今日はす-さんが自宅の側の飲食店の叔父さんの所を改築する仕事をしているので
これ幸いって言う事で、そちらで下地を作る事になった。
まずは、ここを拾う。改築って?リフォ-ムの大工さんやっているって事なのね。
器用だよなぁ・・・俺はモザイクしか出来ないからね・・・
すると、以前す-さんの所で仕事を手伝った時に知り合った人が一緒にやってて
あら、久しぶりなのね。katsuちゃんやってる?まぁ死なない程度に・・・
どう?儲かってる?ん・・・それはねぇ・・・知名度上がってる?なら、うん。って
2つ返事なんだけれどね・・・それとか腕上がってる?ならね・・・
でも、お金って言うのなら、売れっ子にならないと無理だねぇ・・・
まぁそうなれば、聞かなくても判るんじゃないのかな?って切り替えした。
そんな会話から始まる。すると今度は飲食店の叔父さんに、katsuちゃん久しぶり
ぃぃ・・やってんの?芸術家ぁ・・・はい。やってます。って言うとまた、
儲かってんの?今日2度目の質問・・・同じ事を繰り返した・・・・
その時、す-さんがちょいと助け舟を出してはくれたけれどね・・・
何作ってるの?壁画モザイクのパ-ツ。いくら?・・・いくらいくらだよ。
えっ?俺はやらないね・・・って言うのね・・・ちょいと切り替えそうとも思った
けれど、辞めて置いた。やらないね・・・じゃなくやれないねだろうから。
そんな簡単に出来る事はしていないからね。
これだから男の中で働くのが嫌になるのね・・・うんざりする事がある。
けれど、みんな悪気は無いのでとがめる必要は無く、むしろ先を急いだ方が得策。
ひとまず、昨日の続きで枠がしっかり入らないと、す-さんに相談する事が出来ない。まっこれは難なく何とかなった。
すると、昼だぞぉ・・と叔父さんが声を掛けるが、俺には関係無い事だから・・・
と仕事をしていると、す-さんがkatsuの分もあるぞ・・・って。
えっ?俺、何もしていないから・・・となら、お金払うよ・・・と中に入って、
叔父さん、俺お金払うから・・・と言うと、良いよkatsuちゃん飯くらい・・・
す、すいません・・・確かにタイル屋の頃は良くここです-さんと呑んでた・・・
顔見知りではあるが、もうそれも十数年経っている・・・誠に恐縮である。
そんな訳で、昼飯をみんなで食べていると、今度はまた顔見知りの人達がやって来て、おぉ芸術家ぁやってんの?って言われる・・・これ何の鳥?ルリカケス・・・
ふぅぅぅん・・・悪い人達では無いのだけれど、半ば茶化されているのは良く判る
まっ結果が乏しいのだから、何を言われても仕方無し・・・
今日大事なのは、す-さんとの打ち合わせの時間と、この下地を完成する為の
アイデアが借りたい訳で・・・こんな状況になるのは百も承知。
そんなこんな昼が終わる頃に、す-さんだけじゃなく、す-さんと一緒に仕事している人も俺の下地に手を貸してくれて、こうやってやると良いよぉ・・katsuちゃん
って道具まで用意してくれて、お陰で先が見えて来た。しばらくすると、す-さんが、ホ-ムズ行くぞぉぉって・・・材料を買いに行くらしい。
まぁこの下地が終わると、今度は現地の下地を作って貰わないとならないし、
いくら位掛かるか?予算の見積もりもしたいので便乗する事にした。
ん・・・結構掛かるなぁ・・・額縁まで作るとなると、ペンキ無しで5万近く掛かる・・・ん・・・もう少し何とかならないかな・・・って感じかぁ・・・
そんな感じで帰って来て、いよいよ取り付け。2人に教えて貰った通りに進めて
何とか形になった・・・・
それから片付けをして、叔父さんにご馳走様の挨拶をしに店舗に入るも、いなくて
す-さんによろしく言って置いて・・・とアトリエに向かう。
道中、これでモザイクkatsuさんに迷惑掛からない下地が完成する・・・
これでどう?katsuさん・・・って下地がね。
