている
それが感じるのは、モザイクkatsuが少し楽になっていると言う事。

そうね、言い方を変えればバランスが良くなって来たとも言える・・・・
その内にね、モザイクkatsuにプレッシャ-を掛けたいもんなんだけれどね・・・

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オ-ドリ-教室とユ-ミンママの下絵の為の下絵・・・

2009-10-10 23:25:13 | 世界遺産をみんなでつくろ!
朝はやっといつも通りに戻る・・・それは何か?勿論、メジャ-に決まっている。
たった1回見なかっただけで、高校生だった主人公はメジャ-に挑戦する・・・って

所へ行ってしまった。しかしトライアウトって言ってドラフトって鳴り物入りの
扱いでは無く、テストを受けるだけ・・・しかも3軍のようなもの・・・

それが思いの他、様子を見られる事になりメジャ-選手との対戦を与えられるも、
149キロの速球を見事に打たれてしまう・・・こんな内容。

今の俺も同じような扱いであり、チャレンジャ-として同じ状況であるが、
その程度の速球で抑えられると思う思い上がりでは無いし、変化球も持っている。

しかしそれでも通用するか?どうか・・・まずは資格として入団する事を選択する
その為の選択は何か・・・?俺はどうするのか?それを抱え出勤。

オ-ドリ-が来るまで描いていたのは、当然ユ-ミンママの下絵・・・

そんな中、やって来る。本来、家の立体の目地からなんだけれど、帰りが早いって
事で、大作に入る事にした。すでに髪の毛を自宅で進めてあった。

すると本人から、こんな所が上手く行かなかった・・・と言って来た。
そこは口で説明して理解をして貰った。ヒントは長ぁぁぁく最後まで・・・・

それと、電車の線路。本線と複線の境目を判らないように・・・これだけ。
その説明が何であるか?は本人には判るはずである。

これは形の話。すると色の話をし始める。混ぜたい・・・同化・・・と次から
次に説明し始めるも、そこから是正する。

モザイクはペンキと違って混ぜられないよ・・・混ざっているように見せるには?
だよ・・・それは前フリして歩いて、止まって、スキップして走る・・・

前フリ無しで歩いて走る・・・ではタイルは混ざっているようには見えない・・・
この比喩で判ると、理解はしているはず・・・・

難しいと言えば難しいが、理解出来てしまえばいとも簡単な比喩。
こんな事は音楽を数字で説明している数学者みたいな番組みたいな比喩。

これで理屈さえ判れば、本当に難しいのはそれを実際モザイクに当てはめる事。
まっその都度、比喩は違えど言っている意味はいつも一緒なんだけれど・・・

何でも良いから相手に伝わりさえすれば、それはそれで良い。
大事な事は、それを自宅で思い出す事が出来るかどうか?えっと・・・って考えた

時に、思い浮かばないようでは覚えてはいない訳で・・・・

じゃ言い方を変えれば、1192作ろう鎌倉幕府や、下二段活用のきみにいいいるだっけ・・・そんなのと同じ・・・ゴロ合わせみたいな覚え方と一緒。

そのキ-ワ-ドさえ思い出してくれれば、何か行き詰った時の役に立つはず・・・
それをただモザイクの技術を説明しても、そもそもが俺本人が自己流なのである。

自由に先人のモザイクを解釈してなるほどね・・・こんな感じかな?って具合に
職人として盗んだ。ならば俺がするべきは、盗み方。

盗むとは?こう言う視点で盗むんだよ・・・伝承するってのはテクニックもさる事
ながら、その中でのオリジナルさ・・・

すべてに言えるのだが、習うのでは限界がある。本来それをきっかけにする・・・
くらいにしかならないものだ。

人と言うものはつまづいた時に助けが欲しいもの。そこから逃れたいのは誰もが
同じ。ここで教えてもらうと、その場はしのげても、そこだけの事と考えると

次にまたその場面がすぐに出てくれば、反復練習になるだろうが、それが時間が
経ってから出て来た場合、人は忘れるものである・・・・

そう、人は忘れる生き物なのである。その忘れるって行為に何度も繰り返す事で
脳の記憶を当てにせずに体に教え込むってスタイルと、脳に記録を残すって

スタイルがあると思う。ここで大事なのは前者は繰り返す事・・・つまり叩き込む
