和子の記録 フォト&俳句

長い間ネイチャーフォトを楽しんで来ましたが最近これに俳句の趣味が加わりました。まだ不慣れですがブログに載せていきます。

城壁散歩&クルーズ(ドブロヴニク)

2017-07-30 08:00:15 | 日記

ドブロヴニクの守護聖人聖ブラホ

城壁に上がってみる

ロクルム島がすぐ近くに

別の方角から

船のチケット買う

昔の修道院

カヌー大会かな

いたいた ヌーディスト 今日は少ないとのこと

ホテルのプライベートビーチ

1時間で帰ってきた船着き場

ドブロヴニクの二日目の午前中は自由時間です。まず最初に1317年出来た古いマラゴラーチャ薬局を訪ねました。フランシスコ修道院の修道士たちが薬草を原料としたオリジナルのクリームや化粧水、お茶などをつくって自家用としていましたが、それを21世紀になってコスメとして此処だけで販売されるようになったそうです。レシピは門外不出。オール天然素材が売り物とのこと。5年前のブルガリア旅行で買ったローズウォターが良かったのでポリフェノール含有量が高く抗酸化力があるとの効能書きにつられてお目当てのローズマリーウォターを3本255クーナで買いました。此処はいつも大人気で並ぶのを覚悟してくださいとガイドさんから聞いていたので朝一番に出掛けてラッキーでした。

買い物を終えた後、城壁に上がって市街を見ることにしました。城壁への入り口は3カ所。一方通行となっています。旧港に近いプロチェ門の近くの入り口から入りました。所々に見晴らし台がありUP DOWNがあるので回るのも簡単ではありません。随所で写真を撮りながら絶景を楽しみました。野菜を育てている裏庭や部屋でお茶を飲んでいる人たち、吊された洗濯物等、観光の為とはいえプライバシーもあった物ではありません。住んでいる住民はどんな気持ちでいるのだろうと気になりました。一周すると1時間以上はかかるので全体の三分の一を回った所で降りました。1991年の内戦当時2000発もの砲弾を浴びた傷跡はそれほど目立ちませんでした。

午前10時からは港に出てクルーズすることにしました。海から市街を見るとまた違った見方ができます。小さな船は私達の貸し切りで現地ガイドのスプラヴトさんが案内役です。沖合600メートルに浮かぶロクルム島は海抜96メートルの島でハプスブルグ家のオーストリア大公マクシミリアンが別荘として所有していたところです。この島にはオーストリア皇后エリーザベト(愛称シシイ)も、またシンプソン夫人と結婚しイギリスの王位を捨てたウインザー公も夫妻でここを訪れていたと聞きました。古い修道院もありガイドさんの先祖のお墓も此処にあるそうです。砂地の少ない岩場のこの島の一部はヌーディストビーチとなっています。写真にもありますように裸で甲羅干しをしている人たちを何人か見かけました。ユーゴスラビア時代にはもっと多くのヌーディスト達がこの島を訪れたそうですが今は数が少なくなったそうです。
1時間の船の旅はこうして終わり昼食後はモンテネグロに向かいました。

シシイは何処ロクルム島の炎天下

Nコン 高等学校東京都予選に行って

2017-07-27 08:50:04 | 日記










夏のこの時期には毎年NHK全国学校音楽コンクールがあります。東京都の高校では府中の森芸術劇場で東京都予選が開催されましたが、孫娘も出場するというので娘家族と一緒にそれを見に行きました。
学校の数が多い東京では選抜するのも大変で高校76校が3日間に分けて予選で戦いました。中学校や小学校を合わせると10日間かかります。
孫娘が通う高校の合唱部も昨日26日に出場して孫は課題曲と自由曲の伴奏を務めました。
予選会は朝午前10時50分から始まり途中2度の休憩時間を挟み全部の出場校が歌い終わったのが夕方5時近かったです。
今年の課題曲”君が君に歌う歌”と自由曲の2曲は5人の審査員により採点されます。別室で審査が行われている間に舞台が解放され全員の生徒が壇上に上がりもう一度今回の課題曲と昨年の課題曲等を高らかに大合唱しました。よく見ると今年の課題曲の”君が君に歌う歌”の伴奏を務めていたのは孫娘でした。お陰で2度も孫のピアノを聴くことが出来ました。
孫の学校は今回は銀賞を頂きました。残念ながら本選には出ることはできませんでしたが、金賞を取った学校は東京都の本選更に関東甲信越ブロックの大会を経て10月の全国コンクールへと長い戦いが続きます。
ちなみに今年の課題曲の作詞者はマルチタレントのリリー・フランキー。作曲は映画音楽やアニメ作品で活躍の大島ミチルです。
朝早くから遠くまで出掛けて疲れましたが若人の素晴らしい歌声を聞いてエネルギーを貰いました。


