
週末から親戚の通夜・葬儀などに参列してきました。
いろんな思い出が蘇ってきました。

受付のところに飾られていた思い出の写真の中に、父や母と一緒に写っているものも何枚かありました。
寂しさの中でも、この場所で父や母と出会えて感激をしました。
父や母も共に歩いてきた一時代です。
葬儀の日が、ちょうど父の命日だったことが何かの縁を感じます。

たくさんの孫やひ孫さんたちに囲まれた中での98歳という長寿の人生でした。
昭和を生き抜いていく中で、戦前・戦後という激動の時もありました。
孫やひ孫さんも通夜や葬儀の席で涙を流している姿を目にしたときに、おばさんのかけがえのない存在感と優しさを感じました。

ふだんはなかなか会えない親戚の方々と会い、話をすることが出来ました。おばさんが会わせてくれました。
私が住んでいる地域とは違う人の命を大切にする「見送り」の風習を葬儀や火葬の中で感じました。

「命」がいかに尊いものかをこの何日間の中で、あらためて胸に刻むことができました。