それは時間を費やさなければならない・・・・

それは余程の志でも無いと無理だろう。物理的にお母さんであれば、その為の時間
を作らなければならないし、働いていれば残業や同僚などのお付き合い・・・と

相手に合わせる時間の中から見出さなければならない・・・どちらにせよ、何かの
時間を常に割く・・・・って行為をしない限り叩き込む・・・ってスタイルは

難しい。それならば、いついかなる時間を経ても記憶に残せば、その記憶をたどって思い出しながらやる事が出来れば、アトリエに来れなくとも材料さえあれば

進む事も出来るだろう・・・ここで問題なのは、先を急ぐはやる心・・・・

人は、そんな時間が出来た時に大まかにまた2つに分かれる。1つは何となく・・
って始める人は、その時間さえ楽しければ良いのだから、その時間内で終わる、

そんな作品を作ると結果はすぐに出て楽しいはず。けれども、上手くなりたい・・
なんて思った人は、やっと出来る・・・って感じなのだから、とても貪欲に時間を

むさぼるように始めてしまう事がある。そこを抑える為にも本来はアトリエだと
えぇぇぇぇぇって言う俺がいるのだけれど、自宅にはお小言を言う俺はいない。

勿論、教えてくれる俺もいない・・・・ならば、その2人を脳に叩き込むしか無い
・・叱咤激励ってね・・・・。それが自宅でやる時にどちらを使うか?は本人。

慌てているなぁ・・・私と感じるのなら、お小言katsuを思い出せば良いと思うし
落ち着いているから大丈夫・・・と感じるなら、テクニックって何だっけ?

って気持ちでタイルを切れば、今までモザイクをやった時間だけ、芸は身を助ける
はずである。

大作に向き合う・・・とは?己と向き合うと言う事なのである。だから、それが
想像以上だとくじける事もあるし、意地だけで突き進もうとするし、

一体、今日の自分はどんな感じ?と己を振り返る余裕があれば、その時間を無理せず、その時間の分だけ前進する。この考えさえ忘れなければ常に人は安定する。

先だけを急がない・・・美しいモノを作る・・・これが大事。
今のオ-ドリ-に1つだけアドバイスするなら、タイルを切って張る・・そして進める・・・では無く、タイルで美しい髪の毛に見せるにはどうするべきか?

モザイクをやる・・では無く、美しい髪の毛をタイルで表現する為には?
これさえ忘れなければ、やり方はどうであれ美しさの追求だけはぶれない。

そんな中の俺は、ラフで下絵を描き始めた。


どんどん変化して行くのが判って貰えるだろうか・・・?言いたい事があって、
伝えたい事があって、約束をそれでも守る為には・・・どうしたら良いか?

人は駄目・・・でも女の人は絶対に描きたいが、消えれば問題無かろう・・・
消えてしまえば・・・・

そんな中、ユ-ミンママから電話があって、家族でkatsuさんのファンです・・・と
言われた・・・・だから、正直武者震いしています。それだけ信じられている私を

私は超える作品が作りたいと考えます。がしかし、今始めたばかりで正直、今は
それが出来ます・・・とは言えません。もう少しお待ち下さい・・と言った。

自信が無いのでは無い。モザイクkatsuには実績はある。だから問題無い。
問題があるのは下絵katsuである。どんな下絵であってもモザイクkatsuなら、

それなりの結果は持っている。がしかし、下絵katsuはいつもそれに助けて貰って
いるのである。なるべくモザイクkatsuに負担を掛けない、中々やるじゃん・・・

って下絵を描きたいのである。がしかしまだ始まったばかり・・・判らない・・が
本音と伝えたまで。決定では無いが、膨らませるだけの価値はあるかな・・・?と

思える絵になった・・・と判断したので帰宅した・・・・



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立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花

2009-10-09 22:52:11 | 世界遺産をみんなでつくろ!
46歳の俺が知っている。何の事は無い古き美人の比喩に使われる言葉・・・・
しかし年下のかぐやも知っていた。