下絵や下地のkatsuちゃんって呼ばれているしょぼい俺とはこれでさようなら。
明日、きちんと直して、明後日からはモザイクkatsuさん登場予定。
ここからは絶対にお客さん以外何も言わせない、黙らせるだけのモザイクを
katsuさんに作って貰いたいと思う。
しかも、同じ体を使っているのにモザイクkatsuさんに繋ぐまでに負担が軽い。
痛んでいない。思いの他、元気である。
いつもなら、この時点でかなりの負担が掛かっていて、ようやくモザイクが出来る・・・って感じなのである。
例えばかぐやの作品が今までで一番大きかったのに、下絵に掛かった時間を比べても、それの3倍から4倍の大きさなのに、それほどは掛かっていない。
下地にしても、す-さんにアドバイス貰って更に取り付けを手伝って貰う事で、
何も心配無し。これならモザイクに専念出来る。
実は最初からここまでは勝算があった。下絵を描いている時に、窯ぐれ祭りの
うながっぱを思い出した。
かぐやにはそうそうに、もしかするとすんなり行くかも知れない・・とは伝えていた。理由はこう。まずは、背伸びせず描き慣れている大きさにした。
どうせ拡大コピ-するのだから・・・うながっぱの時と同じ。つまり下絵の時点で
しっかりした絵になっていれば、何の問題も無く切り抜けられる。
そうなれば、ここもうながっぱと同じ。大きくなればドットア-トのようにパ-ツの
大きくなる部分が多く出来る場所が増える。
それによって細かくする部分の選択がいくらでも自由に出来る。
モザイク部分に四苦八苦する事が少ない。
これが大きさを決められていて、60cmが限界となると、この時点で1cmのタイルを
そのまま使うと粗雑にも見える・・・だから必然的にパ-ツは細かくなる。
更に思い出して欲しい。うながっぱ。一体何日掛かったか?このスタイルのモザイクには悩む事も少ないし、時間が解決する事が出来る。
これによってまた戻って、いかに下絵をしっかり描き込むか?になる。
それが難無く終わった。ならば次なる悩みは下地なんだけれど、大きい事で
ジグソ-ですべて切れる。これが60cmくらいの下地となると、40cmまでしか糸鋸は
使えないから、複雑な下地をジグソ-で無理やり切るしか無い・・・・
当然無理をすれば、今度はペ-パ-掛けも無理をする事になる。なのに大きい事で、
それも簡単にこなせた。さてそうなると難しいのは切る事じゃなく組み立て。
俺は切る事までは上手くなったと思うが、それを組み立てる実績が60cmまでしか無いに等しい。だからかぐやの大きさに戸惑った・・・
しかし、今回は大きい事で取り付けが1人じゃ出来ない事で困るはずだったのに
ここの所のす-さんとの距離感は大きく縮まっている。
コミニュケ-ションが取れている事で、ちょっとした事に悩まず済んだ。
何もかもが上手く行っている理由はここにある。
これは前々から言っていた事。もし日高氏とす-さんが本気になったら・・・・
テレチャンの時とは雲泥の差なのである。俺自体が問題にならないくらい変わって
いるのだから・・・そこにす-さんがここの所の変化が著しい。
ではこれを見て貰おう。

これがす-さんのモザイクテ-ブル。もしこのまま続けるようであれば、す-さんの
モザイク作品の中で、最もヘタな作品になるのである。
このモザイクテ-ブルが最もヘタ? 続けるとは?上手くなるのである。ならば、
この初期作品は踏み台なのである。
なのにこの作品は本当にヘタなのだろうか?俺はむしろ上手いと思う。ならばこれが底辺の作り手って言う人の今後の作品って言うのは期待大。
やっと足並み揃って来たじゃんか。俺の弟子がいて生徒さんがいて、その上、
建築のタイル屋さんが2人?嫌、俺もだけれど・・・でもその内の1人はモザイクも
出来るわっ、大工も出来る・・・大きい事出来そうになって来たじゃない?
