和子の記録 フォト&俳句

長い間ネイチャーフォトを楽しんで来ましたが最近これに俳句の趣味が加わりました。まだ不慣れですがブログに載せていきます。

祖光院の彼岸花 松戸

2022-09-26 11:22:18 | 日記




















千葉県松戸市金ケ作にある祖光院では、秋になると境内の雑木林一面に約2万本の彼岸花(曼殊沙華)が咲き誇ります。
例年はお彼岸ごろが満開となりますが、昨年に続き今年も若干早く、3日間降り続いた雨の中で満開を迎えてしまった
ようです。
自宅からも近いので朝の散歩がてら咲き初めの10日から何度も見に行きました。あいにく関東でも台風の影響を受けて
強風と雨の日が続きました。やっと青空になった21日に行ってみると無残な姿になってはいましたが大勢の観光客で
賑わっていました。こちらのお寺では檀家さんのお一人が毎年毎年球根を増やして今日があります。草一本生やしていな
いほど手入れが行き届いている上に拝観料もとっていませんよ。
朝の5時ごろからはお寺の奥様が境内を枯れ葉一枚も残さずに掃き清めていらっしゃるお姿を何年も拝見しています。
真心のこもったお寺で彼岸花を見せていただけることは皆さまありがたいことですね。
彼岸花は本堂がある境内の前と後ろで咲かせていますが裏手にある林の方が今年も一番早く満開になりました。
何度も出かけて行ったのですが上から5枚目までが台風前の一番の見頃と思った17日朝の写真です。
6枚目からは雨の後の21日に再度撮影したものですがやはり枯れ花も目立ちました。赤だけでなく白や黄色やピンクもあるのが
ここの特徴かもしれません。

しなやかに濡れ色光る彼岸花

萬葉集に詠われている草木 市川万葉植物園にて Ⅰ

2022-09-21 12:23:43 | 日記

おもいぐさ ナンバンギセル    道の辺の尾花が下の思草 今さらになぞ物か念はむ

いちし ヒガンバナ    路の辺の壱師の花のいちしろく 人皆知りぬわが恋妻は

うけら オケラ    恋しけば袖も振らむを武蔵野の うけらか花の色に出なゆめ

くず    雁がねの寒く鳴きしゆ水莖の 岡の葛葉は色づきにけり

さなかずら サネカズラ   さね葛のちも逢はむと夢のみに 誓約ひぞわたる年は経につつ

おみなえし   手に取れば袖さへにほふ女郎花 この白露に散らまく惜しも 

はぎ    指進の栗栖の小野の萩の花散らむ時にし行きて手向けむ  

ちからしば  しばくさ   たち変り 古き都となりぬれば 道の芝草長く生ひにけり  

はまおもと ハマユウ    み熊野の浦の浜木綿百重なす 心は念へど直に逢わぬかも

ひおうぎ ぬばたま   ぬばたまの 黒髪濡れて 沫雪の 降るにや来ます ここだ恋ふれば

めはじき つちはり   わが屋前に生ふる土針心ゆも想はぬ人の衣に摺らゆな    

おばな ススキ   秋づけば尾花が上に置く露の消ぬべくも我は思ほゆるかも(

あべたちばな だいだい    我妹子に逢はず久しもうましもの安倍橘の苔生すまでに  

みかん たちばな   橘は花にも実にも見つれども いや時じくになほし見がほし

へくそかずら くそかずら 崑莢に延ひおほどれる屎葛  絶ゆることなく宮仕せむ

おあつづらふじ   駿河の海おしへに生ふる浜つづら汝を頼み母に違ひぬ

市川市にある万葉植物園に行って来ました。
万葉の歌人山部赤人,柿本人麻呂などに詠まれた万葉集ゆかりの草木約155種が植えられ,それぞれにちなんだ歌が解説されている
落ちついた雰囲気の純和風庭園です。敷地面積約3,300平方mとさほど広くはないのですが大事な植物がぎっしり植えられています。
手入れの行き届いた素敵な空間になっています。
ここには春と秋に訪ねているのですがいままでススキの根元にこんなにも立派なナンバンギセルが生えているには気が付きませんでした。
係の方がちょうどイヌショウマの植え替えをしていて教わり、今日は来たかいがありましたとお礼を述べ、萬葉集の中で詠われている花を
愛でつつ有難い時間を過ごしました。


アンデルセン公園 Ⅲ

2022-09-17 07:42:17 | 日記

マルス クラブアップル ルモイネ

ハンカチの花の実

カリン



白い葉はカラジュム





リトルエンジェルス



ノウゼンカズラ





桂の葉はもう黄葉

ダークオパール

ジニア

いつも利用する[メルヘンの丘ゾーン]は、1800年代のデンマークの牧歌的な風景を再現しています。デンマークにある風車や農家、建物などを手本にした施設のほかにも、
アンデルセンの人物像やデンマーク・オーデンセ市の街や自然について学べる施設などが並んでいて、デンマークを探訪しているような気分にさせてくれます。
今回は建物の中には入らずに今咲いているお花や木の実などを探してみました。

鳴く鳥の上枝探すや秋の空

アンデルセン公園 Ⅱ

2022-09-12 11:18:53 | 日記

マンデビラ







インパチェンス

アメリカフヨウ

ネコノヒゲ

エンゼルトランペット

ペンステモン

アンゲロニア

ロテカ ミリコイデス

ガウラ

ハナウリクサ

アンデルセン公園は童話作家のアンデルセンが生まれたオーデン市と姉妹都市提携している船橋の公園です。
ワンパク王国、メルヘンの丘、子ども美術館、自然体験、花の城の5つのゾーン(くいき)から構成されている緑豊かな公園で家族連れでいつも賑わっています。
花の城では季節季節の花が多くのボランティアの方々に支えられて植えられ、また草取り作業もなされていますのでいつ出かけて行っても見事な花であふれています。

アンデルセン公園 Ⅰ

2022-09-08 08:49:12 | 日記

コリウスもこれだけそろえると見事です





ここからは園内のひまわりです





こちらは子供たちのひまわり迷路になってます











マンデビラ


今年2月のアンデルセン公園ではクリスマスローズ展が開催され沢山の鉢植えが並びました。それ以来ですから半年以上も訪ねていませんでしたが
9月6日に久しぶりに出かけてみました。夏休みは混雑しているので控えてしばらくぶりで行ってみると季節季節のお花が用意されていました。
ひまわりは背の高いものはなくすべて矮性でしたのでひまわ迷路は小さい子供たち用でした。いろいろな種類のひまわりを見かけました。
その日は幼稚園生が4クラスも来ていたのにはびっくりでしたし、小学生も3年生の2クラスが研究用のノートを抱えて通り過ぎました。
気温が32度もあって早朝から暑かったのですが時折吹く風で木陰は涼しく助かりました。

夢うつつ寝返り多き秋湿り