こだわる・・・とは?こんな事から。昨日に続いて芍薬について。知り得る情報は
徹底的に調べる。何故なら作るにあたって悪い状況を排除しなければならないから

まずは芍薬の本が欲しい・・・そこで久しぶりの神田の古本屋さんへ行く。
ネットで調べたのは調べた。牡丹科らしく、花は非常に似ているが、芍薬は草で

牡丹は木。なのに、芍薬に牡丹は接木をするらしい。まっこれは想像だが、
人間のようなもんで馬ならすぐ立ち、生きる事に素早いがそれ以上の進化が無い。

が、高度な生き物ほど最初は赤子をひねる・・・なんて比喩があるように弱い。
ならば、草は成長が早いはずである。その成長に乗っかる・・・だから草に接木。

これなら根拠らしいものは見つかる。しかも血として親戚のようなもの・・・
同じ牡丹科。これも理由になる。

そんな事くらいは調べたものの、知りたい1つは認識度。一体世の中での認知度は
どの程度なのか?神田は学生街でマニアックな本がたくさんある。

そんな中でどの程度の扱いなのか?が知りたい・・・すると何処を探しても、芍薬
オンリ-の本は無い。当然、人気があればラン、バラのように町の本屋でも見つかる。

それがこのマニアックな町に1つも無いのだ。まずは行き着けの動植物専門の本屋に行くも無し。そこでタイトルの一説から、本当にそんな比喩に使われるような

知名度がある花なら、別の使い方・・・つまり生け花やフラワ-アレンジメントや
ブ-ケや、ドライフラワ-、盆栽・・・・何かに使われているはず・・・と探すも

どれにも当てはまらない。何故なのだろうか?美人の比喩に使われるような花が。
勿論、古き日本の話だから、古い書物・・・つまり短歌、俳句なんかも調べたが

牡丹は良く出ているのだが、全くに近いくらい無いのだ・・・見つけたのは1つ。
何故なんだろうか?唯一、良く出ているのは漢方薬の成分や、入浴剤のような本。

そこで亀の甲より年の功って事で、実家に行く事にする。しかし、無理だと思った
が案の定何の手掛かりも無く帰宅する事になる・・・・

ただ、タイトルについての疑問だけは、帰り道にぼやっと解決した。
通常、比喩と言うのは本質に当てはまる。

この比喩の場合、美人はいついかなる時も美しい・・・ってな具合の比喩。
ならば、普通に考えれば、寝起きでも、一仕事終わった後でも、裸でも・・・

みたいにありとあらゆる場合を想定して、どんな場合でも・・・と比喩すべき。
なのに、立って、座って、歩いてって別に大した事をしていないのだから、

美人は変わるはず無いのでは無いか?ん・・・何だかな・・・って感じだったが、
まっ理解しようとすれば、背が高い・・・で芍薬。低いで・・・牡丹。

でも百合は歩かない・・・ん・・・・ここが引っ掛かる。かぐやならこの程度。

俺はこんな単純では無いから、立てばとは?最初に戻って漢方って意味なんじゃ
無いのかな?つまりお茶のような立てれば・・・と取れば、花の意味では無く、

飲むと効き目がある。つまり飯なんかの比喩だったり・・・
そして座ってが、椅子に座るでは無く、そこに慣れる。つまり嫁として根ずくと

猪突猛進だったりして、働き者みたいな比喩だったりして、ここが難しいのは、
歩く姿が何でゆりなのか?これは親父が言ってたのは、ゆりってのは繁殖率が高い

らしいのね・・・つまり子沢山って事なら、美人の比喩では無く、良い女の条件
だったのかも知れない・・・・

古い時代の比喩なら、美人を要求しているのでは無く、良い女の要求だったとすると、食えない時代に芍薬を花とせずに、工夫をする女と考え、

居座ると猪突猛進で働き者。ここでもう一つ判るのが花札。猪と牡丹が6月って札がある。それが、猪の肉はぼたんとも言う事。だから一緒に描いてあったのかな?

牡丹は接木して成長すれば木になる。将棋で言うなら、と・・が金になるみたいな

そして歩いているといつも妊娠と取れば、百合の花みたいに子沢山だなっ・・・
とも取れる。つまり、工夫し働き者で子沢山が良い女の条件って比喩になる。

これなら、色々な条件を満たしていると良い女である・・・の比喩になる。
普通の人なら、何がこんな事が大事なのか?と取るのであろうが、俺には大事。

上っ面の綺麗な作品なら俺の作品じゃなくても良いだろう。きっと他にもいっぱい
いるはずなのだから。俺が頼まれたのだ。他の誰にも作れないモノでなければ

ならない。ならば、馬鹿馬鹿しくても構わない。いくらでも時間を割く。
正しいのならとても良い結果となる。子沢山・・・ユ-ミンママは男の子4人の母。

芍薬の生薬、漢方なんてのも中々良い。これもゆかりがある。とても大事な事。
この3つの花をアイテムに加える事は出来ないか?