後は日高氏のみ・・・実は本人はまだ気が付いて無いのだけれど・・・・
俺が理想とするのは、教える事も仕事。何も作る事だけじゃない。
す-さんのようにラ-メンから家まで幅広く俺には出来ないが、タイルで稼ぐ・・・
と言うのなら、モザイク体験教室は底辺拡張の為。アトリエの個人レッスンは育成
、更に言えばオ-ドリ-のように弟子の育成。これらはすべて教える技術の切り売り
そしてそれが営業。作り手としては、katsu1人の場合は作家katsuの知名度を上げる為、そしていつかみんなで作る機会が出来た時、それがグル-プとしての
katsuの作品は俺自身が一番観て見たいものとなり得る。もしかすると、その作品の1番のファンは俺なのかも知れない・・・・
実はこうなるまで相当時間が掛かると思っていた・・・それはす-さん・・・
以前、す-さんが俺に言っていた言葉・・・お金の為に仕事してんだ・・・・
俺は日高氏に売れて仕事に見合ったお金が貰えるまで、す-さんは客人扱いして
くれ・・・と頼んだ。その時に必ず一言言うからと・・・
その時に言う言葉だったのは、お金にならないタイル屋なんか辞めちまえ・・・
それで黙らせるとね・・・言いたくは無かったが、それしか無かろうと思っていた
理由はこうだ。この10年弱の中、ここまで来るのに無償の日高氏の協力があったり
さくら、かぐやの支え、そして携わってくれた数々のお母さん・・・
勿論、角嶋の親父は言うまでも無いが・・・
みんなが作ってくれた土台。以前から知っていて成功してから来るのでは、
状況が良くなってから来た信用度の薄い人間と思われても仕方無かろう・・・
しかしながら、売れて正規の賃金を払えるのなら腕さえあれば支払う価値がある。
だから、それまです-さんは封印だったはず・・・なのに・・・
今のす-さんは変わった。むしろ日高氏の方が物足りない。けれどこれも仕方無い
10数年も売れるのを待っていたのだ・・・疲れても仕方ない。
見守る奴らも大変なのである。がしかし、野村監督のように俺は甘くは無い。
努力をした人、しない人、やる気がある人、無い人、携わろうとする人、
離れて行く人、しっかり観させて貰っている。だからこそ、浦安のテ-ブルや大型教室のように参加してくれた人には少ないながら、支払いした・・・
やっと少ないながら、賃金が発生出来るようになって来た。上手くなった人達と
共に生きがいを探しながら、最後は仕事になるようにね・・・
だから、す-さんが変わったのは俺の財産になる。これが俺のやり方。
これ幸いって言う事で、そちらで下地を作る事になった。
まずは、ここを拾う。改築って?リフォ-ムの大工さんやっているって事なのね。
器用だよなぁ・・・俺はモザイクしか出来ないからね・・・
すると、以前す-さんの所で仕事を手伝った時に知り合った人が一緒にやってて
あら、久しぶりなのね。katsuちゃんやってる?まぁ死なない程度に・・・
どう?儲かってる?ん・・・それはねぇ・・・知名度上がってる?なら、うん。って
2つ返事なんだけれどね・・・それとか腕上がってる?ならね・・・
でも、お金って言うのなら、売れっ子にならないと無理だねぇ・・・
まぁそうなれば、聞かなくても判るんじゃないのかな?って切り替えした。
そんな会話から始まる。すると今度は飲食店の叔父さんに、katsuちゃん久しぶり
ぃぃ・・やってんの?芸術家ぁ・・・はい。やってます。って言うとまた、
儲かってんの?今日2度目の質問・・・同じ事を繰り返した・・・・
その時、す-さんがちょいと助け舟を出してはくれたけれどね・・・
何作ってるの?壁画モザイクのパ-ツ。いくら?・・・いくらいくらだよ。
えっ?俺はやらないね・・・って言うのね・・・ちょいと切り替えそうとも思った
けれど、辞めて置いた。やらないね・・・じゃなくやれないねだろうから。
そんな簡単に出来る事はしていないからね。
これだから男の中で働くのが嫌になるのね・・・うんざりする事がある。
けれど、みんな悪気は無いのでとがめる必要は無く、むしろ先を急いだ方が得策。
ひとまず、昨日の続きで枠がしっかり入らないと、す-さんに相談する事が出来ない。まっこれは難なく何とかなった。
