和子の記録 フォト&俳句

長い間ネイチャーフォトを楽しんで来ましたが最近これに俳句の趣味が加わりました。まだ不慣れですがブログに載せていきます。

つくば牡丹園を訪ねて Ⅰ

2023-04-28 04:34:58 | 日記

トリビュート

トリビュート

トリビュート

麟風

島の藤

白神

明皇の宝

百花撰

楊貴妃

富士の城

島美人

黄冠

黄冠

白美麗

群芳殿

まりも 大きく開かないでこのままが牡丹の花らしいです

80歳以上のご長寿牡丹(ビンテージエリアに)

つくば牡丹園は茨城県つくば市にある植物園で 550種のボタンや215種のシャクヤクを植栽しており、世界最大級の牡丹庭園だそうです。
池の眺望が美しい高低差のある敷地には、牡丹と芍薬が6万株も植栽しているとのキャッフレーズに誘われて行って来ました。
牡丹は、交配に10年、ひとつの花が完成するまでに30年かかり、開花の成功率は1000分の1といいます。トリビュートは、約80年前に橋田さんという方が
大学で教鞭をとる傍ら牡丹ブリーダーとして交配していた中の1株だそうです。蕾はオレンジ色(アプリコット)そして開花後はオレンジ色からだんだん変化して
華やかというより爽やかなという表現がぴったりと感じました。このお花の存在は園内巡回中の関浩一園長さんに教えていただきました。
園内には、この他にも新種の牡丹がたくさんあり、その一つひとつに物語があるそうですが名前の由来や物語が知りたくなりそんな講座があったらいいのにと
思ったほどです。名札はほんの一部のみしかついていませんでしたのが少し残念かな。 
園内はツアーバスの花見客も入り大賑わいでした。こちらの農園は草生栽培と呼ばれる農法で除草剤や殺虫剤を使わずに農薬不使用で牡丹と芍薬を育てている
そうです。それも目新しいことでオリジナル堆肥「サラブレッドみほ」や牡丹や芍薬の苗木の鉢を販売していたのですが電車なので買ってこれなかったです。
気温の高い日が続いて例年の開園日より早くに始まりました。シャクヤクが少し咲き始める頃にと合わせてしまったので牡丹の一番の見頃を見逃したかもしれません。
それに朝一番の開苑と同時に入って見れなかったのも反省ですが牡丹と芍薬が同時に鑑賞できる花園は素晴らしかったです。

日和得て牡丹の苑も煌めけり

姫路の寺 書写山圓教寺と一乗寺に参って

2023-04-26 09:07:07 | 日記

第27番札所 圓教寺

ロープウェー下での出開帳



ロープウェーはいま調整中です

第26番札所 一乗寺

本堂







一乗寺では心にしみるお言葉が書かれていました。

姫路城

西国霊場の最西端にあり西の比叡山と呼ばれてい大寺院書写山圓教寺にお参りしてきました。
標高371mの書写山山上に位置する圓教寺は、966年、性空上人(しょうくうしょうにん)によって開かれた天台宗の古寺で西国三十三霊場の
第二十七番札所でもあり、ロープウェイを降りればそこは深山幽谷の世界とのこと。
境内には国や県指定の文化財が多く、京都の清水寺に似た「摩尼殿」や重要文化財の「大講堂」「食堂(じきどう)」などは一見の価値ある
そうですが、残念なことに3月中はロプウェイーが点検中で山へ上がることはできませんでした。ロープウェー下での出開帳となり味気なく
お参りを済ませたことが心残りとなりましたがお参りの人は多かったですね。
午後からは日に何本もないバスを待って西国第二十六番法華山一乗寺に向かいました。本尊は聖観音菩薩像です。
天竺の高僧、法道仙人が、白雉元年(650年)に開山したと伝わる天台宗の寺。床が張られ、縁が巡らされた塔としては日本最古といわれる
三重塔や、聖徳太子及天台高僧像十幅が国宝に指定されているそうですがこちらは事前予約が必要でした。
こちらはお参りに来ている人はまばらで帰りのバスも長いこと待って姫路駅に帰ってきました。
夕方は日本で初めて世界遺産に登録された姫路城を姫路城に向き合って建っているイーグレひめじの屋上からながめました。夕日を待てずに
宿泊地の京都に戻りました。今日も西国の2ケ寺のお参りを済ませたことになります。
ブログアップが前後しましたが京都、奈良、姫路の旅の続きで3泊4日で西国の6ケ寺のお参りが出来ました。。