そうすれば、家族に紅一点のママが大きく描ける。良い女の比喩が完成するので
ある。これを中心に4人の男の子達を動物の比喩にして打ち合わせにあった、

うさぎ、りす、小鳥、これしかなかったので後1つアイテムを増やせば完結する。
問題は父。ママに一番近くにいなくちゃいけないし、何にするか?

そうすると、家族の肖像画になる。いつものように・・・・

昨日までぼやっとしていたものが具体的になって来た・・・・
となると、今回の歌はル-ジュの伝言かな・・・・

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いよいよユ-ミンママの壁画の準備

2009-10-08 21:52:29 | 世界遺産をみんなでつくろ!
昨晩の台風情報がね、余りにも凄そうに感じてね・・・最初は別に平気だろっ?って、高をくくっていたんだけれど、やっぱまずいかな・・・と深夜12時頃に

コンビニに買い物。ひとまず食べ物とタバコは買って置けば半日は持つ・・・
準備万端であったのだけれど・・・

4時頃までは台風情報とユ-ミンママの調べ物をするのにパソコン画面とにらめっこ

調べていたのは、芍薬とルノア-ルと棟方志功。まずは芍薬。花だって事は知っているけれど、俺のイメ-ジは漢方薬みたいな感じだった・・・

どうやら牡丹の仲間らしく、今度は牡丹って何だっけ?って感じ・・・知っているのは、花札の6月だったっけ?猪、鹿、蝶のあれだけ。

すると花の大きさが20cmもあるって言うじゃない・・・こりゃ好都合。
2600x1600mmの大きさの中での花が20cm強なら見栄えも悪くない。

花の色もピンクだ赤だ白だ・・・と非常に花らしい王道な色ばかりで、モザイクと
して色に困る事が無くとても有利である。

ここで打ち合わせの中にメルヘンチックってキ-ワ-ドがあったのを見つけると、
コロなんかを使うのも一つの案として良いのかも・・・と考える。

コロってのは、さくらの作品の鳳凰で使用していたタイル。

さて次はルノア-ル。ん・・・女の人のモチ-フが多いのね。がしかし人は禁止って
話になっている・・・ん・・・他に感じたのは、ぼやっとした色合い・・・・

これによってメルヘンチックでぼやっと・・・となるとコロは悪くない。

そして和風はお好きじゃない・・・って話なんだけれど棟方志功。そうね版画家のようだけれど、板画と名乗っているらしい。俺の特殊造形装飾・・・と考え方は一緒。

画風はと言うと、そうねぇクッキリがっちり・・・なんて表現が良いのかな?
何せ版画だから、黒い縁取りに色となると歌舞伎なんかのイメ-ジかな・・・

仏像みたいなモチ-フが多かったなぁ。それよりも何よりも食いついたのは、
まずゴッホがお好きだったらしい。ここはモザイク画に通ずるものがある。

点で描くなんてのは、パ-ツと考えればほぼ一緒。一番興味あったのはそこで無く
作品に向かい合っている時に、軍歌を歌いながらだったか?聞きながらだったか?