すると、昼だぞぉ・・と叔父さんが声を掛けるが、俺には関係無い事だから・・・
と仕事をしていると、す-さんがkatsuの分もあるぞ・・・って。
えっ?俺、何もしていないから・・・となら、お金払うよ・・・と中に入って、
叔父さん、俺お金払うから・・・と言うと、良いよkatsuちゃん飯くらい・・・
す、すいません・・・確かにタイル屋の頃は良くここです-さんと呑んでた・・・
顔見知りではあるが、もうそれも十数年経っている・・・誠に恐縮である。
そんな訳で、昼飯をみんなで食べていると、今度はまた顔見知りの人達がやって来て、おぉ芸術家ぁやってんの?って言われる・・・これ何の鳥?ルリカケス・・・
ふぅぅぅん・・・悪い人達では無いのだけれど、半ば茶化されているのは良く判る
まっ結果が乏しいのだから、何を言われても仕方無し・・・
今日大事なのは、す-さんとの打ち合わせの時間と、この下地を完成する為の
アイデアが借りたい訳で・・・こんな状況になるのは百も承知。
そんなこんな昼が終わる頃に、す-さんだけじゃなく、す-さんと一緒に仕事している人も俺の下地に手を貸してくれて、こうやってやると良いよぉ・・katsuちゃん
って道具まで用意してくれて、お陰で先が見えて来た。しばらくすると、す-さんが、ホ-ムズ行くぞぉぉって・・・材料を買いに行くらしい。
まぁこの下地が終わると、今度は現地の下地を作って貰わないとならないし、
いくら位掛かるか?予算の見積もりもしたいので便乗する事にした。
ん・・・結構掛かるなぁ・・・額縁まで作るとなると、ペンキ無しで5万近く掛かる・・・ん・・・もう少し何とかならないかな・・・って感じかぁ・・・
そんな感じで帰って来て、いよいよ取り付け。2人に教えて貰った通りに進めて
何とか形になった・・・・
それから片付けをして、叔父さんにご馳走様の挨拶をしに店舗に入るも、いなくて
す-さんによろしく言って置いて・・・とアトリエに向かう。
道中、これでモザイクkatsuさんに迷惑掛からない下地が完成する・・・
これでどう?katsuさん・・・って下地がね。
下絵や下地のkatsuちゃんって呼ばれているしょぼい俺とはこれでさようなら。
明日、きちんと直して、明後日からはモザイクkatsuさん登場予定。
ここからは絶対にお客さん以外何も言わせない、黙らせるだけのモザイクを
katsuさんに作って貰いたいと思う。
しかも、同じ体を使っているのにモザイクkatsuさんに繋ぐまでに負担が軽い。
痛んでいない。思いの他、元気である。
いつもなら、この時点でかなりの負担が掛かっていて、ようやくモザイクが出来る・・・って感じなのである。
例えばかぐやの作品が今までで一番大きかったのに、下絵に掛かった時間を比べても、それの3倍から4倍の大きさなのに、それほどは掛かっていない。
下地にしても、す-さんにアドバイス貰って更に取り付けを手伝って貰う事で、
何も心配無し。これならモザイクに専念出来る。
実は最初からここまでは勝算があった。下絵を描いている時に、窯ぐれ祭りの
うながっぱを思い出した。
かぐやにはそうそうに、もしかするとすんなり行くかも知れない・・とは伝えていた。理由はこう。まずは、背伸びせず描き慣れている大きさにした。
どうせ拡大コピ-するのだから・・・うながっぱの時と同じ。つまり下絵の時点で
しっかりした絵になっていれば、何の問題も無く切り抜けられる。
そうなれば、ここもうながっぱと同じ。大きくなればドットア-トのようにパ-ツの
大きくなる部分が多く出来る場所が増える。
それによって細かくする部分の選択がいくらでも自由に出来る。
モザイク部分に四苦八苦する事が少ない。
これが大きさを決められていて、60cmが限界となると、この時点で1cmのタイルを
そのまま使うと粗雑にも見える・・・だから必然的にパ-ツは細かくなる。
更に思い出して欲しい。うながっぱ。一体何日掛かったか?このスタイルのモザイクには悩む事も少ないし、時間が解決する事が出来る。
これによってまた戻って、いかに下絵をしっかり描き込むか?になる。
それが難無く終わった。ならば次なる悩みは下地なんだけれど、大きい事で
ジグソ-ですべて切れる。これが60cmくらいの下地となると、40cmまでしか糸鋸は
