
ドブロヴニクの守護聖人聖ブラホ

城壁に上がってみる

ロクルム島がすぐ近くに

別の方角から

船のチケット買う

昔の修道院

カヌー大会かな

いたいた ヌーディスト 今日は少ないとのこと

ホテルのプライベートビーチ

1時間で帰ってきた船着き場
ドブロヴニクの二日目の午前中は自由時間です。まず最初に1317年出来た古いマラゴラーチャ薬局を訪ねました。フランシスコ修道院の修道士たちが薬草を原料としたオリジナルのクリームや化粧水、お茶などをつくって自家用としていましたが、それを21世紀になってコスメとして此処だけで販売されるようになったそうです。レシピは門外不出。オール天然素材が売り物とのこと。5年前のブルガリア旅行で買ったローズウォターが良かったのでポリフェノール含有量が高く抗酸化力があるとの効能書きにつられてお目当てのローズマリーウォターを3本255クーナで買いました。此処はいつも大人気で並ぶのを覚悟してくださいとガイドさんから聞いていたので朝一番に出掛けてラッキーでした。
買い物を終えた後、城壁に上がって市街を見ることにしました。城壁への入り口は3カ所。一方通行となっています。旧港に近いプロチェ門の近くの入り口から入りました。所々に見晴らし台がありUP DOWNがあるので回るのも簡単ではありません。随所で写真を撮りながら絶景を楽しみました。野菜を育てている裏庭や部屋でお茶を飲んでいる人たち、吊された洗濯物等、観光の為とはいえプライバシーもあった物ではありません。住んでいる住民はどんな気持ちでいるのだろうと気になりました。一周すると1時間以上はかかるので全体の三分の一を回った所で降りました。1991年の内戦当時2000発もの砲弾を浴びた傷跡はそれほど目立ちませんでした。
午前10時からは港に出てクルーズすることにしました。海から市街を見るとまた違った見方ができます。小さな船は私達の貸し切りで現地ガイドのスプラヴトさんが案内役です。沖合600メートルに浮かぶロクルム島は海抜96メートルの島でハプスブルグ家のオーストリア大公マクシミリアンが別荘として所有していたところです。この島にはオーストリア皇后エリーザベト(愛称シシイ)も、またシンプソン夫人と結婚しイギリスの王位を捨てたウインザー公も夫妻でここを訪れていたと聞きました。古い修道院もありガイドさんの先祖のお墓も此処にあるそうです。砂地の少ない岩場のこの島の一部はヌーディストビーチとなっています。写真にもありますように裸で甲羅干しをしている人たちを何人か見かけました。ユーゴスラビア時代にはもっと多くのヌーディスト達がこの島を訪れたそうですが今は数が少なくなったそうです。
1時間の船の旅はこうして終わり昼食後はモンテネグロに向かいました。
シシイは何処ロクルム島の炎天下