皆々の心一つや百合薫る

アドリア海の真珠 ドブロヴニク

2017-07-23 08:00:06 | 日記

遠くに見える島はロクルム島 美しいビーチのあるリゾートアイランド

旧港



アドリア海と旧市街

十字架の横を回ると眺めがよい

登ってきたロープウェーを上から見て

この下の写真4枚は下山のロープウェーの中から撮影しました






クロアチア旅行のハイライトは何と言ってもドブロヴニクです。重厚な城壁に囲まれた中にオレンジ色で統一された屋根が並ぶ旧市街はどこから眺めても写真を撮りたくなる風景でした。アドリア海の真珠と言われる所以です。旧市街を見学後、ロープウェイに乗り街を一望できるスルジ山へ登りました。多くの観光客で賑わうドブロヴニクですが過去には何度も大きな被害を受けました。1667年の大地震ではスポンザ宮殿だけを残してプラツア通り沿いのすべての建物が瓦礫と化したそうです。1991年のユーゴスラヴィァ連邦軍による攻撃による被害も大きく、この街は危機的世界遺産に登録されました。スルジ山へのロープウェーも破壊され山頂にあるナポレオンが贈ったとされる白い十字架も壊され現在あるのは独立戦争後に建て直されたものだそうです。下山は歩き下山組とロープウェー下山組に分かれました。私は足の悪い夫に付き合ってロープウェーで下山しましたが歩いて下山した7人のグループは足場の悪い砂利道や藪に覆わて景色がよく見えない道、その上ロバのふんや蛇の出没等もあり大変だったそうです。明日は早朝から城壁をぐるっと歩き遊覧船にも乗ります。

眩しきは夫の世代のサングラス

トロギールからいよいよドブロヴニク旧市街へ

2017-07-19 08:07:33 | 日記

トロギールの朝の風景

ドブロユートロ(お早うございます)とクロアチア語で毎朝挨拶を交わすドライバーのマリオさんのバスは快適

緑豊かな肥沃な土地なので果物が美味しい

道路沿いで駐めたフルーツを売る店

1991年旧ユーゴスラビア連邦による戦禍

戦禍のパネル

プラッツァ通り 右はレスタ宮殿

聖母被昇天大聖堂  イタリアの画家ティツィアーノが描いた「聖母被昇天」が飾られている

スポンサ宮殿の鐘楼 此処の宮殿は貴重な古文書を保管する古文書館になっている

オノフリオの噴水は1438年に造られ今でもその水で顔や手を洗ったり呑んでる人も見かけました

フランシスコ修道院入り口にあるピエタの彫像  1391年に開業したヨーロッパで三番目に古い薬局もこの中にあります

5日目、昨晩泊まったトロギールの街を後にしてドブロヴニクまでの245キロメートルの旅は緑豊かな景色が続くドライブでした。道路沿いには地元産の果物を売る小さな売店が何軒かありました。そのうちの一軒に駐車してお土産に干しイチジクやナッツ類、蜂蜜などを買いました。添乗員さんが買った青いイチジクを味見しましたが青いのにもう完熟していて美味しかったです。途中ネウムの街でトイレ休憩をして、此処は物価が安いと有名なので隣にある小さなスーパーに入り探していた胡椒入りのクッキーも見つかりユーローでも支払いが出来ました。ネウムの街はクロアチア人が多く住む街ですがボスニアヘルツェゴビナ領の飛び地となっていて、クロアチア領ではありません。クロアチアは此処で分断されています。こんなところにもバルカン諸国が置かれた複雑な状況をかいま見ることが出来ました.それから昼食レストランのある海辺の街ストンへ向かいました。ストンの街はカキ養殖の主要生産地だそうで昼食は少しお腹を心配しながら生牡蠣とムール貝をを食べました。レモンをたっぷり絞って食べた新鮮な牡蠣は甘くて絶品でした。見学の時間はありませんでしたが中世の頃から同じ製法で作られる塩も名産の一つとして売られていました。

またバスに乗り2時半過ぎに予定どおり今回の旅行のハイライトドブロヴニクへ到着、現地ガイド中年の男性スプラヴトさんの出迎えを受けました。今日と明日の午前中お世話になります。
ピレ門から旧市街に入り1991年の戦禍を残しているパネルがある路地へ案内されてから1時間をかけて市街地を見学しました。
その後スルジ山にロープウェイで登りドブロヴニクの街並みを山頂から眺めました.素晴らしい景色は次回お届けします。

旧市街歩幅小さく青胡桃

オニバスの花が咲きました 水元公園(東京)

2017-07-15 08:00:01 | 日記

オニバス





雲南の四季咲き萩

バラの変わり品種で花の真ん中から芯がたち小さめのバラがその上にもう一輪咲くそうです

これもネモフィラ

シャクナゲが見頃

クロアチア連載中ですが一昨日水元公園でオニバスが咲いているとの情報を得て訪ねました。
オニバスはスイレン科の一年草の水生植物で絶滅危惧種にもなっています。巨大な葉は1メートルから2メートル位になる物まであるそうですが花は自分の葉っぱを破って出てきます。水元公園では2カ所の広い池で見ることが出来ますが柵がしてあり朝の9時から午後は2時30分までと時間制になっています。都内では唯一の自生地で9月10日まで一般開放しています。アサザもそのとなりの池で咲き始めましたが8月に入ってからが良さそうです。今年は雨が少なく花が遅れていると例年見に来ている人から教わりました。
オニバス以外の写真は同じ水元公園で5月に撮影した萩の花などです。

鬼蓮の毅然とするや風なびく