いずれにせよ音楽がカギを握っていたって事。これも俺の作り方・・・
さて今回は?って言うと、勿論ユ-ミンって事になるんだろうけれど・・・・

実は夏のユ-ミン教室から気になっているアルバムがある。オリ-ブって言うアルバムなんだけれど、他のはすぐに見つかってユ-ミンにも聞かせたんだけれど、

それだけ見つからない・・・気になって仕方ないのね・・・何かあるのかな?って

そもそも俺のスタイルってイメ-ジする為に、こだわりを見つける。
今回こだわっているのは、ユ-ミン。教えた子供が中学生なのに俺が同じ年頃の時

に聞いた歌を聴く。その影響は両親から受けている。これだけの感情移入出来る
材料を拾わない手は無い。つまり今回の壁画の題がユ-ミンの楽曲になるような

そんなイメ-ジ。だから、そうねぇジャケットになるような・・そんな感じ。
以前タピオカに作らせて貰った、やさしさに包まれたなら・・・ってあんな感じ。

ただね、ユ-ミンって言ったら冬、冬って言ったら椿・・・って連想ゲ-ムのように
やって行くとすぐに終わってしまう・・・・芍薬は4.5月なのね。

でも、春よ来い・・・では余りにも安易。勿論、それだけにこだわっている訳では
無いから、その楽曲を聴きながら・・・製作ってのでも良い。

まっそんな事を夜な夜なやっていた訳さ。すると朝、気が付くと晴れていたのね。
そんな時に、す-さんから電話が来て来るらしいのね。

そんな訳でアトリエに乗っけて行ってもらったのね。そもそも台風だし、調べ事
だし、どちらでも良かったんだけど・・・

どうやらガラスタイルが欲しかったらしいんだけれど。そんな中でかぐやとのやり取りの中でのイメ-ジって話が不思議だったらしく、そもそもそう言うもんだと

思うよ・・・芸術ってのは?って話をした。まっ読んで字のごとく・・・
工芸って言うのは、職工の工。つまり職人の芸。つまり判りやすい。

こけし作りみたいなもの。見て素人でもすぐ何か?が判る。日用品が優れている・
・・美として。こんな感じだろう。

芸術とは?術のごとく芸なのだ。勿論、芸が優れていて術のようだ・・でも同じ。
では術にするには?それが感情移入って事になる。

喜怒哀楽ってモノが見た人に感じられないと工芸。つまり凄いぃぃって表現だけ
なら、工芸。俺はそう思っている。だから凄いって表現は当たり前なのである。

そもそもタイル職人なのだから。そこに術を学んでいるのである。上乗せの為に。

さっきの棟方志功の話が典型的である。軍歌を聴きながら・・・みたいな事をし
作品を作る。人は俺がユ-ミンを聞きながら作品作りすると、馬鹿にするかも知れないが、有名だと素晴らしい行為とでも言うのだろう・・・・

ただ、以前ならす-さんもその一人だったろうが、そんなもんなのか?と判らんが
受け入れる姿勢には、正直ビックリした。

ここの所のす-さんの代わり様には。後は目的意識の問題だな・・・

まだ作品と向き合うってほどの時間を費やすスタイルでは無いが、真似が出来ない
・・・と言わせるような作品にするには、す-さんならでは・・・って言う所に

気が付くと、普通のタイル屋にも、モザイクの人達にも当てはまらない場所に
居場所って言うのが見つかるんだけれどね。

後は本人の問題。俺はその段階は終えているから、更なる磨きって所。
例えば、今回のような大きさ。本格的なものはかぐやの作品でしか作った事が無い

それに2ヶ月掛かっている訳だ。となると4倍の大きさとなると単純に8ヶ月掛かる
事になる。それは無理。同じ位の日にちしか掛けられないとなると、

それ相応の考え方と施工をしなければならない。しかもすでに施工前の取り付ける
為の下地をす-さんに1日頼むとなると、その1日分の手間は職人単価となる。

こう言った経験値から何がどの位の予算と日にちが掛かるのか?そして一体そこから何が出来るのか?出来ないのか?いくら分のタイルやガラスタイルが買えるのか?

そこで考えるのは張り出してから2ヶ月掛けられないくらいと判断。となると、
12月半ばが完成予定となる・・・・

作ってみないと判らない・・・と漠然では無くなったと言う事だ。
勿論、予定通りには中々ならないのだけれど・・・・今でも・・・・

そう言う点でも、そんな事を度外視して考えている今が一番楽しい。ここは好きな
事を好きなだけ膨らまして良い時間だから・・・・これが具体的に下絵を描く・・

そんな場面になると、思うように行かないイライラ感が伝わるブログに変わるんだろうけれど・・・・あはははは。

今は、イメ-ジ作り。具体的に言えば、ユ-ミンママがユ-ミン父と出会って付き合う、そんな時間に俺もそこにいたような?気持ちになれる事が大事なのね・・・

そうすれば、何を大切にし、何を見て、何を感じて、どうして俺の作品が必要なのだろうか?・・・・って所にたどり着ける。

俺は俺もユ-ミンも見た事の無い、2人をこの中に描きたいとも思うし、ユ-ミンが
こうして大きくなった・・・・この2人に育てられて・・・と言うのも見せたい。

そんな構想も描いている。そんなものが果たして出来るかどうか?は判らないけれど、イメ-ジとして漠然に考える・・・・しかし難しい話にしたもんだ・・・





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速報「朝日新聞」の記事

2009-10-08 10:15:09 | 世界遺産をみんなでつくろ!
~子どもたちよタイルに夢抱け~

10月5日付けの朝日新聞に「窯ぐれ祭り」の記事を掲載していただきました。
記者の方は二日間続けて足を運んで下さり、丁寧な取材が伺える記事となっています。
ご覧下さい。下記をクリック!
2009年10/5付朝日新聞asahi.comマイタウン岐阜の記事「子どもたちよ タイルに夢抱け」へのリンク

