和子の記録 フォト&俳句

長い間ネイチャーフォトを楽しんで来ましたが最近これに俳句の趣味が加わりました。まだ不慣れですがブログに載せていきます。

日置市を訪ねて Ⅰ 小松帯刀の墓と園林寺跡 吹上浜散策

2022-06-10 18:38:34 | 日記



小松帯刀の墓 お線香も用意されていたので皆でおまいりを

小松帯刀第一婦人 お近の墓

昭和天皇より賜った石灯篭

小松帯刀第二婦人 琴子の墓

幕末の横綱 陣幕が奉納した石灯篭



清浄寺に建つ小松帯刀像

小松家菩提寺清浄寺

吹上浜



ナンゲという貝

潮干狩り

北朝鮮による拉致被害はこの浜でも

巨樹巡り2日目の午前中は鹿児島中央駅から鹿児島本線に乗り伊集院駅で下車しました。 日置市の観光課から事前にパンフレットなど送ってもらいジャンボタクシーを3時間予約しての旅となりました。
まず初めに小松帯刀のゆかりの地を訪ねました。
「西郷隆盛」、「大久保利通」、「坂本龍馬」、「桂小五郎」らと並び、明治維新の十傑のひとりでありながら、表には出てこない陰の存在、「小松帯刀」(こまつたてわき)。幕末動乱期において「英明の君主」と称された「島津斉彬」の死後、小松帯刀は若干27歳にして薩摩藩を背負って立ちます。そして「薩摩の小松、小松の薩摩」と言われるほど活躍し、幕末から明治維新にかけて薩摩藩の躍進を支えました。しかし、小松帯刀は明治維新後わずか3年、病によりこの世を去ります。もし生きていれば、西郷隆盛、大久保利通らを超える歴史的知名度があったと言っても過言ではないといわれた人です。小松帯刀の本二冊を事前に読んでいたのでお参りができて良かったです。
また吹上浜にもより砂浜で潮干狩りをしているグループに出会いました。「ナンゲ」というナミノコガイやオキアサリなどが生息しているそうで今日は酒蒸しにして食べるとのことでした。今は小さめの貝しか採れないとか。
その帰り道には海辺の直売所により吹上浜産の食べるいりこ、山川漬、地元の饅頭や、生の砂丘らっきょ一袋を買いました。

『鳴渡る雁の涙も別れ路の袂にかかる心地こそすれ 小松帯刀』、
 この返し歌に、 
『うちいづる今日の名残り思いつつ薩摩の海も浅しとやせん 琴子」

日本一の蒲生の大クスを訪ねて(鹿児島県)

2022-06-05 07:26:15 | 日記







扉には鍵がかかっていて中は樹勢を調査するために15メーターの梯子段がかけられていて上ると空が見えるようです。





近くで歴史のある蒲生小学校の二宮金次郎像 

武家屋敷通り

御仮屋門



犬槙



鹿児島県姶良市にある蒲生の大クスは推定樹齢1500年、根回り33.57m、目通り幹囲み24.22m、幹の中に畳八畳分の広さの空洞があり、高さは16.5mの大クスは日本一の巨樹と認定されて国の特別天然記念物に指定されています。
その樟の木を見たいと羽田発10:00のJALで巨樹仲間5人と巨樹巡りの旅に出かけました。到着の鹿児島空港で簡単な昼食を済ませてからバスで姶良市にある蒲生八幡神社へ向かいました。
NHKのBSで放送された「神様の木に会う にっぽん巨樹の旅」の再放送を何度も何度も見ていた5人ですから今年こそはと思い切って実現の運びとなったわけです。
バス停から歩いて5~6分、まずは大きな赤い鳥居を,まっすぐな階段と赤い屋根の神社が見え、その左側に鎮座する燃えるような新緑の樟の大樹が遠くから見えた時はみな小走りになり「わー」と歓声が上がりました。
数年前に私が来た時は2月だったので今回はゆさゆさと大きく手を広げて揺れる樟の若葉に感動しました。樹の声や森の声に、さえずる鳥たちのやさしい声が私達に安らぎを与えてくれていますしまたこうして逢えたことに感謝しかありませんでした。
そそり立つ樟の木の周りを何度も行きつ戻りつしては仰ぎ見、今晩の宿泊地がある鹿児島中央駅までのバスの乗り継ぎまでの一時間半はあっという間に過ぎて行きました。

風音の優しき古樹や樟若葉

日光戦場ヶ原ハイキング 5月29日

2022-06-02 10:18:02 | 日記

男体山とズミの蕾

ズミの花





ウグイスカグラ

ワタスゲ



湯川の釣り人今日は2人のみ

ミツバチグリ

ホザキシモツケの花が7月中旬に咲きます

シラネアオイ




急に夏日になった5月29日の日曜日に友人を誘い奥日光の戦場ヶ原を歩いてきました。あいにくと今年は5月の連休明けから9月末までは定番の自然研究路の一番眺めがよいコースは展望台付近が修理中でそこから先は通行止めになっていました。
今日もカッコウの鳴き声に送られて赤沼からハイキングをしましたが行きかう人もまばらで同じ道をまた一時間かけて戻ってきました。道路を挟んでズミの木の上では鶯の鳴き交わし(鳴き競いともいう)に聞きほれてしばしたたずんしまいましたがすぐ近くにいるのに姿は探せません。
ズミの花の赤い蕾が今まさに白い花を開かんとしている真っ只中、今年は何時もより開花が遅いのでしょうか?。昨年ここをハイキングしたのは6月11日でその時のズミの花はほとんど終わりでした。
その後赤沼に戻ってからバスで湯の湖に向かい遅い昼食をとりビジターセンターの庭で咲かせているシラネアオイを見に行きました。見頃はとうに過ぎてはいましたがまた楚々とした姿に出会うことが出来ました。
二荒山神社男体山のシラネアオイの満開から送れること3週間ですが今年は二度も見れて幸運でした。6月5日(日曜日)ならズミの花が満開になる頃なのですが雨模様との予想で急遽一週間早めてのハイキングとなりました。

鳴き交わす夏鶯や風ひとつ