使えないから、複雑な下地をジグソ-で無理やり切るしか無い・・・・
当然無理をすれば、今度はペ-パ-掛けも無理をする事になる。なのに大きい事で、
それも簡単にこなせた。さてそうなると難しいのは切る事じゃなく組み立て。
俺は切る事までは上手くなったと思うが、それを組み立てる実績が60cmまでしか無いに等しい。だからかぐやの大きさに戸惑った・・・
しかし、今回は大きい事で取り付けが1人じゃ出来ない事で困るはずだったのに
ここの所のす-さんとの距離感は大きく縮まっている。
コミニュケ-ションが取れている事で、ちょっとした事に悩まず済んだ。
何もかもが上手く行っている理由はここにある。
これは前々から言っていた事。もし日高氏とす-さんが本気になったら・・・・
テレチャンの時とは雲泥の差なのである。俺自体が問題にならないくらい変わって
いるのだから・・・そこにす-さんがここの所の変化が著しい。
ではこれを見て貰おう。

これがす-さんのモザイクテ-ブル。もしこのまま続けるようであれば、す-さんの
モザイク作品の中で、最もヘタな作品になるのである。
このモザイクテ-ブルが最もヘタ? 続けるとは?上手くなるのである。ならば、
この初期作品は踏み台なのである。
なのにこの作品は本当にヘタなのだろうか?俺はむしろ上手いと思う。ならばこれが底辺の作り手って言う人の今後の作品って言うのは期待大。
やっと足並み揃って来たじゃんか。俺の弟子がいて生徒さんがいて、その上、
建築のタイル屋さんが2人?嫌、俺もだけれど・・・でもその内の1人はモザイクも
出来るわっ、大工も出来る・・・大きい事出来そうになって来たじゃない?
後は日高氏のみ・・・実は本人はまだ気が付いて無いのだけれど・・・・
俺が理想とするのは、教える事も仕事。何も作る事だけじゃない。
す-さんのようにラ-メンから家まで幅広く俺には出来ないが、タイルで稼ぐ・・・
と言うのなら、モザイク体験教室は底辺拡張の為。アトリエの個人レッスンは育成
、更に言えばオ-ドリ-のように弟子の育成。これらはすべて教える技術の切り売り
そしてそれが営業。作り手としては、katsu1人の場合は作家katsuの知名度を上げる為、そしていつかみんなで作る機会が出来た時、それがグル-プとしての
katsuの作品は俺自身が一番観て見たいものとなり得る。もしかすると、その作品の1番のファンは俺なのかも知れない・・・・
実はこうなるまで相当時間が掛かると思っていた・・・それはす-さん・・・
以前、す-さんが俺に言っていた言葉・・・お金の為に仕事してんだ・・・・
俺は日高氏に売れて仕事に見合ったお金が貰えるまで、す-さんは客人扱いして
くれ・・・と頼んだ。その時に必ず一言言うからと・・・
その時に言う言葉だったのは、お金にならないタイル屋なんか辞めちまえ・・・
それで黙らせるとね・・・言いたくは無かったが、それしか無かろうと思っていた
理由はこうだ。この10年弱の中、ここまで来るのに無償の日高氏の協力があったり
さくら、かぐやの支え、そして携わってくれた数々のお母さん・・・
勿論、角嶋の親父は言うまでも無いが・・・
みんなが作ってくれた土台。以前から知っていて成功してから来るのでは、
状況が良くなってから来た信用度の薄い人間と思われても仕方無かろう・・・
しかしながら、売れて正規の賃金を払えるのなら腕さえあれば支払う価値がある。
だから、それまです-さんは封印だったはず・・・なのに・・・
今のす-さんは変わった。むしろ日高氏の方が物足りない。けれどこれも仕方無い
10数年も売れるのを待っていたのだ・・・疲れても仕方ない。
見守る奴らも大変なのである。がしかし、野村監督のように俺は甘くは無い。
努力をした人、しない人、やる気がある人、無い人、携わろうとする人、
離れて行く人、しっかり観させて貰っている。だからこそ、浦安のテ-ブルや大型教室のように参加してくれた人には少ないながら、支払いした・・・
やっと少ないながら、賃金が発生出来るようになって来た。上手くなった人達と
共に生きがいを探しながら、最後は仕事になるようにね・・・
だから、す-さんが変わったのは俺の財産になる。これが俺のやり方。