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帰った後の、岐阜の中日新聞

2009-10-07 22:45:20 | 世界遺産をみんなでつくろ!
パソコンが壊れて、かぐやからの電話での対応だけだったので、詳しく判らなかったが、組合長からメ-ルが来ていてその中にあった画像・・・

朝日新聞がこんな記事載っているはずだったんだけれど、中日新聞にこんな形で
載っているとは・・・。こりゃ有難い。

これで2社翌日に扱ってくれた事になる。窯ぐれ祭りの宣伝になったじゃん。
こうじゃなきゃね。予想していなかっただけに嬉しさひとしお。

後はモザイクうながっぱが俺達の帰った後、宣伝部長を引き受けてくれるさ。
笠原発信で多治見市をいつか落とせますように・・・・

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すいません・・・お待たせしました。復活ブログ。

2009-10-07 20:45:41 | 世界遺産をみんなでつくろ!
参りましたぁ・・・寝転んで第二部を草稿中に手を付いた場所が暖房のリモコン。
すると、ヒュ-ズがとんで真っ暗に・・・勿論パソコンも・・・

何回かこう言う事もあったので、あぁって事にならないように1000文字くらいで
キ-プするようにしてあるので、まっ仕方ないか・・・とパソコンを立ち上げると

えぇぇぇ、立ち上がらないじゃん。しかもいつもと様子が違う・・・やっちゃった
こんな時間じゃ誰もいないし・・・・

たまたまオ-ドリ-が電話で対応してくれるも、多分重症です・・・って。
やばいなっ・・・どうすっかな?そんな状況の一昨日。

そんな朝がみどりさん教室。申し訳無いんだけれど、画像のみで先に進みます。
一応、道路の部分が進んでいるんですが。

軽く触れると、窯ぐれ祭りの展示販売品の出来について・・・で私のでも・・・
と言う内容だったが、お客さんはモザイク作品を目当てに来た・・・って人は

少ないから値段と好みで決める事が多いのね。だからと言ってグレ-ドが低い訳
でも無い。体験が500円でコ-スタ-も500円で売ったのだから、文句無しでしょ?

誰一人として体験よりも落ちる作品は1つも無かったと先生としても言えるから。
と説明した。

まっそれはそれとして、翌日・・・それが今日。ユニディ教室3名。
まずは結果から。


そうね、立ち上がりはいつものように仕込み。みんなは正面のみ。
最初の1時間で縁取りと鏡の周りのエミリアと山周タイルで終わり。

ここまでは色選びと張るだけ。後半の4つ葉のクロ-バ-4つと長いタイルを切る・・
に1時間半。後は3つの目地の仕上げを俺がやると4分オ-バ-の3時間4分。

雨の中、お疲れ様でした。中々の出来栄えなんじゃないのかな?

勿論、その後はかぐやとパソコンと格闘するも・・・・駄目だなっ・・・・
じゃ買う・・・って事になる。唯一の営業なのだから・・・

その中でも日に日に閲覧数を増やしているブログをそのままって訳にも行かない。
が、俺の生活を知っている人なら、清水の舞台・・・って感じなのはすぐ判るでしょ・・・・

さて、かぐやに中古で良いから一体どの位で買えるの?と聞くと3万位からあるとの
事。確かに買わなかったが、意外とそう言うの俺、詳しいのね・・・・

だから、だよなぁ・・・ってすぐ判った。そんな訳でまずはジョ-シン。
4万7000円かぁ・・・はい。次、次。やっぱ中古パソコン専門の場所行かないと

駄目かなぁ・・・と場所を移動中、確か山田電気にも中古ってあったよなぁ・・・
と寄って見ると、なんと3万以内で7.8個選べちゃう。良しぃぃここで・・・と

泣き泣き購入。けれど今までMEだかんねぇ・・・仕方ないって言っちゃ仕方ない。
んで持って、こうして復活劇に至ったって訳・・・

やっと通常生活に戻れた・・・・参った、参った。

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窯ぐれ祭り動画

2009-10-06 19:48:34 | 世界遺産をみんなでつくろ!
ただいま、KATSUのパソコンが故障中・・・
そのため本日のブログ記事アップできません。
申し訳ありません。
お詫びに、動画でお楽しみください。