西国の山降り来まし出開帳

赤城自然園のシャクナゲ園

2023-04-25 08:54:41 | 日記






















石楠花はツツジ属のうち常緑で厚い葉をつけ、子房や葉に腺状鱗片のないものがこれに入りますが、日本列島にはキバナシャクナゲ、ハクサンシャクナゲの北方系二種と
ツクシシャクナゲ、ヤクシマシャクナゲ、アズマシャクナゲ、エンシュウシャクナゲの南方系四種の六種のシャクナゲが分布しています。
シャクナゲの原種が19世紀中期、プラントハンターによって中国から西欧にもたらされ、その花の美しさと豪華さで当時の人々を驚嘆させ、数多くの交配が行われてきました。
これまで世界各地で5000を超す園芸品種が作出され、西洋では春を彩る花木として庭に欠かせない存在となっているそうです。。
赤、白、黄、ピンクなど変化に富んだ花色と、大きく豪華な花房は、ほかの植物を圧倒する美しさを誇っています。
赤城自然園では出入り口を入ってすぐにも石楠花園が沢山の派手な色の花たちが出迎えてくれました。その下にはもちろん足元の小さな花が所狭しとまるでここにもいるよと
自己主張しているように咲いていました。
その両方を眺めながら池の周りのベンチで一休みしている人も多かったですね。石楠花は満開の木もありこれからゆっくり咲きだす木もあり花の時期が長いです。
赤城自然園ではあちらこちらに休憩所が用意されているので皆それぞれお弁当を広げている様子が見られました。 
勿論私たちも新緑の中で小鳥の声を聴きながら至福の時間を過ごすことが出来ました。鳥の声が聞き分けられたらもっと楽しかったのですが解るのは鶯とシジュウカラかな。

堅香子の花命リレーをここかしこ

春に咲く足元の花 赤城自然園

2023-04-22 05:14:31 | 日記

キバナカタクリ

ヤマブキソウ 

ヤブイチゲ

オオバナノエンレイソウ

イカリソウ

イカリソウ

ヤマシャクヤク

ヤマシャクヤク

キジムシロ

ツバメオモト

クマガイソウ

デージー

ムスカリ

ラショウモンカズラ

カキドオシ

厳しい冬に耐えた草花がいっせいに花を咲かせる姿はまぶしいものがあります。
それぞれの花が自分たちの命を次につなぐために、花が咲き虫を呼び実をつけるために一生懸命咲いている姿を
楽しませてもらっているのが私達ですから。赤城自然園の花には名札がついていません。自分で調べて覚えるのが
花好きになる心得かもしれません。園内には2人のスタッフが巡回されておられるので出会えれば尋ねることが出来
色々教えていただきました。高山植物はその地になれて花を咲かせるまでには何年もかかるそうです。
どうりで一昨年日光で買ってきたクリンソウが翌年は花がつかないので質問したらその様に教えていただいたわけです。
帰りに¥330で園内の花ごよみを入手して勉強しました。
次回行くときにはこれを持って出かけると楽しさが倍増します。園内で小学生がこの本を片手に歩いているのを見かけ
ましたのでやはりこれは必須でしょう。自宅に戻ってから「NHKのらんまん」に出てくる花のチェックにも使っています。

あちこちで足止め食らう山吹草

シラネアオイ咲く赤城自然園

2023-04-20 09:08:47 | 日記




















「白根葵(しらねあおい)」は、日本の山野草を代表する花で、春先に桃色から薄紫の大きな花を咲かせます。
北海道~本州(中部、北部)の山地~亜高山の草地や明るい林内に生え地球上では日本列島だけにしか見れない
らしいです。
和名の由来は、日光の白根山に多く自生することからつけられ、その花の形状がタチアオイに似て湿った場所が
好きだいわれています
日光白根山に行った時に初めて出会った清楚な花、シラネアオイに魅せられてから数年が過ぎました。
今年はシラネアオイが2000株以上植栽されているというこちらの記事を見て開花を心待ちにしていました。
赤城自然園では毎日のスタッフブログで4月6日には咲き始めた様子がのり、また11日にも紹介されました。
一日中雨だった15日(土曜日)の翌日の16日(日曜日)に行って来ました。気温が高い日が続いていることや
昨日の雨で殆ど満開に近いように見えました。さすが2000株と紹介しているだけありあちらこちらに分散されて
植えられていました。その日は日差しが強くて風もあり花びらがしおれかかっていたのが少し残念。
日光白根山の花より花びらが大きいのにもびっくりしてしまいました。
例年より2週間は早く咲き初め若干ピークは過ぎているように見えたのですが枯れ花もなく沢山の花に会えて嬉しかった
です。はじめて訪ねた赤城自然園のシラネアオイの花畑は毎年欠かさずに訪ねたい魅力満載の場所となりました。

揺れ揺れる白根葵のオーラ受け