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夢の後片付け・・・窯ぐれ祭り・・・2部

2009-10-05 20:51:20 | 世界遺産をみんなでつくろ!
実は2日間で3紙の取材を受けた。すべてかぐやが去年と同じく連絡してあった。
その後に今回は組合からも連絡して下さった・・・

そしていらっしゃったのが、岐阜新聞と中日新聞と朝日新聞の3紙。これは前の2紙。
内容はKatsuが組合に呼ばれて市川から来てモザイクタイル教室やってるよ・・・って。

そもそも岐阜では確か4箇所で同じ様な祭りを同じ日にやっていて、焼き物を扱っている
お祭りが人を集めている・・・だから取材としてもそれ中心に書いてある・・・

去年の傾向と対策で判り切った事だった。だからこそ何か大騒ぎなニュ-スが必要だった
そこで寄贈のうながっぱが必要だった。

この2紙はそれがとても出ていた。寄贈うながっぱについては一切触れずに、教室と
笠原で窯ぐれ祭りってのをやってるよ・・・・だけであった。

他の場所については盛況で、美濃焼を半額で売っているよとか、とっくりとっくん作りとか、何しろ盛況さが伝わって来た・・・・しかし寄贈に触れてくれなければ、

さして大した話題性にはならない・・・それでも無いよりはマシでそれを見て下さった
お客さんもいた。ここまではそれはそれで有難いが・・・・

それと、こんな記事になってしまった理由もこちらにある。ついていなかったのは、
2紙が取材してくれた時に閑古鳥が鳴いていた事である・・・・

作品はそこそこ売れていたのに、教室はサッパリだった事・・・なのに終わって見れば
64名・・・・これが朝日新聞の1社だけは何度もいらっしゃって下さり、

何度と無く忙しい状況を見て下さって、出直されて取材をして下さった。
当然、色々な話も聞いて頂けて寄付のうながっぱについても関心を持って下さった。

それが今日の朝日新聞に載る事も、事前に連絡が入りこちらに送ってくださるとの事。
すべての対応に1流紙である事が伺える。

寄付について書かれてあれば、祭りは昨日で終わっていてどの祭りについても書かれて
いないだろうが、笠原の窯ぐれ祭りについて、寄付のうながっぱについて、

今日、朝日新聞には書かれているはず・・・これが最初からの計画の1つ。

祭りの1日目に載れば、宣伝として人が集める事が出来る。しかし寄贈について触れて
くれれば、笠原だけが今日も載る事が出来る。窯ぐれ祭りのイベント屋としては

最高のパフォ-マンスになったはずだ。どんな事をしても盛り上げる、認知して貰う。
その代償として1ヶ月を働く事になるのも致し方なかった・・・・

それが節約したりして9万弱の金額になった・・・・1ヶ月でね・・・おぉ痛いぃぃ。
引き替えなのだから、大きく扱って貰えると幸いなんだけれどな・・・・

さてそんな中、祭りの後始末。まずはかぐやに借りた作品の梱包と送る段取り。
それとアトリエ内の荷物の整理・・・するとす-さんが作品を取りに来てくれる。

照明器具とテ-ブルが残った。神殿のような立体物とあの鏡の売上はみんなの分として
くれた。まっその分としてまたガラスタイルなどの材料と引き替えにした。

当然、結果報告もしなければならなくて短い時間だったが、伝える事は出来た。
その中で出た話でおぉって思った事があった。

1つはまた作品を作っている事。一過性では無さそうだ。それと倉庫を片付けて、
Katsuの作品を展示しよう・・・って話。どうやら本気になってくれたようだ。

新しい事を始めると言う事は、みんなの力が必要なのだ。俺1人じゃ何も出来はしない。
す-さんだって窯ぐれ祭りに行きたかったはず・・・けれどそこまでの予算は無い。

それを送ってくれてその間も作品を作り、展示の話までする・・・こうなるまで10年も
掛かったが、やっと本気になってくれたようだ・・・・

こうやって少しでも本気な仲間が増えると、大きな事が来た時の準備になるのである。
何事も小さな事をコツコツ積み重ねて行く事が大事なのである。

ホップ、ステップ、ジャンプなんてのは2流の口にする事。本当はホップしか無いのである。ホップしていった暁に振り返った時に、あぁあそこがステップであそこがジャンプだ

・・・ってもので常にホップを毎日やっていれば良いのである。人の生き様なんぞ、
小さいもので、コツコツの積み重ねを誰かが見てくれて、感情移入をされた時に、

人が人を呼び、売れるに繋がるものであると考える。だから俺は箱には付かず、人に
付く。箱に媚びるのは俺のスタイルでは無い。

勿論、腕はあって当然なのは言うまでも無いが・・・・ね。

そんな中、タピオカやキウイがやって来る。ここにも結果報告。詳しくはブログ読んで
ね・・・と言ったけれどね・・・・

更にそんな中、また光るタイルがTINさんから送られて来た・・・・それを前に、
俺は少し寂しい気がした。以前は頻繁に出入りしていた会社。

こう言う半磁器のようなタイルからの撤退による手に入ったタイル・・・こんなものが
喜べるようでは人間が問われる・・・夢の後に見えた・・・・

弟子は当然として、タピオカやキウイクラスには話そうと決めて、これをみんなで使い
作品を作ろう・・・良い供養しようって・・・・

今は撤退かも知れない・・・がしかし、ノウハウさえ知っていれば、これが売れるように
なれば、また復活するはずである。いつかその日が来るまで・・・・

このアトリエにある光るタイルが最後の半磁器の光るタイルなら、これに応えるには、
大作を作って世に残す事が大事・・・・次のユ-ミンママの壁画で思い切り使うつもり。

それに応える自信もある。社長が俺にわざわざ下さったのは、光るタイルを自在に扱う
ア-チストと認めなされたと判断するからである・・・・

数十万と詰まれた光るタイルを見ながら刹那さと有難さと虚しさと悔しさと、力の無さを
痛感した。もう少し俺に力があれば・・・・力量を問われてしまった・・・・

もう二度とそう言う事の無いように・・・・ティ-ア-トさんと山周さんに電話をした。
少ないながらも売上での注文を追加した・・・・

それと2日後のユニディ教室が3名との事で仕込みを2つやって返って来た・・・・

そうそう、1部での多治見市が親分で笠原が子分・・・そして寄贈が年貢の比喩の説明。
古き昔からこの国では当たり前の事。力の強いものが弱いものから年貢を取る。

それがこの国のル-ル。ならば合併によって1つになったとは言え、笠原を多治見に
理解して貰うには、タイル業界の発展に他ならない。

その助っ人として雇われたのだから、タイルとは?建材では無く装飾品なのだ・・・と
言う認知も必要である。建築材としてだけでは、少子化のおり今後も衰退の一歩である。

しかし、焼き物を扱った祭りは他県から人を集めていたのは事実。それならばと、
生徒のみんなで土地のタイルを使って作品を作って、底辺を広げる行為は悪く無いはず。

少なくとも相当な数の作品が売れたのも事実。そして底辺拡張と共にお上への年貢として
飾って頂けるのなら、より多くの人達に笠原はタイルの町である事へのアピ-ルになる。

こんな事は微々たるモノで何にもならないかも知れない・・・がしかし、何もしなければ
今までと同じなのだから、衰退する事はあっても復活は無いと思われる・・・・

あえて書けば保守的な町で、大臣になっても他県から来ても誰でも自民党なら何でも
良かった・・・が今回の選挙では民主党が勝った。

本気で何かを考えればいつかそんな事も起こるのである。勿論、良いか?悪いか?は
4年後に問われる・・・しかし変わる事は確かである。

今までと同じならば、どこがやっても同じだった事になるのなら、次はどこでも良く
なってしまうのだから・・・・

物事を変えるとは?勇気のいる事である。しかし人が何かをしようとする時に、何も
しない奴ほど口を出し、何もしないものである。

本気の奴は自分の時間をいかに人の為に割く事が出来るか?である。
悪ければ非難し、良ければ乗る・・・それが世の常。

俺は俺の道のみを信じて真っすぐ進む・・・それが今、判って貰う事が無くても・・・
これだけ人が集まるのだから・・・間違ってばかりじゃないはずなのだから。

って真面目な話はここまで。さて、こんなのがあったから見て。


良く張ったよね。何か聞いた話だと、笠原のみんなで張ったらしいのね。
でもね、このタイルメチャメチャレアなんだよ。もう作っていない何十年も前の。

俺にはお宝過ぎて・・・あぁここに張っちゃったのかぁ・・・とも思えた。
もう無いんだよ・・・ほとんどのタイルが・・・

勿論、逆も真なり。これで捨てられるような事は無いだろうし、展示されている
のだから、人目にも付く場所に出てきたのだから、ぼぉぉとただタイルが置かれて

いるよりも有効的とも言えるだろうから。でもなぁ・・・俺、欲しかったなぁ。

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